今日この頃 2016年11月

世界はどうなるんやろう?

遠くアメリカでは木村さんの言った通りトランプさんが次期大統領に決まった。
近く韓国では国政が麻痺してしまう大統領の大スキャンダル。東アジアの情勢に大きな影響がありそう。
世界の警察官をやめるアメリカ、共産圏との壁であった韓国の麻痺。北朝鮮・中国・ロシアはどう動くんやろうか?
予想できたことも、できんかったことも、入り混じって経済も政治も混沌の時代に入るのかな?こわいことです。

SARB017アルピニストを連れて紅葉狩り

momiji

そんな今の世界の中にあって、少なくとも僕の周りでは仕事に追われてしんどいことも、うれしいことも、おもろいことも、変わらない日常が静かに流れていて、今年も変わらず紅葉を見に行きました。天候には恵まれなかったけど、雨交じりの山間では木々の幹の色が明度を落として黒が際立ち、鮮やかな緑と赤と黄色のコントラストが増し、例年に劣らぬ美しい景色がそこにありました。
腕に巻いた時計は自分で紅葉狩りバージョンと言っているSARB017アルピニスト。ホント秋のこのシーズンには(時刻を見るのが楽しみになるような)ぴったりの時計やね。

SKX009クリスタルの付け替え

SKX009と007を手に入れた時からずっと考えていたモディファイ。注文してから半月ほど待たされてやっと交換用のガラスが届いたのでさっそくSKX007に付け替え。と、言っても当方まったくの素人。専用の道具を買って、ネットで交換方法を学んで、悪戦苦闘してなんとか完了。標準のミネラルハードレックスを「Crystaltimes」が販売しているサファイアクリスタル「ダブルドーム・ARコーティング(青)」ってものに交換。フラットなガラス面がドーム型の面になって、しかも青コーティングなので光の当たり方で青く輝きます。とても綺麗なので一応成功ということにしたいと思っています。ただ、防水だけは心配だけど・・。

skx009mod02

他に、SKX007とSNK809のガラスも交換。苦労の顛末は長いので後に詳しく書き残そうと思う。

次はこんなことやってみよう!
SSB031とSSB025のパーツをスワップするぞ!

これまでに腕時計の電池交換から始まって、ムーブメントの脱着、針の付け外しなんかの方法もわかり、今回、回転ベゼルの脱着、ガラス(風防)の脱着もなんとかできたので、「風防をパッキンで固定する」形式の時計ならムーブメント以外の部分はほとんど触ることができるとわかったら、こんなことをしたくなってしまった。
一番安い部類の海外版セイコークォーツクロノグラフSSB031と同型のSSB025。
形は同じだから、パーツを入れ替えればバリエーションが楽しめるってことやね。
予想図はこちら

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それぞれのケースに中身のムーブメント(+文字盤)、チャプターリングを入れ替えるとこんなバリエーションができるはず。
予算は23千円+(僕の人件費)−(僕の楽しみ)ほど。
作業に結構な時間と慎重さの気を使うので、頻繁に取っ替えるわけにはいかないやろうけど、二つの時計が8つの時計になってしまうんやから、面白そう。小遣い貯めて、来春までには挑戦したいと思っています。
少し予算がはるけど、23千円が80〜90千円の価値になるなら・・・て自分を説得して。
(実際買ってみると構造が予想と違って出来ないかも・・・ちょっと不安があるけど)

世界の行方が予想しにくい今日この頃なのに、市井の民のいたって小さく平和なたのしみやね。

My SEIKO 革ベルトで秋冬仕様に衣替え

Hadley-Roma / CASSIS / MiLTAT

少し遅くなったけれどお気に入りの時計の衣替え!

気がつくと、いつの間にか過ごしやすい気候になっていて、坂道を自転車で登っても汗をかくこともなく、電気代が気にならない季節に入ったと喜んでいたら、もう暖房がいるくらい寒い日がおとずれるようになっている。この頃は秋が短いと感じているのは僕だけかなぁ。
こんな季節になると、腕時計も革ベルトが欲しくなってきます。汗をかかない秋冬はやっぱり革ベルトが似合うね。
そこで、少し遅くなったけれど僕の大好きな SEIKO も革ベルトで衣替え。

SARB033/035 に Hadley-Roma と CASSIS

sarb

白ダイヤルの035には、Hadley-Roma MS784 オイルタンのブラウン。酵素で皮の繊維をほぐした後タンニン鞣しを行うオイルタンの革ベルトはホントにしなやかで馴染みやすく、新品でも抵抗なく腕になじむのでとても好きです。ダークブラウンよりもかなり明るめなので華やかさがあります。
とても上品ないい感じになったと思っています。
黒ダイヤルの033には CASSIS MAUI U1011304 ダークブラウン。ダークブラウンっていうけど、玉虫のように光るので、見た目「濃いあずき色」のような感じ。こちらはメッシュなので硬さもないしオールシーズン使えそう。シックに仕上がったかな。
どちらも幅が均一な、角丸タイプ。僕は腕が細く、長いベルトを巻くと余りが多いのでベルトの先端が目立ちます。角丸タイプのベルトは先端が目立ちにくいので好きです。また、幅が均一なベルトはカジュアルさも感じます。レジャーにも違和感なく使えるのでいいね。

SKX007/009 に CASSIS と Hadley-Roma

skx

ネイビーの007には CASSIS MAUI U1011304 グレー。SARB033 のものと幅・色違いの同型。
黒の009には Hadley-Roma MS851 ブラウン。サドルレザーのぶ厚めの革ベルト。サドルレザーは馬具に使われるレザーの総称、馬具というくらいなので、使い込むほど味が出るみたいな感じ。最初はかなり固く感じるけど使い込めば馴染むものです。(自分で言うのもなんやけど、どちらもカッコエエ。ホンマ)

SARG017/SARB017 に MiLTAT と Hadley-Roma

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少し大きなSARG017には MilTAT Antipode マットブラックのクロコ型押し。ぶ厚めのマットブラックのベルトにライトブラウンの遊革。正直に言って、SARG017 にピッタリだと思った初めてのベルトです。時計自体の大きさやデザインからかなり存在感のある時計なので、普通のベルトでは時計ばかり強調されて、特に細腕の僕には違和感があったんだけど、このベルトは時計に見合う存在感があって、バランスが取れるからか、細腕にもピッタリきてしまいます。いいものに巡り合ったと喜んでいるところです。
グリーンがきれいなSARB017には Hadley-Roma MS906 赤茶のタンレザー、白ステッチ。上品なシボと白のステッチが特徴。グリーンダイヤルにシャイニーな厚めのケースのアルピニストにはホントは抑えたグリーンのベルトが似合うと思うのですが、なかなかいい色がありません。他の色では、赤茶はベストです。この時計の華やかさをより引き立たせると感じます。どう?紅葉狩りにはピッタリでしょう。

季節でイメージを変えるのはイイね!

腕時計はベルトで印象が大きく変わるよね。季節ごとに変えてやるとお気に入りが益々お気に入りになることは間違い無し。
今回初めてHadley-Romaを手に入れたけど、アメリカの伝統あるメーカーだけあって作りもいいし、中でも高級品でない普及品でも品質を落としていない誠実な感じがとても好ましいと思った。CASSISやMilTATはいいけど、高い。Hadley-Romaはリーズナブルな価格帯のものでも信頼できるいい品が多いよう。個人的な感想では、人気のあるイタリアのMORELLATOよりコスパは高いと思う。
Hadley-Romaのバンド、こちらで売ってます! 国内の他より安いよ!興味があればご覧ください
腕時計のイメージチェンジはバンドの交換やからね!

それにしても、時計のバンドって高いよね。腰に巻く普通のベルトと比べたら、本当に高いと思う。ま、サイズを豊富に作らなあかんし、手間もかかるもんやからしかたないかもしれんけど。
できるだけ経済的にコスパの高いものを選んで、小遣いの許す限り楽しみたいと思ってます。