オリエント・MAKO(SAA02001B3) 41mmケース、人気のダイバー入門編!

人気のベーシックダイバー、セイコーSKX007と人気で並ぶオリエント版!
ハドリーローマのバンドとサファイヤクリスタルARコートを装着!

例年に比べ気を持たせた桜も一気に花を開き、桜八分咲きのもとという絵に描いたような小学校の入学式も終え、さて花見と思ったらあいにくの雨天。タイミングの難しい花やね、桜は。
久しぶりに前から気になっていたベーシックなダイバーがセールにかかっていたので買ってみた。オリエントMAKO。評判通りなかなかのものでした。

感想まとめ

● 強い押し出しのない控えめで伝統的なダイバーデザインが好ましい。
● 大きすぎず小さすぎず、スポーツウォッチとしてならちょうどいい大きさ・厚さ。
● オンタイムでも違和感なく、200m防水のガンガン使える常用時計って感じかな。

【プラス面】
ダイバーとしては控えめなデザインで常用に使える多様性。
この価格帯で手巻き・秒針停止ができ、常用に十分な精度を持つムーブメント。
入念にフィニッシュされたきれいなケースと良好な視認性。

【マイナス面】
文字盤の黒のつや消しが、時にガラスが曇ったような印象を与える。
上記に加えミネラルクリスタルの風防が安っぽい。(透明感かな?)
好みによるが秒針先の差し色の赤が「朱」であって少々きつすぎる。

MakoScale

【スペック(寸法は実測)】
a:47mm / b:41mm / c:31.5mm / d:— / e:45mm / f:約2mm* / g:6mm / 厚さ:13mm
バネ棒込み本体のみ重量 :82g(*ベルト含まず)
写真の手首幅 : 55mm
*d はインナーベゼルを除いた文字盤の直径 *f はバネ棒通しの穴の中心からボディまでの隙間
●ムーブメント :F6922
●ケース :ステンレス、
側面=2次元曲面、ラグ上面=つや消し、側面=グロス、ベゼルエッジ=グロス
●風防 :ミネラルクリスタル(フラット)
●防水 :200m / ●リューズ :ねじ込み / ●裏蓋 :ねじ込み
●カレンダー :3時位置DAY/DATE
●蓄光 :略字・時・分針と秒針マーカー
●ダイアル色 :ブラックつや消し
●ベゼル :逆回転防止、色=ブブラック、120クリック
●ベルト :ステンレス、ダブルロック付き三つ折れクラスプ、バンド調整=ピン式、バンド幅=22mm(ダイバーエクステンションはありません)

細腕でも違和感のない41mmケース。素の状態から、いくつか改善?

通販で腕時計を買った時って、「実際どんなんやろ?」といつもワクワクします。
これも、アマゾンで17,800円で買った逆輸入品。腕時計としたらとても安いものなので少し心配もあるんだけれど、売っている米国なんかの評判を見るとセイコーのSKX同様ダイバー入門編として大変人気がある。ということはSKXの仕上がりは007や009で知っているので品質的にはたぶん大丈夫だろう、それにオリエントは国内生産って聞いてるし・・・
などなどいろいろ思いながらの開封です。

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さて、実物を見ると・・

一番に思ったのは大きさ。ちょうどいいんです。何度も言っていますが僕は周囲17cmの細腕。細腕のくせにダイバーが好きなんですが、本来ダイバーなどの大きく押し出しの強い時計では選択肢が狭まります。42mmまではOKと思っているのですが、この時計は41mmで、しかもベゼルがベベル状の形態なので張り出しがなく一回り小さな印象を与えてくれています。
次に、比較的おとなしい文字盤と針。インデックスもプリントではなくちゃんと貼り付けられています。これなら十分に仕事でも違和感なく使えます。
また、オリエントのこのクラスのムーブメントも進化して、今はほとんど手巻き・秒針停止ができるので便利ですね。
ステンレスベルトはダブルロックの三つ折れ。コマ部分はたぶん無垢に見せかけた巧妙な巻き板(じゃないかな?と、その音から思う)。カンも無垢でなく板を加工したもの。でも、見た目には充分なもので、シャラシャラ音以外は特に問題はありません。
竜頭の頭にもオリエントらしくロゴが加工されています。刻印とは言えない加工ですし高級感もあるとは言えませんが、このクラスでは珍しいかな。

っと、いいことばかりでもなく、

冒頭にも書きましたが、文字盤のベースの黒。つや消しなのですが、光の当たり具合でグレーに見える部分が、あたかもガラスが曇っているように見えるのです。最初、ガラスの曇りだと思って拭いてみたのですが効果なし。
実際、つや消しの加工がいけないのか、ガラスが悪いのか、あるいは双方の相性が悪いのか、分かりません。
また、ベゼルの黒も同じくつや消しなのですが、中途半端かな?という印象です。
微妙なことなのですが、気になります。フェイスの印象はなにより大切なものですからね。
僕はスカッとクリアなフェイスが好きです。(・・誰でもか・・)
この印象を改善したく、ガラスを交換してみることに。

いつものように風防をサファイヤに!
ベルトも交換。ワニ皮みたいなHadleyRoma-MS910。

選んだのはサファイヤクリスタルARコーティング、着色ブルー。ドームですが、今回はシングルドーム(要するに凸レンズやね!老眼には最適?)を試してみることに。
いつものように Crystaltimes.netさんから。$34.95。(高いね。)
結果は、写真を見て頂ければわかりますが、ARコーティングで反射も透明感を損なわず、シングルドームでコーティングされたブルーが際立つこともあって、曇っているように見える現象はなくスカッとクリアになりました。一気に高級感が増したと思います。
加えて、ベゼルのつや消し塗装を、軽く軽く番手の大きな仕上げ用のペーパーと磨きクロスで、文字を痛めないように軽く軽く軽く磨いてみると、ほんの若干光沢を増し、これも僅かなことなのですがサファイヤの風防と共にさらにいい感じになりました。

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ベルトはHadleyRoma-MS910。ブラウンのアリゲータグレイン。ダイバーウォッチの存在感(控えめでも)をもつこの時計に負けない厚めのストレートタイプ。
これでスーツでも、カジュアルでも万全になったんじゃないかなと。(ご満悦じゃね)
*この22mmサイズのベルト、「WatchStrap Selection」で売ってます。ぜひご参照を!

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動画はこちら!

最後に

買って良かったと思える時計です。実売は18,000円前後。決して値段には見えないコストパフォーマンスの高い時計だと思います。
セイコーSKX007や009と比べると華やかさや存在感の強さ、また個性では負けると思いますが、生活のどのようなシーンにも違和感なく使えそうな、強烈な個性のなさこそがこの時計の魅力なのではないかと思います。
僕らの世代は、オリエントって言ったら結構「安物」とか「変わり者」ってイメージがあるのですが、間違いだったと反省しています。
この時計はベーシックラインに近いけれど、同じくオリエント・バンビーノ同様、安くても信頼性が高く、より良い品質の機械式腕時計をつくろうという真摯な姿勢が感じられる時計だと思います。
ただ日本で買えるオリエントのベーシックな機械式ダイバーはMフォース。僕には大きく厚く重く派手な時計。パワーリザーブインジケータはなくてもいいから海外で売られているこんなオーソドックスな商品が日本で正規に流通していないのが実に残念です。
僕は少し部品を変えましたが、素のままでも水を気にせずガンガン使える常用時計の魅力は十分です。
大きさもちょうどいいしね。

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風防のブルーがきれいでしょ!

SKX007 ベゼル・クリスタル付け替え!+HADLEY ROMA strap MODIFY 計画 その3

陸ダイバー寄りのイメージかな?

さて、先にサファイヤクリスタル・イエローARコーティングの風防に付け替えて失敗したSKX007の、同じくブルーARコーティングの風防への付け替えです。ついでに、ベゼルもシングルコイン、インサートはプラネットオーシャン風に付け替え。
クリスタルとベゼルは「Crystaltime」からベゼルインサートは「kontrolsports!」から。
ストラップは「Hadley Roma」MS851 サドルレザーのブラウン スティッチが効いたもの。
先に結果を見せとくね。仕上がりはこんな感じ.

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ところで、トランプさん、ついにアメリカ大統領就任となったね。そう、なったとたんに何かと騒がしい。日本にはTPPとかいろいろ関連する問題があるけど、今日の報道では自動車も目の仇になってるみたいやね。曰く「日本の車はアメリカで大量に売れるのに、アメリカの車は日本で売れているか?おかしいやろ!貿易障壁のせいや!」とこんな具合。
僕らの世代にとってアメ車はあこがれでした。キャデラック、ダッヂ、コルベット、それにサンフランシスコの坂道でカーチェイスするマスタング。圧倒的なV8パワーのアメ車にいつか乗りたいと思ってた。
基本的に日本人はアメ車(に限らずいろんなアメリカ製品)があこがれで好きやったと思う。国産車はアメ車と比べると小さくて、薄っぺらくて、非力で、比べるべくもなかった時代やったから。でも、日本がアメリカに車を売ろうとした時、Poor 4 cylinders って蔑まれながら日本はアメリカの環境を一生懸命研究して、アメリカで売れる車を作るため血のにじむような努力をしたんやで。そう、アメリカからいっぱい学んだから今の国産車やアメリカで売っている日本車があるわけ。
極々基本的なことやけど、当時のフォードやクライスラーなど国際企業にくらべたらさも脆弱なトヨタや日産がアメリカ市場のためにハンドルを左に付けることは大変なコストやったと思う。
アメリカの自動車会社は日本やイギリスで車を売るために、純粋にアメリカ産の右ハンドルの車作ったか?僕が知っている限りジープがチェロキーなんかで右ハンドル作っとった。でもそれはアメリカの郵便配達に便利やという国内事情のためで輸出目的ではなかった。
商売は自由競争。だから努力したものが勝つ。
トランプさんもアメリカの企業に「国内工場の稼働、雇用創出のために小型・中型の右ハンドル仕様を作れ!」とツイートでもしてから、文句言ってほしいと思います。右ハンドルで中型で3000cc前後、シングルカムのV6かV8、70年代80年代のトルクで走る豊かなアメリカンテイストのステーションワゴンがノアやセレナくらいの値段であったら、買うよ。多少燃費悪くても。
時計も一所やね、国内限定発売の時計は別にして、海外向けあるいは海外でも売りたい商品はことごとく大きく作っているもんね。視野を国内だけに限れば42mm以上の大きな時計なんか多くはいらんもんね。時計屋さんも海外で売るために根本的な努力をしたはる。こんな姿勢をアメリカの企業にももってもらいたいものやと思います。

前振りが長すぎました。ごめん。

客観的な感想は
SKX009同様、クリスタルを変えるだけで印象も高級感も変わります。ホントいい感じ。今回はベゼルも変えて、自分なりには今までなかった派手さを押さえた落ち着きというか、上品さが生まれたと感じています。特にベゼル内周のシルバーも映えて、これなら、厚みだけ無視すればスーツでも違和感なく着用出来るでしょう。
ベルトはステンレスベルトでもいいけど、冬はやっぱり革ベルトが似合うということで、ハドリーローマのサドルレザーストラップ、厚みは5mm強と厚めですが、新品でも固すぎず適度な柔軟性があり、コントラストの効いたスティッチも乱れなく、見栄え良く、使い込むほど味が出るような予感のあるいいベルトです。
このバンド、こちらで売ってます! 国内の他より安いよ!興味があればご覧ください
なんと言っても、モディファイの第一歩はバンドの交換やからね!

黒っぽい服装が多い冬場の黒ダイヤル時計なので、ベルトの茶色はいい差し色になってオシャレにもいいと思っています。
先回はイエローの風防で失敗しましたが、今回は(とりあえず)大成功かな!

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動画はこちらで!

で、交換の顛末を詳しく

(先回書いた手順とほぼ重複しますが、写真入りです)

届いた商品はこちら。

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左クリスタルタイムさんからのベゼルとクリスタル。今回は作業用の指サックもついていました。ベゼルの横の「3M」はベゼルにインナーを取り付けるための両面テープです。右はコントロールスポーツさんのベゼルインナー。

手順はこんなかんじ。ベゼルを外して、クリスタルを外して、新しいクリスタルを付けて、ベゼルを付けて、最後にインナーを貼り付ける。予定。
※インナーの貼付は絶対最後に!ベゼルを本体に取り付ける前に貼ってしまうとマーカーとチャプターリングの刻み(秒の刻み)が合わなくなる可能性があるよ!

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1. 回転ベゼルをはずす。回転ベゼルとケースのわずかな隙間にナイフをこじ入れると外れます。
回転ベゼルは逆回転防止のラチェット構造になっていて、逆回転防止のための歯止(爪)を持ったラチェットリングがベゼルと本体の間に入っています。この爪は0-1時の間、6-7時の間にあるため、この位置でナイフを使うと歯止を毀損する可能性があります。ナイフをこじ入れる時この場所は避けましょう。
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外すと、ベゼルとケースの間にラチェットリングがあります。また、ベゼル内側にはベゼルパッキンがはめ込まれています。
大切なパーツなので慎重に扱います。(写真左はベゼルの裏面。120の刻みがあります)
ベゼルはかなり固くハマっているのでナイフでこじ開ける場合は手を切らないように十分な注意が必要です!手袋をして、ナイフの刃が跳ねても指に当たらない角度で作業しなけれなりません。力を加えるのに良い角度が取れないと思った場合は諦めることが賢明です。絶対無理は禁物です。怪我をしてはアカンもんね。
2. 裏蓋をはずす。
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3. リューズを抜く。
(おしどりの位置はここ。ここを細い針かピンで押しながらリューズを引くと抜けます)
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4. ムーブメントをはずす。
(一体のブメントと文字盤・針は、プラスチックのスペーサーに入ってケースに挿入されています。
時計をひっくりかえすとスムーズに出てくる場合と、きつく入っていてなかなか抜けないものもあるので慎重に)
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5. ここから圧入工具の出番。
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圧入工具コマの穴が風防よりも大きくてコマの縁がケースよりも小さいコマを圧入工具の下にセット。上には風防より小さくて出来るだけケース内径に近いコマをセット。
6. 下のコマにケースを裏向き(風防が下)に置いて、慎重にハンドルを絞ると、ポン!と風防が外れます。
7. 風防が外れ、ケースを表向きにすると、チャプターリングと、ガラス縁パッキン(細い帯状の輪)がセットされています。パッキンは外した風防に付いている場合もあるので注意。この2つのパーツは大切に。
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8. ケースに裏蓋を付けます。(省略してもOK)

9. 以下今までと逆の手順で取付です。

圧入工具のコマを変えます。ケースを表向きに水平が保てるように、圧入工具コマの穴が裏蓋より大きくて縁がケースの平らな部分にピッタリ合うコマを下に、上には風防より小さく出来るだけ風防サイズに近い縁を持つコマをセット。
007mod_0910. ケースにチャプターリングをセット。リング裏面の位置を合わす小さな突起をケースの位置穴にはめてセット。
ガラス縁パッキンをケースの内側にセット。
11. 新しい風防をケースに慎重にセット。指の力では圧入できないので、正確な位置に置く感じ。風防が傾いていたりすると、圧入の際にパッキンをつぶしてしまう可能性があるので、正確に慎重に。
12. 圧入工具にケースをセット。慎重にハンドルに力を加え、少しずつ、ケースを回しながら、平均に力がかかるように圧入していきます。途中で風防がケースに水平に入っているか目で確かめます。風防の出がケースの縁から平均していればOK(だと思う)。
13. あとはケースに風防がしっかり入るまでハンドルに力を加えます。
14. この状態で、リューズだけをケースに取付け、水に沈めて簡単な防水検査してみるのもいいですね。(省略してもOK)
15. (裏蓋を開け、)表向きに置いたムーブメントに慎重にケースをかぶせます。12時の位置をちゃんと決めて。
16. ケースをムーブメントごとひっくりかえして、ケースのリューズ穴位置と、ムーブメントのリュース挿入位置を慎重にきっちり会わせてからムーブメントをケースにしっかりはめこみます。
17. リューズを慎重にケースのリューズ穴に差し込み、ムーブメントに挿入します。ケースとムーブメントのはめ込みがきっちりしていれば、リューズはスムーズに抵抗無しに挿入できます。
もし、抵抗があったり入らない場合は前の手順からやり直します。無理にリューズを押し込むとリューズの針(天真)が毀損し取り返しが付かなくなるので慎重のうえにも慎重に。
18. 裏蓋を締めます。この時裏蓋パッキンがきちんとはまっていることを確認。また、パッキン用のシリコングリスがあればパッキンに塗布していくと完璧です。
19. 回転ベゼルをセットします。
ラチェットリングの裏側の突起をケースの小さな穴に合わせてセットし、ベゼルの内側の溝にベゼルパッキンがきっちりとハマっていることを確認して、ベゼルをケースにはめます。(新しいベゼルにはパッキンが附属していなかったので外したベゼルのパッキンを付けました)
指の力では完全にはめることは出来ないので、圧入工具の上のコマをベゼルの大きさのコマに付け替え、ハンドルを絞ると、パチン!とセットできます。回転させて本来の動きをしない(スルスル回ったり、固く回らなかったり)場合、再度外してベゼル内側のパッキンの状態を確認します。動作不良はほとんどがベゼルが傾いているかパッキンのセット状態の不良のようです。
20. 最後にベゼルにインナーを両面テープでキチンと貼り付けます。12時位置をしっかり合わせてズレないように慎重に!
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あとはベルトを付けてできあがり!
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なお、一連の動作は素人の僕がやったことなので、専門家から見れば間違っているかもしれません。まだまだ勉強途中なのでご容赦を!

最後に主観的な感想

正直な感想です。「別の時計になってしもた・・」
SKX007が好きやったのに、これは違う時計やね。オリジナルのイメージはほとんどありません。
これはイマイチかな?っと思っていたベゼルのダブルコインの刻みも、今になってみればそれはそれで完成されたデザインやったのかな・・。と思います。
うまくいったし、新しい好みの時計を手に入れたようなうれしさはあるのに、なんか複雑な感じ。
SKX007という時計が結構完成されたデザインの時計やったということやろうね。

腕時計の風防を交換したよ! MODIFY 計画 その1

SKX009 と shiny SNK809、クリスタル付け替え

今日は大晦日。2016年も今日で終わり。
今年を振り返って思うのは、ほんとに変な気候が続くことが一番かな。気温の寒暖が激しかったり、子どもの頃ならつむじ風は知っていても竜巻なんか日本で起こるものではないと思っていたのに起こるし。とにかく違和感がある。
こんな気候だから人の心も落ち着かないのか、昔なら年間の10大ニュースになるような猟奇的だったり思いも寄らない異常な事件が多発するし、世界的にも情勢は不安定になるし。とにかくなにかにつけ気をつけないとね。

さて、不安定な一年ではあったけど、自分はといえば脳天気に趣味を追いかけて、腕時計を自分でモディファイしてみよう!と真剣にチャレンジすることに。

で、その1。クリスタルを交換します。

対象は、SKX007、SKX009と、ケースを磨いて別物になったSNK809。

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この3点、風防はみんなミネラルハードレックスのフラットなもの。この風防を、CRYSTALTIMES というサイトで見つけたサファイヤクリスタル・ダブルドーム・ARコーティングという仕様の風防に交換です。
届いた3点のクリスタル。SNK809とペプシのSKX009にはブルーのARコーティングのもの。ブラックのSKX007にはイエローのARコーティングのもの。
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実は最後のイエローのARコーティングのものは、黄色がきつすぎて、正直に言って失敗。後日あらためて計画を練り直すので今回のレポートからははずします。

風防の交換にはこんな道具がいります。
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圧入工具です。裏蓋の圧入用のものらしいですが、風防の交換にも使えます。アマゾンなどの通販で中国製なら2千円前後で買えます。これも中国製。
使ってみると、作業時上下の当てになるコマの精度が悪くて中心が出ていないのか、風防の正確な圧入が難しいものでした。なんとか使えるのは使えるけどね。機会があったら日本製の精度の高いコマを買うことにするつもり。
さて、作業開始!

● おおまかな手順は・・・(おおまかでも長く退屈なので最後に示しますね)

結果、こんな感じ

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とても幸せやね。そりゃぁ10万円以上の時計と比べるわけにはいかないけど、高級感がましたというか、安物っぽさがなくなったというか。写真ではわかりにくいけど、ガラス一枚でこんなに雰囲気が変わるものかと感心します。
特に、このブルーのARコーティング、控えめではありますがほんとうに綺麗なブルーを反射します。 SNK809のダイヤルの黒も深みのある黒に見えるようになります。
僕はグラフィックデザインをやっていますが、印刷物の黒ベタを使用する場合、黒インク一色は指定せず他の色を混ぜることによってより深く意味のある黒にします。そんな感じに似ています。
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どうかな?いい感じだと思いませんか?
腕時計の善し悪しや高級感って、部品の素材や、磨きの丁寧さ、またほんの小さなパーツの素材感によって左右されるということがよく分かります。
一般に高級機って、ムーブメントは除いて考えると、そういうところをうまくついている、あるいは当たり前にやっているのだと思います。
例えば、セイコーのカタログを見ても、50千円前後のメカニカルラインと少し高い100千円前後のプレサージュで、ほとんど同じデザインのものがありますが、使っている素材の違いだけで高い付加価値を演出しているのが分かります。
逆に言えば、安い商品を買っても、ほんの一部の数千円のパーツを変えるだけで、価格にすれば数万円の違いを生むことができるってことだと思います。

ただし! 失敗すれば逆効果もはなはだしいってことになりますが・・・・。あくまで自己責任。ま、作業自体を楽しむ気持ちがあれば問題はありませんね。

先に後回しにすると言ったイエローのコーティングのクリスタルはこちら

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作業自体は失敗ではありませんが、クリスタルのコーティングがきつすぎるのか、透明度が低く文字盤が暗くなってしまっています。視認性が大きく劣化してしまいます。
日中の戸外など明るいところではまだましなのですが、室内や夕刻の明るさでは視認性に残念な結果となります。イエローはお薦めできません。
こちらは、再度ブルーのコーティングのものに交換しようと思っています。ついでに、ベゼルも「一枚コイン」の形状のものに交換して、SKX007を一気に高級機に仕上げようなんて野望を抱いてしまいました。顛末はまた後日。

さて、書いてみると長くなる交換作業の手順です

まず、確認。
そもそも、時計の正面から風防をパッキンを挟んでケースに圧入するタイプのものでないとできません。ま、フラットな風防の付いた時計はほとんどこのタイプみたいやけど。
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こんなボックス型の風防は、また別な工具と手順が必要です。

手順

(写真の掲載など詳しくは、今回失敗したSKX007の修復の時に行います。今回は文章だけ)
1. 回転ベゼルの場合は回転ベゼルをはずす。回転ベゼルとケースのわずかな隙間にナイフをこじ入れると外れます。
外すと、ベゼルとケースの間にラチェットリングがあります。また、ベゼル内側にはベゼルパッキンがはめ込まれています。
大切なパーツなので慎重に扱います。
ダイバーウォッチの場合、かなり固くハマっているのでナイフでこじ開ける場合は手を切らないように十分な注意が必要です!手袋をして、ナイフの刃が跳ねても指に当たらない角度で作業しなけれなりません。力を加えるのに良い角度が取れない場合は諦めることが賢明です。怪我をしてはアカンもんね。
2. 裏蓋をはずす。
3. リューズを抜く。
(おしどりの位置はここ。ここを細い針かピンで押しながらリューズを引くと抜けます)
4. ムーブメントをはずす。
(一体のブメントと文字盤・針は、プラスチックのスペーサーに入ってケースに挿入されています。
時計をひっくりかえすとスムーズに出てくる場合と、きつく入っていてなかなか抜けないものもあるので慎重に)
5. ここから圧入工具の出番。圧入工具コマの穴が風防よりも大きくてコマの縁がケースよりも小さいコマを圧入工具の下にセット。上には風防より小さくて出来るだけケース内径に近いコマをセット。
6. 下のコマにケースを裏向き(風防が下)に置いて、慎重にハンドルを絞ると、ポン!と風防が外れます。
7. 風防が外れ、ケースを表向きにすると、ケースに、チャプターリングがある場合はチャプターリングと、ガラス縁パッキン(細い帯状の輪)がセットされています。パッキンは外した風防に付いている場合もあるので注意。この2つのパーツは大切に。
8. ケースに裏蓋を付けます。
9. ケースを表向きに水平が保てるように、圧入工具コマの穴が裏蓋より大きくて縁がケースの平らな部分にピッタリ合うコマを下に、上には風防より小さく出来るだけ風防サイズに近い縁を持つコマをセット。
10. ケースにチャプターリングをセット。リング裏面の位置を合わす小さな突起をケースの位置穴にはめてセット。
ガラス縁パッキンをケースの内側にセット。
11. 新しい風防をケースに慎重にセット。指の力では圧入できないので、正確な位置に置く感じ。風防が傾いていたりすると、圧入の際にパッキンをつぶしてしまう可能性があるので、正確に慎重に。
12. 圧入工具にケースをセット。慎重にハンドルに力を加え、少しずつ、ケースを回しながら、平均に力がかかるように圧入していきます。途中で風防がケースに水平に入っているか目で確かめます。風防の出がケースの縁から平均していればOK(だと思う)。
13. あとはケースに風防がしっかり入るまでハンドルに力を加えます。
14. この状態で、リューズだけをケースに取付け、水に沈めて簡単な防水検査してみるのもいいですね。
15. 裏蓋を開け、表向きに置いたムーブメントに慎重にケースをかぶせます。12時の位置をちゃんと決めて。
16. ケースをムーブメントごとひっくりかえして、ケースのリューズ穴位置と、ムーブメントのリュース挿入位置を慎重にきっちり会わせてからムーブメントをケースにしっかりはめこみます。
17. リューズを慎重にケースのリューズ穴に差し込み、ムーブメントに挿入します。ケースとムーブメントのはめ込みがきっちりしていれば、リューズはスムーズに抵抗無しに挿入できます。
もし、抵抗があったり入らない場合は前の手順からやり直します。無理にリューズを押し込むとリューズの針(天真)が毀損し取り返しが付かなくなるので慎重のうえにも慎重に。
18. 裏蓋を締めます。この時裏蓋パッキンがきちんとはまっていることを確認。また、パッキン用のシリコングリスがあればパッキンに塗布していくと完璧です。
19. 回転ベゼルがある場合、最後に回転ベゼルをセットします。
ラチェットリングの裏側の突起をケースの小さな穴に合わせてセットし、ベゼルの内側の溝にベゼルパッキンがきっちりとハマっていることを確認して、ベゼルをケースにはめます。指の力では完全にはめることは出来ないので、圧入工具の上のコマをベゼルの大きさのコマに付け替え、ハンドルを絞ると、パチン!とセットできます。回転させて本来の動きをしない(スルスル回ったり、固く回らなかったり)場合、再度外してベゼル内側のパッキンの状態を確認します。動作不良はほとんどがベゼルが傾いているかパッキンのセット状態の不良のようです。

んんんん〜、長い手順やな。しかも、読み返すと不安なこともいっぱいのようで・・・。でも、大丈夫。正確・慎重を旨にやってみれば意外と簡単です。

なお、手順の記述は僕がやったことと、その感想なので、専門家から見れば間違っているかもしれません。まだまだ勉強途中なのでご容赦を!