普段使わない時計をオークションに出してみました。

 

もう4年くらいになるのだろうか、腕時計が好きになって、ネットを検索しては気になった時計を小遣い許す限り買って、気が付いたら30本を超えていて・・。
孫が言うとおり腕は一本しかなく、長く使わない時計もあって、これでは時計もかわいそう、使ってくれる人がいるならということで、今回は使用頻度の低い3本を選んでヤフーオークションに出品してみました。
ま、資産価値のあるような代物はないのですが、少し色気も出してクォーツのグランドセイコーも出しています。
ダイバーの2点は、ブログにも書いていますが、僕の腕には少し大きくて、つい他の時計を使ってしまうことになって普段の使用率が低いのです。いい時計なのに、置いておくだけではもったいない、時計に申し訳ないという思いもあってのことです。

このブログを読んで戴いている方に買っていただければ最高なのですが・・。

出品は、
● GS SBGX063
● Steinhart Ocean One Black
● Seiko SRP789 TURTLE(風防をサファイヤクリスタルに変えたMOD品)
の3点です。

興味のある方はぜひ覗いて見てください。

GS SBGX063

wp_GSオマケの革バンドはセイコー製のGS美錠付き、本物のワニ皮です。

オークションのページ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c667498211

ブログの記事はありません。

Steinhart Ocean One Black

wp_oceanone

オークションのページ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c666811784

この時計のブログのページ

Seiko SRP789 TURTLE

wp_turtle

オークションのページ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s594979375

この時計のブログのページ

このSeiko SRP789 TURTLEは、モディファイ品です。
僕は時計をいじるのが好きだし、この辺以下の価格帯の時計のパーツを少し高級なものに変えたら時計の価値も変わると心から思っているのですが、他の人にはどう映るのか分からないところがあって、もし、この時計が防水機能が失われている(であろう)にも関わらず、目論見どおり買ってくれる人がいたら、僕の価値観もチョット正当性を持つのではないかと・・。
実験的な意味もあります。

結果の如何に関わらず、また報告を兼ねてブログを書きたいと思っています。

p.s.

それにしても、暑いね。猛暑?烈暑?激暑? なんていうんか知らんけど、殺人的ではあります。
昨日、僕の事務所も、巨大な積乱雲の真下になって、強烈な雨・風、そして空気を裂くように鳴り続ける雷で、人生で初めて気象変化で怖い思いをしました。ほんの1時間くらいのものでこれですから、先日の豪雨災害を被られた方々の恐怖は大変なものだと思う次第です。
西日本豪雨の被災者の方々、ボランティアの皆さん、ご不自由もありましょうが、何卒水分補給、日影での休憩などに気を配って、体をこわさないよう、心からお祈っています。がんばってください!

真夏のストラップ

いやー、惜しかったね。サッカー日本代表。ベルギーがさすがの実力なのかもしれないけど、午前4時過ぎには8強をほとんど確信的に期待させてくれた戦いぶりに感激です。頑張ったね!ありがとう!
でも、結局3時間ほどしか寝ていない僕は少々寝不足気味で、しんどいけどね。

さて、しばらくサボっていた腕時計の話です。
ここ一週間ほどで急に真夏がやってきたようで、「暑い」というより「酷暑」の毎日です。今日7月3日ですが、きっと明日くらいには一斉にセミが鳴き出すのではないかと思っています。去年は7月10日でした。
子供の頃から大好きだったうるさくセミの鳴く夏です。
深く青い空に白い入道雲の白、強烈な日差しに海の群青、山を覆う木々の深緑、そして木漏れ日の地面にくっきりとした影の黒。
強いコントラストに溢れる夏の色彩が、ワクワクと夏休みを待った子供の頃の高揚感を今でも蘇らせてくれて、心だけでも若返った気持ちになります。(実際には体は昨今の夏の暑さに悲鳴をあげますが・・・)

余談ですが、僕は夏の海岸線の道路を、エアコンつけずに窓を全開で潮の香りを感じながら車を走らせるのが大好きです。
汗と潮風でベトっとする肌を窓から入る風で乾かすのが大好きなのです。同乗者は嫌がりますけどね・・・。《・・長々とゆうてんと、そろそろ本題やで・・》
そんな気持ちになるので、この時期は室内に閉じこもらず、海山へ遊びに行きたくなります。
暑い夏に海山へ出かける!となると、手元の腕時計も衣替え!しなければなりません。

腕時計の衣替え

夏、暑い、汗をかく、水に触れることが多い・・ということになりますので、
当然腕時計は水に濡れても気にすることなく、遊び心を盛り上げてくれるような衣替えをしたいと思うものです。
梅雨に入ってからはじめじめ湿気も多いので革バンドよりは金属ブレスの方がいいかなと思い、写真のSKX009(ベゼル:コインエッジ、インサート:セラミック、風防:ダブルドームサファイヤです)にタイコノートのブレスを常用しています。

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急な豪雨や、なんと予想だにしていなかった大きな地震までありましたので、水に強く、ちょっとタフそうなこの時計は役に立ってくれました。《何の役に立ったんかようわからんけど・・》
これからの本格的な夏にも活躍してくれると思います。
仕事の時は、革バンドのセイコーファイブSNK803。この革バンドについては後述します。

この2点に加えて、手元の夏によく使う腕時計を衣替えしてみました。

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ステンレスベルト? NATOストラップ?

夏はやっぱり水対策の金属ブレスと、遊び心のNATOストラップかな。ということで6点の衣替えです。
まずは定番ドレスウォッチ。最近のニューカマー・セイコーファイブSNKL15(右)に金属メッシュベルト、セイコーメカニカルSARB035(左)にネイビー/白のNATOストラップ。実はこの組み合わせのSARB035は数年前から大好きな組み合わせです。

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次ぎにクラシックタイプのドレス。スーツ姿に大人のバーが似合うセイコーメカニカルSARB065(右)をベージュ/ネイビーのNATOストラップでカジュアルに!これがなんと期待はずれに似合うのです。
そしてグレーダイヤルのオリエントバンビーノSER2400KA0(左)には薄いグレーのNATOストラップ。これは仕事でも使えます。

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少し気分を変えたい時にミリタリースタイル。ハミルトンカーキフィールド38mmにカーキのNATOストラップ。ジーンズでフィールドに出る時には実によく似合います。最後は大好きなセイコーファイブSNK8xxシリーズの黒ダイヤルSNK809にエンジニアタイプの金属ブレス。これは夏だからということでもなく、雨ニモマケズ風ニモマケズ、タフによく働いてくれます。

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以上、これで今年の夏は仕事も遊びも万全かな?

NATOタイプのストラップで思うこと

正直、腕元がかさばるので長袖を着る冬の間はほとんど使いません。でも、夏になって薄着で身軽に遊びに出るような時にはピッタリだと思うのです。安くていろんな色を持てるし、軽いし、装着感もいいし、付け替えも楽だし、仮に汚しても洗濯できるし。なにより遊び心をくすぐってくれるし。普段使っている時計がこんなに表情を変えるのは驚きでもあるし、ほんとに素晴らしいアイテムだと思います。ただし、半袖の腕でも堅苦しい仕事には不向きかな?

金属ブレスに思うこと

冒頭で紹介したSKX009にタイコノートの無垢のステンレスベルト。たしかにSKX標準の巻き板ステンレスベルトより高級感があるしかっこいいんだけれど、重い。とても重い。計ると166gあります。
上の写真にあるSNK809に巻き板のエンジニアタイプブレスの組み合わせは93g
オリエントバンビーノにNATOストラップの組み合わせは64g
ね、どれほど重いか分かりますよね。
市販されている高級な無垢ステンレスブレスのダイバーウォッチは170g前後が普通なので、この重みこそ高級感と言う人もいますが、筋骨隆々の若者ならいざしらず、骨張った細腕の華奢な体型には、腕を動かしたり、自転車やバイクにでも乗ろうものなら手首をハンマーでたたかれているようなものです。
腕を鍛えようとしている人は別にして普通の人の腕の健康の為にはもう少し軽い方がいいかな。と思えば、ダイバーにウレタンバンドやNATOストラップは実に賢明な選択かもしれません。

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ステンレスバンドの重さ

参考までに、ステンレスバンドの重さの比較です。左2点は手首17cmに合わせてあります。
(左)タイコノートの20mm無垢ステンレス/(中)SKX009標準の22mm巻き板式ステンレス。/(右)手元にある中で一番軽いチープカシオ。
無垢のステンレスなら、ベルトだけでチープカシオ全体の倍もあるんですね!

最後に夏に不向きな革バンドのこと

水に弱い、暑苦しい、汗をかくと臭くなる・・などなど、夏には敬遠されがちな革バンドですが、最近の革バンドにはほとんど耐水加工(WATER RESISTANTの表示がある)が施されていますから、水に弱いとは言えないし、清潔に固絞りで水拭きしてやるとか手入れさえしてやれば臭くもならないし、本当は気にすることはないのですが、逆に少し気になるから(布拭き程度でも)手入れをすることで清潔を保つことができるとも言えます。
むしろ、手入れをせず使いっぱなしで夏を過ごしたステンレスブレスの方が、パーツの継ぎ目や本体との接合部に汗や脂やホコリがこびりついて気づかぬ間に酷く不潔な状態になってしまうものです。ブラッシングしながら水洗いとか、あれば超音波洗浄機での洗浄とかが必須ですが、そんなメンテ、している人の方が少ないのではないかと思います。

冒頭で後述すると言ったSNK803に付けているバンドはハドリーローマMS-784(オイルタンレザー・ブラウン)は、耐水加工よりも強力な防水加工(WATER PROOF)が施されています。少しの水没なら水から引き上げた状態で水をはじいて何の影響もありません。

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水深20cm水没20分後の様子
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ティッシュで軽く水気を取り、10分後

数分以上水没しても多少の水を吸いますが、10分もすれば元の状態になります。長期間使い込めば防水性能も劣化するとは想像できますが、夏でも革バンドを外せない方には最適の革バンドです。
こんな革バンドもあるのです。

HRwb

wp_水濡00

またまた余談です。水没写真のSNK803。ケースをグロスに磨いたり、風防を変えたり、時分針を変えたり、風防を外したり付けたり、そのたびにケースを開けたり閉めたり、いじりまくっているのですが、この程度の水没にはビクともしません。元の製品性能は3気圧防水(日常生活防水)です。「防水」を謳う性能で、3気圧と言えば雨粒や洗面時の水はねくらいには耐える程度と言われる最下位の性能。たよりないものですが、2〜30cmの水深なら数十分水没しても大丈夫。基本設計がいいのでしょうね。海外製とは言えさすがセイコーだと思います。

さ、理屈っぽいことはおいといて、ストラップで夏を楽しく過ごしたいですね!

p.s.
事務所のベランダでピーヒョロピーピー聞き慣れない鳥の声がするので覗いてみると・・こんな鳥が・・

wp_イソヒヨドリ

調べるとイソヒヨドリです。名の通り本来海辺に生息する鳥の様です。
事務所は大阪の東の端、海までは20kmの生駒山の麓なのになんでこんなところにいるんやろうね。
ま、わからんけど、磯の便りをここまで持ってきてくれたんかね?
あ〜海行きたい。とはいえ、釣りも、サーフィンも、ヨットも海の遊びはな〜んにも出来ないくせに、
海、行きたいんやね。

 

 

セイコー5 SNKL15、風防交換でさらにランクアップ!

第三章 D.I.Y セイコー5に高級時計定番のサファイヤクリスタルを投入!

楽しみ方 =第三章= は、風防交換。

この時計の良さ・個性を保ったままランクアップするのはここが最終段階かな?
標準のミネラルクリスタル(ハードレックス)の風防を、腕時計高級品には欠かせないサファイヤクリスタルの風防に交換してみます。
(交換方法は過去のブログにありますので参考にして下さい。)

IMGP4913サファイヤクリスタルは”CRYSTALTIMEShttps://crystaltimes.net/ から買った
品番:CT063LD $34.95
低めのダブルドーム、ARコーティング、グリーン着色のサファイヤクリスタルです。
直径:30mm、
厚さ:1.8mm〜0.8mmのドーム状、
エッジ 1mm。

 

交換前と、交換後の比較

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n_IMGP4963

同じような角度で撮っています。上が交換前、下が交換後。
フラットな交換前と、ドーム状の交換後では光の反射が違うのがわかります。全体に反射する交換前に対して交換後の反射光は収束しています。また、此の角度では特によく分かりますが交換後の方が透明感がキリッとメリハリのあるものになっていますね。

普通に見るとそんなに変わらない?

この角度ではどうかな?

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正直、交換前と違いは分かりません。
クリスタルを替えたからと言って、時計自体がひっくり返るほど変貌するわけではないので、こんなものかな?
でも、人間が感じる「雰囲気」っていうのは不思議なものです。
目はそのままの実像を細部まで多くの情報としてとらえますが、人間の脳は、得た多くの情報にふるいをかけて再解釈して「見た目」として理解します。ふるい落とされた情報は「見た目」には反映されていません。
では、ふるい落とされた情報は? 決して消えるものではなく潜在的に「見た目」を補足して「雰囲気」として感じさせるものだと思います。

例えば、素材が悪く雑な造りのものにいくらキレイに見せる装飾をしても、評価としての雰囲気はマイナスに感じるし、
なんの飾りもなくても素材が良くフィニッシュの効いた造りのものなら、評価としての雰囲気はプラス方向を向きます。
低級品と高級品の違いもそんなところにあると思います。

セイコー5はちょうどこの中間(よりチョット下?)にあると思っています。
上へ行こうか下へ行こうか・・たよりなく漂っている状態。そこにバンドでも風防でも、少しでも素材が良く細部までフィニッシュの効いた良い造りのものに替えてやれば、たとえ「見た目」に変わりはなくても、感じる雰囲気は上へ向くしかないですよね。
風防の交換で雰囲気は明らかに向上します。

買ったそのままの状態で使うのも良し・・・ですが、手入れを怠るとすぐに下に行ってしまうのかもしれないので注意が必要です。
下の写真

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SNKL15のベゼルです。ハイライト部分は普段の豊かな光量の中では右の様に見えます。問題ありませんね。
でも、光を変えて詳しく見ると左のようにも見えます。ムラや粗さが少なからず確認出来ます。鏡面にキレがありません。これがSNKL15のケースの実態です。さほど丁寧に磨き上げられていないということです。
「見た目」の状態では、こんな些細なムラの情報はふるいにかけられます。しかし潜在意識下の情報としては持っているので繊細な人はマイナスの「雰囲気」として感じてしまうでしょう。SEIKO-5が決して「高級品と匹敵する」にはならない由縁かもしれません。
ただ、SNKL15の場合、キレイに手入れさえしてやれば、このようなマイナスの情報が「雰囲気」の中に顕在化することは無いくらいのレベルで作り込まれていると感じます。普段手入れさえしてやれば問題はないことです。

“理屈っぽいのう!何ゆうてるかわからへん。要は何が言いたいんや?”
見た目にさほど大きな違いはないけど、ワンランク上の雰囲気は身に纏ったということ。オーラみたいなもんかな? ビデオで確認してね!

細かいことはさておき、結果は上々

さて、上へ行こうか下へ行こうかたよりなく迷っているSNKL15に、背中を押すように高級なサファイヤクリスタルの風防と、上質な革バンドが加わりました。
サファイヤクリスタルのキレのある透明感と、ほのかなグリーン、また反射光を和らげ側面からでもクリアに視認性を高めるダブルドームの形状を持つ風防は、SNKL15の雰囲気を格段にプラス方向に引き上げていると感じます。上々です。

側面からの視認性

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直接の反射光が無い限りキレキレのメリハリの効いた透明感です。

ドームの穏やかな表情

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高さ1mmのドームですが、わずかな曲面が和らいだ雰囲気を醸します。

表情を華やげるほのかなグリーン

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白色のLEDの照明はほんのりグリーンに反射します。

機械式腕時計としては極めて安い7,000円強で買った時計ですが、バンド(約6,000円)、風防(約4,000円)の費用を合わせると、結局17,000円くらいの価値になります。
結果的に僕が今感じている雰囲気的な価値で言えば、30,000円クラスあるいはそれ以上。
100,000円以上の時計と比べても、実際に並べてよく見なければ、雰囲気的には変わるものはありませんし、僕としては丁度いいサイズ感で好ましく思えます。

2段階のランクアップで・・

買ったまま手入れしながらキレイに使う ➡ バンドを替えてランクアップ ➡ 風防まで替えてさらにランクアップ。
ランクアップと書いていますが、実際、段階毎にランクアップを実感できます。
三年くらいかけて、ゆっくりこのステップを踏めば、堪能できるやろうね!
本来の腕時計の楽しみ方とはちょっと違うかもしれないけど、セイコー5だからこそできる、満足感を段階的に与えてくれる腕時計のもう一つの楽しみ方ではあると思います。

セイコー5 SNKL15、バンドを替えて楽しもう!

第二章 D.I.Y セイコー5は革バンドでカッコよく!

楽しみ方 =第二章= は、チープだと言われるメタルバンドを革バンドに替えます。

セイコー5スポーツ以外のセイコー5は種類を問わず標準のメタルバンドやキャンバスストラップを少し上質な革バンドに替えるだけで圧倒的にカッコ良くなります。
今回は4〜6千円クラスの牛革、型押しのバンド、黒・焦げ茶・茶色を試してみようと思います。

革バンドに交換!

交換方法は、下のビデオの後半にあります。板バネ式のメタルバンドの弓カンは結構外しにくいものもあるのでビデオを参考にして下さい。コツは、細めの鋭いバネ棒はずし工具を持つことと、バネ棒の片側を押し込んだら、弓カンを時計の表方向から裏方向にずらして外すことです。方向を間違えると多分はずれません。慣れれば意外と簡単です。

とりあえず、三本の結果は? こんな感じ。

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オイルタンの黒バンド。オールマイティですね。
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アリゲータ型押しの焦げ茶のバンド。ドレスウォッチの定番やね。
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白スティッチの効いたシャークスキン型押し。色はtan。スポーティー。

革バンドも、内側にクッションを挟んで表と裏を縁で縫い合わせたドレッシーなタイプから、縁を断ち切ったような加工や、縫い目の糸色を変えてスティッチを強調したスポーティーなもの、
また、牛革に鰐やシャーク、トカゲ、蛇などの革に模したエンボスを施したものなど多種類あります。
牛革以外の本物の革は希少なので高価になりますが、牛革のエンボスは見栄えも良く比較的安価なので、2・3本持てば一つの時計でいろいろなシチュエーションを楽しむことができます。

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先回、メタルバンドの調整をして、そのままでも充分使えるドレスウォッチだと評価していたSNKL15。
今回は革バンドに交換、これで一気にワンランク上の上品で上質なドレスウォッチに変身したと僕は思っています。
セイコー5を買ったなら、革の替えバンドを最低でも2本持てばセイコー5はその本来のカッコ良さ、本領を存分に発揮してくれるとあらためて実感しています。

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次は、少しハードルは高くなりますが、風防をサファイヤクリスタルに変更します。
標準のミネラルクリスタル(ハードレックス)でも充分なのですが、浅い角度でのボーっとした反射などが、メリハリの効いたスカッとクリアな見栄えになるはずです。
ただのセイコーファイブかぁ・・」とは言わせないレベルにできるかな?

今回のバンドは
HADLEY ROMA / MS-784 Black 18mm
オイルタンレザーの非常に腕に馴染みやすいお薦めの革バンド。
HADLEY ROMA / MS-836 DarkBrown 18mm
ドレスウォッチの定番。アリゲータ型押し・セミグロスのやや光沢ある上品な造りの革バンド。
HADLEY ROMA / MS-906 Tan 18mm
シャークスキン型押し、白スティッチの効いたオシャレな革バンド
どれも、以下で購入できます。ぜひ覗いてみてください。

HRwb

それにしても、大谷君。すごいね。完全無欠、非の打ち所がないとはこういうことか?
僕は、子供の頃、月間の漫画雑誌に連載の野球漫画の発売日が待ち遠しいあのワクワクと期待感に溢れた気持ちで、ネットのニュースと夜のスポーツニュースを楽しみにしています。
いや、今、唯一の楽しみかもしれんね。最近ろくなニュースないもんね。国内も、国際も。
夜のニュースなんか、昼のワイドショーと変わらんくらい、事実よりもなんかようわからん憶測と疑惑と推測コメントばっかり。うんざりやね。殺人や傷害事件から政治、国際ニュースまで、なんか本質忘れたようなズレた違和感があるのは僕だけやろうか?
ほんま、阪神も弱いし。藤波!どおしてんねん?
ま、その中で、大谷君。僕は君に感謝しています。

セイコー5を楽しもう!Enjoy! SEIKO-5 SNKL15K1 コスパ最良のドレスウォッチ

第一章 D.I.Y バンドの長さを調節

楽しみ方 =第一章= はとりあえず、バンドの長さの調整です。
腕に合った長さにするのは当たり前の第一歩ですからね。
バンド調整が分からなくて、通販で安く買えると分かっていてもためらう人が多いのでは?
ビデオでは “SNKL15” の概要と、板バネ式金属バンドの調整方法を紹介しています。
参考にして下さい。

バンドの長さを調整して腕に合わせ使えるようになりました。

さて、”SNKL15”を詳しく見ていきましよう。

サイズは以下の通りです。

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幅38mm、全長45mm、厚さ10.5mm。実にちょうどいい大きさ。周囲170mmの僕の腕にはぴったりのサイズです。

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数あるセイコーファイブの中で上品さに於いては最良ではないかと思う“SNKL15K1”。しかも安い!為替レートの影響もありますが現在で 7,000円強。21石、21600振動のインハウスムーブメント7S26は一秒間を6ビートでなめらかに刻みます。機械式でこの値段は大バーゲンです。

SNKL15 見た目の印象は?

● 文字盤はシルバーのサンバースト、略字部分の外周には縦ストライプのギョーシェが施されています。
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シルバーはほんの少し青みがかったシルバーで、悪く言えばブリキをつや消しに磨いたような感じです。サンバーストに処理されていますが荒いのかムラがあります。色と処理が少し安っぽく見えます。でも、この値段を考えると上出来でしょう。
実際、凝視しなければ10万・20万、いやそれ以上の高級品と比べてもその差を言い当てることができる人はよほどの時計好きに限られると思います。
凝視すれば差は歴然ですが、むしろこのシルバーの色合いを好む人も多くいると思うので無視できる安っぽさかな?とも思います。要するに、とてもよくできているということです。
● その文字盤にシルバーの棒状の略字が貼り付けられています。この略字もフラットな棒ではなく屋根状にカットされていて、周囲の光を上手く反射してくれるので、同じシルバーの文字盤上にあっても良い視認性を確保しています。略字の外周には小さな蓄光のマーカーが付きます。これらも値段から考えると大サービスの設定だと思います。
● はシルバーのドルフィン針。時針・分針には中央に蓄光が施されています。秒針はシルバーの蓄光無し。惜しいのは、違和感を感じるほどではないしにろ3針とも少し短いかな?と感じる点です。あと1mm弱でいいから長ければ完璧だと思います。
● 容姿的に他の時計と明らかに違う点は、クラウン(リューズ)です。一度日付・時刻を合わせてやれば後はリューズなんかいらんやろ!とばかりに小さなリューズがケースに半ば埋め込まれています。
ビッグクラウンがもてはやされているような時代にこのスモールクラウンですが、僕は上品で好ましく思います。
 風防はミネラル・ハードレックス。サファイヤに比べると高級感や硬度で劣るものの、問題はありません。

時計としては?

 ムーブメントは海外セイコーの定番、7S26型です。
三針・デイ/デイトカレンダー付きのベーシックなレイアウト。
秒針停止・手巻きの機能はありません。ゼンマイを巻くには時計をほぼ水平方向に振ってやる必要があります。10回以上振ってやれば後は腕に着けているだけで効率よくゼンマイを巻き上げてくれます。現在、使用しての日差は +15〜+20秒くらい、正確に動いています(公称日差±40秒)。パワーリザーブは約43時間とのこと。
タフさでも定評のあるアジアスタンダードのムーブメントですから機械的には問題ありません。
 ケース裏はスケルトンで、このムーブメントの動きが見えます。セイコーでも底辺の安価で大量生産のムーブメントですからなんの装飾もないものですが、生きているようにビートを刻む小さな機械の動きには愛着がわきます。
 防水は日常生活防水。3気圧。雨の日も、洗面所でも、クルマの洗車でも気を遣うことはありません。(水泳はあかんかな?)要は水しぶき程度。
腕時計として機能的には充分でしょう。

僕が最良と思う点

ケースの形状です。サイズを表示した側面の写真を見れば分かりますが、ラグの先端がほぼケースの底面まで落とし込まれた、実に腕にフィットする形状を持っています。バンドの底面と腕時計の底面が段差無く腕に接するようになっています。
セイコーの時計にはこういう設計が多く、安い時計でも気遣いある設計になっているのは素晴らしいと思っています。
また、ケースの磨き分けも絶妙だと感じます。ラグ上面とサイド下部はヘアラインのつや消し、それに挟まれたエッジ部分とベゼルは鏡面のグロス。有機的な曲面がとてもいい感じです。
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惜しむらくはケースに歪みが多いこと。角の処理にシャープさがなく、若干メリハリを欠くことになっているところ。よく見ないと分からないことですがね。でも、こんな些細なフィニッシュの差が本当の高級感に繋がるということは否めません。
ま、値段を考えると贅沢は言えません。充分です。いや、それ以上かな。

最悪と言われるブレスは?

さて、バンドです。
安いセイコー5の定番。巻き板の板バネ式ブレスレットです。
いつものことですが、安っぽいシャラシャラ音がします。以前からブログで書いていますが、僕はこれが嫌いでした。
過去形やネ。そう、過去形です。
どんな論評を見ても、サイコー5の弱点の様な書き方をされています。チープな板バネで、クラスプも薄くチャッチイ。実際その通りなのかもしれないけど、例えば、外品の3〜5,000円位の金属バンドを買うと、もっと酷いものがたくさんあります。セイコー5に付く金属バンドはそれなりによく出来ていると最近感じます。表面処理や細部のフィニッシュも「これはアカンやろう!」と思うところはないし、腕に着けている限り見た目も無垢ステンレスのバンドと大きく変わるものでもありません。
なにより無垢バンドと比較して、軽く、柔軟なところは、大きく評価していいのではないかと・・最近は思っています。
板バネ式は構造上左右方向に柔軟性があります。これが金属特有の拘束感を和らげているように思うし、重く窮屈な無垢より優れた点ではないのかなと思うのです。
確かに耐久性に関しては劣ると思うし、隙間が多いのでメンテしないと汗や脂が貯まりやすいだろうとかは思いますが、丁寧にキレイに扱ってやればいいだけのことなので。

最後に・・・

とてもいい時計だと思います。一万円以下で、信頼できる機械式で、まとまったキレイなフォルムで。
機械式が欲しいと思っている人、ドレスウォッチを一本は欲しいと思っている人、腕時計コレクションしてみたいと思う人、それに、今から社会に出る人、皆に手にとって見てみる価値のある時計だと思います。
細かいところ一つ一つを取って見ると確かにチープさはあります。でも全体的にはいわゆる「安物感」はありません。
実に普通に感じるのです。普通に見えるというのは本当に大切なことだと思うのです。

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さて、これからの楽しみは・・・

第二章として、革バンドで雰囲気を変えてみる。
ステンレスブレスも革バンドもそれぞれ良い特徴を持っていて、好み次第だと思いますが、革バンドは派手さはないものの時計を明らかに上品にします。また、板バネ式のブレスに疑問を感じる人には革バンドの装着は必須かもしれません。
(チープさを消して?)雰囲気の違うカッコよさを目指してみようと考えています。

で、第三章として、風防を変えようと考えています。
現状のフラットなミネラルクリスタルから、ダブルドームのサファイヤクリスタルに。これで時計自体の雰囲気が一気に上質感を増すと期待しています。

気楽に時計をいじってみようと考えられるのも、7,000円チョットの値段だからこそできること、ではあります。
でも、セイコー5には多くのモディファイ用(修理用ではない)パーツが流通しています。そもそもいくら安くても、素材が良くなければモディファイ用のパーツは流通しないでしょう。よい素材だから、もっと良いように変えてみよう!と思う人が多いわけです。
磨けばより光る素材だと言うことです。

買ってそのまま楽しむのも良し。
気楽に買える値段や、5シリーズの実に豊富な種類からコレクションを楽しむのも良し。
もっとかっこよくしてやろうとモディファイするものも良し。
とにかく楽しめる時計です。

自分好みの時計、作ってみよう。-その3・その後

作ってみた自分好みの時計の後日談です。

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突然止まってしもた!

3月の初旬に完成した時計ですが、順調に動いて2週間ほど経った時、突然止まってしまいました。
原因はわかりません。なんの前触れもなく突然の停止です。
たぶん、ムーブメントをケースにセットする時に、取り付け固定用にフィットするクランプがなく、暫定的にテープや廃品のプラスチックで無理やりケースに収めてしまったことが、どこかに無理をきたすことになったのかな?
寄せ集めのパーツを組み立てて出来上がった時計がうれしくて、暫定的にと言っているのに常時腕に着けて結構乱暴に扱っていたのがいけなかったのかもしれないと反省。
動かないムーブメントを素人なりに分解してみると、3番歯車4番歯車がぐらついていて、特に4番歯車は「ほぞ」が欠けているようで・・。
しかたなく新しい MIYOTA 8205 を買う羽目に。

買い換えMov. これ、ほんまにミヨタかぁ?

壊れたムーブメントは、eBay : ajia544という販売元から “MIYOTA 8205 Movement automatic watch Mechanical miyota 3o’clock” という商品名ででている ¥3,735で買った物。
今回は同じく eBayですが jindia という販売元から、”MIYOTA 8205 Mechanical Automatic Watch Movement “ という商品名ででているもの、値段は ¥1,848 。半額です

半額だけに、文字盤干支足を固定するビスや、新しいケースに取り付ける際の巻き芯などは付いていません。
また、同じ “MIYOTA 8205” となっていますが、ローター部分にはメーカーや型式などの刻印もなく、他のパーツにもなんの刻印もありませんし、明らかに部品の形状やレイアウトが以前のものと異なります。大きさと取り付け用のネジ穴の位置などは同じですが、まったく違うムーブメントです。(形状の違いは後述の写真を見てね)

大丈夫やろか?・・と、文字盤と針を恐る恐る取り付けてみると、なんと、リューズ2段引きで秒針停止しますし、リューズを回せば手巻きが可能です。また、カレンダーの合わせ方も違うようでリューズ1段引きでリューズを回し続けるのでなく、日付が変わるところまで回し、変わったら少し戻し、また少し回すと次に変わります。
本来のMIYOTA 8205とは全く違うようです。

なんか、違うなぁ〜・・と思いながら、ま、ハッキングも効くし、手巻きも出来るし、動けばいいか・・!

腕時計用クランプ届きました!

今回はきちんと、クランプでケーシングします。

やっぱりデリケートな精密機械のことなので、取り付けはきちんと行わねば、といことで、ケーシング用のクランプとスクリューのセットを買いました。
eBay “bestshop996” から “Watch Movement Repair Adapter Securing Screw&Washer for ETA 2824 2836 284”。MIYOTA用でなくETA用ですが、いろんなサイズが入っているので、なんとかなるやろうと買ったものです。値段は ¥981。

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取り付けの詳細は省略しますが、
まず、
文字盤を固定したムーブメントに金属のクッションを嵌め、ムーブメントに穿たれたケーシング用のネジ穴を利用してクランプでクッションを押さえつけ固定します(赤矢印)。クッションは文字盤の縁とクランプで挟まれ固定されます。
次に、
ケースに挿入。クッションに穿たれたケーシング用ネジ穴位置で、ケース内側(裏蓋のスクリュー溝のちょっと下)に刻まれた溝にクランプの端を差し込んで、ねじ止めすればケースに固定されます(黄矢印)。

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実にしっかり固定できました。
この安もんのムーブメントがいったい何者か不明なのが少し気がかりではありますが、なかなかうまく収めることができたと、結構満足な出来ではあります。
こんな感じ。右は以前の壊れたムーブメント。ね、明らかに違うものだとわかります。

クランプでのケーシングて結構ハードル高いよな・・

因みにムーブメントのケーシングですが・・

SEIKO-5 など、低価格帯の製品はプラスチックのクッションを介してケースに収められています。

7s36
SEIKO-5 の 7S36 ムーブメント周囲の黒部分(黄斜線)がプラスチックのクッション

同じセイコーでも、メカニカルラインになるとクランプで固定されています。

6r15
SEIKO SARB035 の 6R15 黄線部分がケース固定用のクランプ

クランプでネジ止めして固定するのはしっかりしていいのですが、素人が「ちょっと風防や針を変えてみよう」とかモディファイしたい場合にはハードルが少し高く感じます。ホントに小さなネジで止めるので取り扱いには注意が必要です。(今回も、ピンセットで少し強く掴んだネジをはじき飛ばしてしもた。2本も。小さなものやから、飛んでいってしもたら見つけるのは至難の業であります。ムーブメントの中に入り込んでしもたりしたらもう、アカンもんね
その点、プラスチックのクッションなら精密工具も過度の集中力もほとんどいらないし気楽に遊べます。
そう考えると、SEIKO-5 を筆頭に1〜2万円クラスの時計は、
買ったままで楽しむ→ベルトを変えて楽しむ→モディファイして楽しむ、
と3段階の楽しみ方をハードル低く提供してくれるので「自分でいじって楽しめる」貴重な存在だと改めて感じます。

さて、正体不明のムーブメント、今ハマっている歩度調整を行いました。

グラフはありませんが、調整前は rate= +25sec/day beat error= 3msでした。
いつものように根気よく調整した結果、このグラフ。いい感じでしょ。

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後はまた、数日着用してみて経過を観察かな?

 

 

 

歩度調整再度挑戦と、絶対やってはいけない自動巻の巻き方。

 

前々回の記事で初めて試したiPhoneアプリのタイムグラファーを使って、最近遅れ気味のSKX007(cal.7S26C)を調整してみます。(尚、現時点での自分なりの理解なので間違いがあればごめんなさい・・)

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Watch Tuner / Timegrapher

iPhoneのアプリ『Watch Tuner / Timegrapher』は、iPhoneに付属のイヤフォンを接続し、音量調節スイッチに付いているマイクで、時計のテンプのチックタック音を拾って精度を計測してくれます。
例えば、柱時計の振り子が左に振れた時をチック、右に振れた時をタックとすると、一分間にチックが30回、タックが30回なら正確に時を刻んでいることになりますね。また、チック→タックとタック→チックの間隔が均等ならいいのですが不均等なら不安定になります。柱時計をチョット傾けて設置した感じやね。
腕時計の振り子は、ヒゲぜんまいで左右に行ったり来たり回転するテンプにあたりますので、テンプの左右回転時のチックタックを読めばその時計の精度がわかるということですね。

タイムグラファーが計測する主な点は二つ。

1. 精度(rate)
今回のSKX007、7s26Cムーブメントは(21600振動/時)なので一秒間に6振動、つまり一秒間にチックが3回、タックが3回ということになります。タイムグラファーは音でこれを計測します。
2. テンプの振り幅の誤差(beat error)
チック→タックとタック→チックの間隔の誤差を計測すると、テンプの回転の左右の振り幅の誤差が計測できることになります。正確な輪であるテンプは静止状態の中心から右への振り幅と左への振り幅が均等であることが望まれます。この誤差をミリ秒で計測します。

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一般的に歩度の調整は、「緩急針(B)」でヒゲぜんまいの長さを調整し精度を決めることと、中心でテンプにつながるヒゲぜんまいの端っこを固定している「ヒゲ持ち(A)」の位置を調整しテンプの左右の振り幅を決めることで行いますので、上記の2点が計測できれば初心者としては十分であります。

解説はボロが出ないうちにこのへんにしておいて、

早速SKX007を計測してみます。

感覚的には一日一分くらい遅れるようになっていたSKX007です。

普通の時計なら、ケース側面や、リューズ、また裏蓋なんかにマイクを押しつけて計測出来るのですが、ダイバーのSKX007はケースも裏蓋も分厚く、リューズもガスケット付きのねじ込み式なので、どこにマイクを当てても音を拾ってくれません。
裏蓋を開けてテンプ付近の適当な場所にマイクをあてて計測します。

結果はこれ、感じていた遅れどおりですね。

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精度は -45.2s/d、振り幅の誤差は 0.9ms、テンプの振り幅は 190度。
精度は自分の生活のペースに合わせて調整しますが、振り幅の誤差は 0.5ms以下、テンプの振り幅は 250度以上がいいようです。

まず「ヒゲ持ち(A)」を動かして誤差を出来るだけ小さくします。動かす方向は分からないので、任意の方向に動かして計測し数値が大きくなったら逆方向に・・というような方法で詰めていきます。
つぎに「緩急針(B)」を、今回の場合は進ませたいので写真左方向(ヒゲゼンマイを短くする方向・ムーブメントの座金に刻まれた+の方向)に動かします。
コレが基本的な手順。理にかなっていますが、実際やってみると手順どおりではいきません。
Aを触ってBを触って、Bを触ってAを触って・・あんまりやっていると時計を壊してしまうのではないかと心配になる素人ではあります。

途中経過がこれ、
右肩上がりにはなりましたが、誤差は余計悪くなったような・・・

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但し、誤差の 1.4ms 、赤字はクオリティ48%。読み切っていないようです。
再びチョット触ってはグラフを確認し、またちょっと触るを何回も繰り返します。
(ホンマしんどい作業です。コツがわかれば一発でいけるんかなぁ〜?)

再び途中経過。
精度は 10.4s/d、いい感じ。でも誤差が詰められていません。なんでやろ?へたやからか?

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で、繰り返しやったけど、もうあかん、ここが妥協点。
精度(+7.6)、誤差(0.2)ともいい感じ。でも振り幅218度は少ないのかもしれませんがこれを触る術を知りません。

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本当は、地球の引力の影響で、ヒゲぜんまい・テンプは影響を受けるので、12時を上に立てた状態や3時を上にした場合、またその反対など幾つかの姿勢で計測して数値を詰めていくのが本筋らしいのですが、素人の僕には多すぎるデータを処理する能力がありません。
とりあえず、今、平置きの状態で詰めた現状で腕にはめて一日様子を見ます。

一日腕に着けて確認すると、改善はされていますが少し遅れています。5秒くらい。
(進めたつもりやのに・・・、これが姿勢差か?)
これは文句なく充分及第点ですが、やはり、遅れるのは少し嫌です。
そこで、気持ち程度進み気味にしようと、再度緩急針を調整。結果がこのグラフ。数秒だけ進みぎみに。(あんまり変わってないけどね・・)

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これでまた一日様子を見ることにします。

さて、今回の歩度調整でわかった注意点。

1. 緩急針・ヒゲ持ちとも動かすのは、ほんのチョット。ほんとほんのチョット。
両針とも結構固く動きにくくしてるので、動かそうと力を入れると思わぬ大きさで動いてしまいます。
動かす幅は何度も言いますがホントほんのチョットなので細心の注意力と集中力で行わなければなりません。
2. 下手に力を入れると緩急針やヒゲ持ちの高さを変えてしまったり、最悪はヒゲゼンマイを毀損してしまうことも考えられます。こうなったら取り返しがつかず最悪なので、道具はそれなりに考えなくてはなりません。以前参考にさせていただいたどなたかのブログの中に、先の尖ったものがいいとあったので、今回バネ棒外しの工具の爪でない棒状の先をヤスリで尖らせて使いました。これでも、上下方向にミスをするとヒゲゼンマイを傷めるので注意が必要ですが、精密ドライバーを使うよりは使いやすいと感じました。いろいろ工夫せんとあかんみたいやね・・・。

次ぎに、今までの時計の扱い方を大反省!

ガンギ車・アンクル・ヒゲゼンマイ・テンプと繋がる脱進機は時計の命とは知ってたけど、こんなデリケートな調整で出来上がっているとは考えてもみんかった。
ホント小さく細く繊細なパーツがほんの十分の数ミリ、百分の数ミリの調整の上で成り立っているんやということを実感した次第です。
そら乱暴に扱ったらあかんわ。時計は。大事に扱わな。

そこで絶対やってはいけない自動巻き時計のゼンマイの巻き方

僕は今まで動いていない自動巻きを動かす時、またデスクワークが多く腕を動かす機会が少ない時、腕時計を手に持って拍手をするような動作や、腕時計を持った手で太ももをたたくような動作で、衝撃でローターを回してゼンマイを巻き上げるというようなことを頻繁に行っていました。実際、こうやると1たたきで1時間くらいは充分に動くだけゼンマイが巻けます。
とんでもないことやね! とんでもない!
絶対やったらあかん動作やったと大反省。
あたえたらアカン”衝撃”でゼンマイ巻いとったんやね。アホやったね。
そんなことやってたら、そら狂うようになるわ、こんな微妙でデリケートな中身やのに。
これからはリューズでの巻き上げができない時計は、腕をやさしく振って巻き上げることにします。

P.S.

それにしても、大谷くん。すごいね! 仮に今がピークやとしても、オープン戦から現在に至る過程を思えば、賢い子やからきっとシーズン終わるまでに2・3回は同じようなピークを迎えるやろね。たのしみやね!

 

 

今年の春は花見に恵まれたいい春でしたね。

 

ちょっと仕事を離れて近所の桜見物です。

きっかけは仕事場の窓から見える電柱にとまった雀。
電柱の上で、ちょんちょんと跳ねていると思ったら、しばらく佇んで桜見物をしているようです。
3月28日、黄砂も少なくとてもいい天気です。
僕の住む石切は生まれた頃から桜の多い坂道だらけの街です。
でもここ数年、街にたくさんの桜スポットがあるのに、春になると花見に奈良や京都に出かけるという、思えば変な行動を取っていたわけで、雀も見惚れる?(僕が子供の頃から好きだった)「山荘」の桜を撮りに出かけました。出かけるといっても事務所から50mほどのところですが。

IMGP4769桜坂

住所表示は東石切町ですが通称「山荘」は近鉄奈良線石切駅のちょうど西側で大阪平野を見渡せる地域です。夜景が絶品のこの地域、僕の子供の頃は、まだ大阪市内の大店の主人の本宅や別邸の並ぶ地域で木々に囲まれた大きなお屋敷がたくさんありました。そんなお屋敷街の中心を東西に区切る道、写真の桜坂があります。

IMGP4766桜坂

春になると、西に大阪平野、東に生駒山を背景に見事な桜のトンネルができあがります。
かつてあった二百坪三百坪の豪邸も時の流れで一軒一軒なくなってゆき、今ではその跡地にマンションや建売が軒をならべています。そのひとつひとつの解体・建設工事のたびに行き交うダンプやトラックの通行のため枝ははらわれ、幹は切られ、一時は桜トンネルも消滅したかに思われたのですが、この十年くらいでしょうか、工事も落ち着き、桜も枝を伸ばし昔ほどではないにしても綺麗な桜トンネルが再生しています。
ヒヨドリも昔のようにやって来ています。

IMGP4763ヒヨドリ>ツグミ?

僕の子供の頃からあるのだから樹齢はゆうに60年を超えている老木でも新しい枝を伸ばし綺麗な花を咲かせます。

IMGP4759古木

古い幹にさく数輪の桜。空を埋め尽くす満開の枝々より、古木の幹にそっと控えめにでも生き生きと咲く数輪がぼくは好きです。

IMGP4761一輪

暖かい日(いや、暑い日?)が続いて今年の桜は例年より短命だったかな?これを書いている4月4日、一気に花は散り葉桜になりつつあります。例年の春の嵐も今年はなく、短く惜しい気はしますが、花見にはいい年でしたね。
短いとはいえ、春の嵐で満開の桜も一気に散ってしまうことも多いのだからやはり桜は惜しまれる短い命がいいのかな。

ついでなので最近のお気に入り・バンビーノ

IMGP4774バンビーノ

さて、分厚い上着も機能性の下着もいらなくなったこの季節、時計も軽く薄いのがいいかな。撮影のお供をしたのは、最近出番のなかったオリエントバンビーノ。ハドリーローマの赤スティッチ入り黒のNATOタイプのストラップと合わせています。グレーダイヤルの地味といえば地味な時計ですが、シンプルでおしゃれ、控えめにスティッチの効いたNATOがなぜか春に似合っていると思っています。(正直に言って、NATOを含めいろいろバンドを試したものの結局標準の革バンドがベストと思っていたこの時計、たまたま付けてみた赤スティッチのこのワンピースバンドは本当によく似合うと見直しています。)

 

古時計のバンド交換と、”歩度”と”タイムグラファー”

ここ一週間ほど、異常に暖かかったこともあってか桜の花も開花間近でしょうか。つぼみがピンクに染まりだして、春本番の予感がしますね。いい季節です。
大量に飛散する花粉がこたえる季節でもありますが。僕の花粉症も近年ましではあったのですが今年は目の腫れが酷くてしんどい思いをしています。

さて、今回は古時計いじり。またまたラドーです。

僕らが子供のころから成人するくらいまでかな?舶来の時計ではとてもポピュラーで有名なメーカーでしたね。
前にいじらせてもらったモンちゃんのラドーは彼が若い時に何かの記念に贈られたというシルバーホース。
今回は同じく友人のシンちゃんが親父から引き継いだ金時計、ゴールデンホース。やっぱり昔はラドーはポピュラーやったんや。
古い時計やけど、バンド変えたら使えるかと思て、似合うバンドないか?」と訪ねてきたシンちゃん。
バンドはハドリーローマMS-836/Brown をお買い上げいただきました。アリゲータグレイン、セミグロスの上品なバンドです。美錠も金なのでこの時計にはちょうどいいかな。

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しかし、時計自体は長年手入れもしていなかったのか手垢かなにかわからないものでドロドロ。
これじゃ、バンド変えても代わり映えせんで・・・。ちょっとキレイにしとくから僕に数日預けとき。」ということで数日預かってケースだけでもキレイにしてやることにしました。バンド買ってもらったお礼にね。
で、帰りがけのシンちゃん、「これな、無茶苦茶進むんや。一日30分以上進む。ま、別に分かってるからええねんけど!」と明るく言い残して去って行くのはいいけど、一日30分?気になりますね。

そんな顛末で預かったこの時計、なんと57石!。ただの三針のデイト付きで57も石いるんか?無駄に飾ってるだけちゃうか?とも思いますが、調べるとラドーが1957年に RADO UHREN AG に社名変更した記念に製造されたらしく、高級機の位置づけとのこと。
・・・そうか、エエ時計なんや・・・。
そういえば、ボロボロにはなっていたけど、付いていたダークブラウンのバンドは本物のアリゲータでした。
・・・そうか、高級機なんや・・・。

ケースをキレイにしたる!とは言ったものの金メッキ。削ったら剥げるかも?
これも調べたらゴールデンホースの金メッキの厚さは 20ミクロンとか・・・普通の金メッキは0.2〜10ミクロンらしいので相当の厚付けのようです。めっちゃ分厚いよ!って言ってるのだからチョットくらいきつく磨いても大丈夫そうやね。
ということで、リューターと青棒で慎重に軽く磨いた結果がこの写真。一皮むけてピッカピカになりました。幸い風防も大きなキズもなく全体にキレイさは良好です。

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オークションに30,000円強で出品されている同型の写真よりは絶対きれいかな。程度のいい90,000円位で出ているものと比べても遜色ないようです。ま、こんだけキレイになったらシンちゃんビックリしよるやろ。と、満足な上がりです。

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さて、まだ時間もあるし、気になっていた「一日30分」を調整してみたろ!と、

人の時計で初めての歩度調整に挑戦です。

歩度の調整は、テンプ部分のヒゲゼンマイの長さを調整している緩急針をチョットずつ動かして行います。と言うことは知っていたので先ずは初歩と言うことでここだけ触ってみることに。(エエ〜ッ!? 人のんで試すってか?それ、あかんのちゃう?

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写真の「A」が緩急針。遅れ・進みはこれで調整。ヒゲゼンマイに干渉しヒゲゼンマイの実質的な長さを調整します。(ということです。)
ゼンマイの外側(写真左方向)に動かせば長くなって時計は遅れる、内側(写真右方向)に動かせば短くなって時計は進む。柱時計の振り子と一緒で、錘の位置を上げたり下げたりで振り子の長さを調整しているのと同じですね。
「B」はヒゲ持ちと言うらしく、ここでヒゲゼンマイの端を固定しているもの。
ヒゲゼンマイでテンプが左右に振れて、連動してアンクルが左右に動くのですがこの左右の動きが均等でない場合のことを「片振り」と言うらしく、これを均等に修正する時にのみ動かすものらしい。・・・・う〜んややこしい。コレには触れずにおこう・・。

実際どのくらい狂うのか試してみると、ほんと、みるみる進む。秒針を合わせた他の時計と並べ比べただけで早いとわかる。ものの2〜3分もたてば、3秒くらいは進む。
そこで、緩急針をマイナス方向、ヒゲゼンマイを長くする方向にチョンチョンと調整。他の時計と並べて観察。また緩急針を調整、他の時計と並べて観察・・・・これを1〜2時間おきに繰り返し、4回目くらいの調整で、結構上手くいって「な〜んや簡単やん!」、と一日おいて、結果なんとか一日+2分以内くらいに出来たのですが・・・。

そんなにあまくないで!

その後、たまたま数時間裏向きに伏せた状態で置いてあったことがあって、表をむけて時刻をみると・・、ややっ!何これ、遅れてるやん、それも並の遅れやないがな・・。どういうことかいな?
何時間伏せて置いてあったは分かりません。でもその数時間に10分以上遅れています。
その状態で表を向けて、他の時計と比べて数時間。遅れはそれ以上にもそれ以下にもなりません。
表向き(平置き)でほぼ正確。裏向きでダダ遅れ。という状態です。
そこで、12時・3時・6時・9時をそれぞれ上にして状態を見てみると、裏向きの時よりも遅れます。しかも各向き、遅れに相当差があることがわかりました。
要するに、元々平置きの場合のみ著しく進んで、他の向きではそれほど進んではいなかったところを遅れ方向に調整してしまったものだから平置き以外の場合は全て遅れることになったようで・・・。
それは分かったけど、姿勢の差でこれだけそれぞれに精度の差があると、もう自分の”カン”頼りでは何がなんかわかりません。

これはもう機械に頼るしか・・タイムグラファー登場!

歩度を測るタイムグラファーという機械があるのは知っていましたが、高価だし、あれば参考になるだろうけれどこのために買うのはもったいないし・・いやいや買えないやろ・・などと考えながらいろいろ検索していると見つけました。
iPhone用のアプリ、「Watch Tuner Timegrapher」。1,600円
えぇっ?1,600円でタイムグラファー? 歩度をきっちり計ってくれるあの高価な機械が、アプリで1,600円。早速買ってみました。
タイムグラファーという機械の使い方も分かりませんが、なんとか測れるやろう!

早速アプリをダウンロード。iPhone附属のマイク付きイヤフォンを差し込んで、アプリを立ち上げると、こんな画面。

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チンプンカンプンですが、HELPに詳しい説明が。・・英語なので実際ようわからんのですが、おおよそのことは分かった、くらいのとこで、イヤフォンのマイクを時計の裏やリューズ、また側面に当てて、”START”をタップ。

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※これは試しにやってみた SEIKO SARB035。以下の写真もラドーのものではありません。

おお、音を拾ってるんやね。
すぐに時計の振動数を計測できたようで、この時計は18,000振動、5振動/秒。うん、合ってる。
計測が続いて、秒単位の日差、そしてややこしいと言っていた「片振り」をms(ミリセカンド?)で表示(0に近いほどいいらしい)、その他テンプの振り幅なんかも計測してくれます。
メインのグラフはドットで連続表示され、状態が目で分かるようです。進み気味なら右肩上がり、遅れ気味なら右肩下がりみたいに。

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これも SEIKO SARB035 の計測です。右上の BPH 21600 は 6R15 の振動数です。

まだ、詳しいことは分かりません。使いこなしたらまた書こうと思っています。

とりあえずは、日差がわかれば。ついでに片振りも調整できそう。

その後の奮闘を文字にすればどれだけ長くなるか分からないので省略します。とにかく試行錯誤で緩急針とヒゲ持ちを調整。
片振りを0から0.5msくらいに調整して、緩急針で各方向日差の開きを極力抑えるように緩急針を調整して・・・。
しかし時計の向きの違いでこんなに開きがあるのは、やっぱり古い時計やからかなぁと半分あきらめながら、
なんとか、平置き以外での遅れを1〜3分くらいにして、平置きの進みを10分強までには出来たのですが。
(ふつう腕に着けていれば、平置きの状態は比較的少ないだろうと想像して、平均的にある程度の精度を期待するしかないかな?)
あとは実際腕に着けてもらって具合を見るしかないかな?

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でも、タイムグラファーってすごいね。数字で分かるんやから。カンではどうしようも無くても数字が分かれば方向性が見えるよね。
すごい。
このアプリ、計測の記録も詳細に残せるようなので、いろんなケースで計画的に記録すれば、たぶん目に見えない時計のデリケートな動きがわかるかも。
そしたら、時計の普段の扱い方も変わるかもしれないね。

成功か失敗か、分かりません。でも今まで知らなかったことが少しでも分かるようになって、人の時計を実験台に進歩したように思います。(シンちゃんゴメン)
今度は自分の、最近遅れがちなセイコー5でいろいろ試して、(ほぼ)正確な歩度調整の技術習得に挑戦したいと思っています。

後日談

時計を預けていったシンちゃんがなかなか取りにこないので、就寝時間以外、約18時間自分の腕に着けて進み・遅れ具合を試してみたら、なんと、ほとんど狂い無く動いた!
問題は時計を就寝時どんな向きで置いておくか、やね。それさえコツが分かったらきっと実用に耐えるやろうと思います。きっと成功やね・・・!

自分好みの時計、作ってみよう。-その3-

なんか、最近ニュースを見るのがいやになってきた。前向きで明るく希望を抱かせるようなニュース、無いね。国会審議が進まないほど森友の問題って大きな問題なのかな?相撲もそうやったけど、今回のレスリングのことも、わからんことばっかり、推測ばっかり、未確認ばっかり、本来これってニュースじゃないよね。報道も政治も疑惑と事実を比べたら当然事実の方に重きを置いて議論し対策し報告し実施するのが社会の中での役割やと思う。他に大事な現実・事実としての課題が一杯あるやろうにね。ホンマしんどい。疑惑が事実につながるならいいけど、もしただの根拠の薄い疑惑やったら、だれがこの間の時間的・経済的損失の責任を取るのやろうか?ホンマに嫌。っと、せめて自分の日常だけは明るく、オモロく、楽しく送りたいものやと、仕事と趣味に精を出したいと思います。元気に明るく精一杯生きることが、一介の市井の民としての役割やろうからね。

長くなったけど、ついでに無駄話をもうひとつ。四年前に聞いた話やけど、「桜の開花」時期のこと。もうそろそろでありますが。2月1日からの平均気温の和が「400℃」に達する日に桜が開花するっていう話です。この話を聞いて、2014年に2月1日からの大阪の最高気温と最低気温の中間値を足し算していって、3月24日に392℃。翌25日に408℃。自分の目視ではありますが25日に地元の桜並木で数輪の開花を確認して、「400℃、ホンマやんか・・」と驚いたことがありました。ま、どうでもいい話ですけど・・・。

先回速報の「自分好みの時計を作った」の詳細です。

ロレックス×オメガ×ジン×ジャパンmove?得体不明の腕時計!?

さて、時計の組立の詳細です。

繰り返しになりますが、使ったパーツは以下のとおり。
部品 PARTS
Movement
MIYOTA 8205
eBay : ajia544  ¥ 3,735
Jewels : 21pcs Vibration(/hour)21600 Accuracy(/day): -20~+40sec.
Running time : 42hours
Hands
Aviator Military Sinn Style Broad Arrow Hands
eBay : raffles-time  ¥ 2,346
Case
P707 Parnis Sapphire 40mm Watch Case
width : 40mm / length : 49mm / thickness : 13.8mm band width : 20mm
eBay : qifawatch ¥ 3,912
Dial
31mm black watch Dial fit Miyota
eBay : frank-77_0 ¥ 1,557

and (Movement Casing clamp and Screws) ¥ 934 + ¥424(shipping)

partlist

合計12,484円。セイコー5なら買えるくらいの出費です。ちなみにこれにバンドもいるから、ま、20,000円位の予算が必要です。部品の紹介にもありますが、ケースは「Parnis」という中国製。Parnisは今回と同じミヨタのムーブメントを使って、立派なステンレスのバンドを付けた完成品(ロレックスやオメガのそっくりさん)を定価15,000円位で売っているので、わざわざ組み立てる必要があるのかどうかは、、、実際僕にもわかりません。でも自由にパーツを選択できるし、作業自体も僕は好きなのでエエんやないかな?と思います。
作業中の動画を上げているので、そちらも参照して頂いて、ここでは段階毎の注意点や問題点を書いておきたいと思います。

それではステップ-1 文字盤の干支足を切る

文字盤はミヨタのムーヴメント以外にETAのものなどにも適合する汎用性を持っているので、4本の干支足があります。不必要な干支足を取り除くことが必要です。

干支足切り

ミヨタのムーブメントに必要なのは2カ所。あらかじめダウンロードした図面でハッキリわかりました。図面はとても参考になりました。

miyota_draw_move
miyota_draw

図面はシチズン・ミヨタもホームページからダウンロードできます。
http://miyotamovement.com/

ステップ-2 文字盤をムーブメントに取り付ける

干支足ネジ留め

届いたムーブメントのパッケージには、ムーブメント本体(仮のリューズ付)・プラスチックのクッション・天真・金属のリング・小さなビス2本の6点が入っています。天真はケースに附属するクラウンに付けて使用することや、プラスチックのクッションはケースの規格によって使用できるのやろうか?くらいの想像はつきますし、小さなビスの目的が文字盤の干支足留めであろうことは、以前ラドーをいじった時に干支足がビスで固定されていたので理解できましたが、金属のリングの目的が分かりません。文字盤をムーブメントに干支足を合わせて被せた時に、文字盤がカレンダーに干渉してしまうことがわかって、はじめてここに隙間を作るスペーサーの役目だと気づく始末。万事がそんな調子で、やってみないとわからないことばかり。ホントおもしろい経験です。

リング

とにかく、ムーブメントにリングを付けて、結果出来た穴に干支足を通して文字盤を装着。その後干支足をビスでムーブメントに固定します。

ステップ-3 針を取り付ける

針取り付け

カレンダーこれはいつも紹介している手順での取り付けですが、ムーブメントが今何時を示しているのかが分かりません。分針だけを軽く仮に取り付けて、リューズの時を進める回転方向を確認して、針を外し、見えない針をどんどん進めて、日付が変わるタイミングを探します。
日付が切りかわる瞬間が午前0時0分。この位置で時針・分針を取り付けます。秒針はどのタイミングでもOKですね。

ステップ-4 ムーブメントクッションを取り付ける

組み上げた時計の中身(文字盤・ムーブメント・針)をケースにきっちり収めるためのスペーサーがムーブメントクッション(以下クッション)です。これをキチンと装着しないとケース内で中身が踊ります。装着専用の特殊な留め金(ケーシングクランプ・以下クランプ)とケースおよびクッションに穿たれたねじ穴に合うネジで、クッションと中身を固定し、次ぎにクッションとケースを固定するようです。ところが、今回買ったケースにも、ムーブメントにもクランプとネジは附属しません。そこで、「クランプ・スクリュー」を検索し、それらしいものを買ったのですが、これが失敗。買ったものはどうやらETAムーブメント用のもののようで、ミヨタのムーブメントに刻まれた場所にクランプは大きすぎて入りません。また、ネジもサイズが合いません。クッションの固定には、クランプは使えますが、こちらもネジがサイズ違いで使えません。全くの失敗です。僕の知識不足ではあります。反省を踏まえ、再度ムーブメントやケースの販売を調べてみると、必要な数のクランプ・ネジをセットで販売している業者もあるようです。また、ミヨタ用を売っている業者もあります。(ミヨタのホームページの仕様書にはクランプとネジの型番が示されています)パーツの購入にはこういう附属品にも注意が必要だと痛感しています。

クッション

ま、落ちこんでも仕方ないので、なんとか中身をケースに押し込んでしまいたいと・・!今回、クッションは金属製ですが、プラスチックのクッションを使っている時計はたくさんあります。また、それらはクランプを必要とせず、プラスチックの弾力で各パーツを固定しています。そこで、金属のクッションにセロテープを貼って、その弾力でほぼ固定することはできないかな?ということで試してみると・・・、ムーブメントとクッションの隙間にはテープ1重。クッションとケースの間は3重で、全て結構キッチリはめ込むことができて、水平方向にがたつくことは防げると判明。
適当なクランプとネジを見つけるまでの暫定処置ではありますが、僕の頼りないネジ締め技術よりはこの方がいいかもとも思っています。

クッション02

しかし、よく考えると、水平方向の隙間は埋まったけど、垂直方向には無防備です。このままではケースの中で中身がガタガタ踊ることは必定です。ケース裏蓋のねじ込みの縁から、ケースに収めてクッション表面までの距離はおよそ1mm。つまりガタつく隙間は約1mm。(ケース縁からクッション表面までの距離約2.4mm – ケース裏蓋のネジの高さ約1.4mm = 隙間約1mm)そこで、詰め物を・・・、クッションの形状(外形32mm、内径27mmほど、厚さ1mm)に合ったものは・・・と身の周りを探していると、ありました。薬の空き瓶の蓋の内径がちょうど32mm、その内側のクッションを切り取ればちょうどいいかも・・・。(ホントはホームセンターへ行って、ガスケットの類いを探そうかと思ったのですが、邪魔くさがりの悪い性格で・・)サークルカッターで切り取ると厚さもちょうど1mm、仕上がりは不細工ですが目的は果たせそう。

詰め物

早速ケースに埋め込んで、裏蓋を締めてみると、裏蓋を締めきったケースの厚みは詰め物をしていない正常値と同じ。垂直方向に振ってみても指先にガタツキは感じられず。まず成功と考えていいのかな? いいやろ!

ステップ-5 リューズの寸法合わせ

リューズ

さて、素人の僕が一番緊張すると想像していたリューズの天真の寸法あわせです。実際切りすぎると途方にくれますもんね。しかし避けては通れません。ムーブメントに附属の新しい天真を、ケースに附属のクラウンにねじ込みます。たまに、ムーブメントの巻き上げ方向に合わせて逆ねじになっていることもあるようですが、これは普通です。
これをケースに収めたムーブメントに差し込みます。日付合わせ・時刻合わせの位置でリューズがしっかり機能することを確かめて、通常位置に押し込みます。ここで、ケースの縁と、クラウンの縁の長さを計ります。

ステムカット

リューズを引き抜いて、クラウンを外し、天真のネジ部分を計った長さだけニッパーで切り落とします。天真の切り取りのバリをペーパーでキレイにして、クラウンをしっかりねじ込みます。これでリューズを時計にキチンと装着出来ます。このケースのリューズはねじ込みになっています。リューズ通常位置ではバネで外側に押し出されたリューズを、ネジが噛むまで押し込んで回すと非常になめらかで高級感のある感触でケース縁までねじ込めます。ねじ込みリューズはなんとなく安心感がありますね。
うまく行きました。バンドを付けて完成です。

完成

(完成?中身セロテープとプラスチックの廃材で?・・完成?てか?)と言われそうですが、ハイ、僕なりに完成です。残された課題、クランプなんかは今後の改善点ということで。

完成です!

針と文字盤は蓄光が施されています。針はグリーン、文字盤はブルー発光ですが、文字盤のブルーは弱く役に立つのは数十秒です。針は秒針まで結構長く光ります。

ルミ

いろんなバンドを付けてみました。メタル、NATO、革・・・

ステンブレスnato

どれもいいけど、最終的にこれが一番似合うと付けたバンド。

HDMS

ハドリーローマMS-836、ブラウン・セミグロスのクロコダイル型押しカーフバンド。Dバックルを付けていますが、私見、文句なく似合います。

HRwb 01_IMGP3180

身につけて3週間ですが、精度はムーブメント仕様書に書かれた限界、+30秒/日、くらいです。結構進む。感覚的には進みすぎ。これはもう歩度調整やるしかないのかな?(やったことないけど・・)自動巻きの振り子に回転方向の矢印が付いているので、一方向のみ巻き上げが効く方式でしょうが、効率はいいようです。ほとんど腕を動かさないデスクワークでも、止まったことはありません。少し時計を振るとキュルキュルと振り子が廻る音がずいぶん長く続きます。ミヨタ8205は機械式ミヨタの中で一番安いものだと思いますが、現時点ではセイコーの7S26同様にとても出来のいいムーブメントだと感じています。

最後に思ったこと。

前にも書きましたが、同じくらいかもっと安い費用で中国メーカーの今回仕様同様の完成品が買えます。でも、パーツを自分で選ぶことで完成品にはない時計が出来上がりますし、自分の好みで選ぶ訳だから当然好みに合います。また、組み上げる作業も好きな人なら何よりの楽しみだろうし、しっかり出来上がったらこれはもう愛着を持つしかないですよね。僕はこれでまた一つ楽しみが増えたと喜んでいます。
しかし、痛切に感じるのは目の衰えと手先指先の器用さの衰えやね。ほんまに歳はとりたくないね。今欲しいのは使い勝手がよくて品質のいいルーペまたはキズ見。小さなものの固定台。それからなによりとびきり品質のいい精密ドライバーと消磁のピンセット。前のラドーいじりの時もそうやったけど、今回のクランプや干支足留めのネジの小ささは半端や無いもんね。時計屋さんは偉い!と思う。こんな小さなもの扱うんやから。これでもいろいろ調べて買ったつもりの精密ドライバーやけど、これらの小さなネジの溝にきっちりと先端が食い込むドライバーにあたったことがない。いつも先端を少し研いでやらないと食い込まないし、きれいに研げたかどうかも正直わからない。クッションにテープを巻く段で書いてたけど、自分のネジ締め技術がないというのはこのこと。とにかく、しっかり小さなネジを締めきれる道具とよく見えるレンズがほしいな〜、と思っています。