セイコー5/SNK809K2 一番安い機械式時計。最良のエントリーモデル!

細腕にピッタリのサイズ、日常使いにうってつけ。一皮剥けばさらにいい感じ!

小さすぎると言う人もいると思いますが、小さい分とても上品に感じる時計です。
機械式・効率のいい自動巻・DAY/DATEカレンダー・日常防水・充分許容範囲の精度(日差+10〜15秒)・まとまりのいいデザインと優れた視認性・明るく光る夜光・・・日常使いに求められるものはすべて揃って実売価格7,000円位。
これ以上、なにを求めるのかと思うくらいのよい出来上がりだと思います。
ただし、腕時計に「押し出し」や「派手さ」「ステイタス」「ブランド」を求める人には向きません。

スペックから

Basic RGB
写真はケースを磨いたあとのものです

【スペック(寸法は実測)】
a:42.6mm / b:37.3mm / c:d:30.5mm / e:38.5mm / f:約2.4mm* / g:4mm / 厚さ:10.8mm
バネ棒込み本体のみ重量 :47g(*ベルト含まず)
写真の手首幅 : 55mm
*f はバネ棒通しの穴の中心からボディまでの隙間
●ムーブメント :cal.7S26
●ケース :ステンレス、側面=二次元曲面、つや消し(ヘアライン状でなく完全なマット)
●風防 :ミネラルガラス(フラット)
●防水 :3気圧 / ●裏蓋 :ねじ込み式スケルトン
●カレンダー :3時位置DAY/DATE
●ルミブライト :インデックス各略字・時,分,秒針
●ダイアル色 :ブラック
●ベルト :キャンバス地、バンド幅=18mm
●手巻き機能・秒針停止機能はありません

竜頭の存在を消したシンプルなデザイン

「自動巻で精度もそこそこイイし、竜頭なんかいらんやろ。どうせ手巻機能もないし・・」とでも思ったのか、実に小さな竜頭が4時側にさりげなく付いています。これがかえって全体的にスマートで上品な印象を出しています。
ダイヤルは、分を表すアラビア数字を大きく、時を表す数字は小さく内側に。
時・分・秒針は、この価格帯の時計にありがちな短い印象もなく、長くはないもののしっかり必要な部分を指し示す設定で好感の持てるバランスです。
黒のダイヤルに、白のインデックス、太すぎず細すぎずのアルファ針、差し色に秒針先端の赤。視認性は最良。
ミリタリー風のダイヤルですが、各エレメントに押し出しの強い部分もなく、とても上品に仕上がったデザインです。

マイナス点はケースの仕上げ?

僕の意見です。ケースのつや消し処理。ミリタリー風ということでこういう設定になっているのかもしれないので、これはこれでいいのですが、どうしても実用本位の安っぽさを感じます。光を全く反射しないマット仕上げなので、周りの環境にかかわらず、白っぽい灰色に見えます。キャンバス地の黒ベルトと相まって、仕事も含む日常使いには色気が少なすぎると感じます。アウトドアで遊ぶのには良い設定なのかもしれませんが、どうも引っかかります。

そこで、一皮剥いてみると・・・!

この時計をレビューしている、アメリカ(ハワイ?)の「minitwatch」さんのサイトでケースを磨いてベルトを交換する動画を見つけ、時計を壊すリスクも考えず同じようにやってみることに。

用意したのは、クルマの小キズ修復用のコンパウンドとフエルトの先端をつけたリューター。
まず、裏蓋を開けて→竜頭を引き抜き→ムーブメントを取り出して→裏蓋をもどし→竜頭の穴に爪楊枝をねじ込んで→風防をマスキング。
※ムーブメントの取り出しはちょっとした不注意が致命傷になるので慎重に、自己責任で!

image_02

ここからリューターに「粗キズ用コンパウンド」を塗り込んで全体を粗磨き。
次ぎに、これはうまくいきそう!と気合いを込めて「細キズ用コンパウンド」でひたすら磨くと、こんな具合。

image_03

最後に仕上げ用クリームを不織布につけて丁寧に仕上げ磨き。
あとは丁寧に拭き上げて、分解の逆の手順でムーブメントをもどし、裏蓋をギュッと締めれば出来上がり。
※わざわざムーブメントを取り出したのは、リューターで磨くと対象物が結構熱を持つから。熱すぎて時計本体に影響があったら困るので。
※コンパウンドは自動車のボディ用で「粗」「細」「仕上げ」3本セットでどこでも売ってるものです。

ベルトを交換

幅18mmのベルトは持たないので、一工夫。古い20mmベルトをカッターで加工してしまおう。
ワンタッチバネ棒とやらが付いていたゴールドブラウンの20mm幅のベルト。ワンタッチバネ棒は工具なしで簡単にベルトの付け替えができる優れものですが、このバネ棒がこわれて、こわれたバネ棒をベルトから取り出すにも取り出せず、無理にやったらベルトのバネ棒付近が一部裂けて使えなくなったモレラート製。(長い説明やね・・)
このベルトのバネ棒部分の両端を18mmにフィットするよう1mmカットして、付けてみた。
とてもいい感じです。

image_06

これを教えてくれた「minitwatch」さんは、タイメックスの替えベルトにしています。で、ぼくもタイメックスの替えベルトを探したら、こんなものがありました。3,240円。届いた商品のケースにはご丁寧に12.99ドルってタグが付いてました。
これをつけるとこんな感じ。これも、いいね。

image_04

最後にビフォー・アウター。

image_top

どうです?自分は大成功と思っています。
この夏お世話になったセイコーのダイバーSKXに替わって、秋冬はこれでいきます。

動画で確認↓↓

p.s.  ここまでやったんやから、今度はヒマを見つけて、反射しすぎる風防を外品のサファイヤガラスへの交換にチャレンジしてみるぞ〜!

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