5分でできるベゼルインサート交換!

SNZF17J1 / SeaUchin、
ルミ・セラミックベゼルインサート投入!

若々しくハンサムな SEA-UCHIN をセラミックベゼルで一気に大人の雰囲気に!

平成30年 あけましておめでとうございます。
とは言っても、もう8日。今日は成人式です。
全国的にあいにくの天候で、特に成人式を迎える娘さんは大変やろうね。
カレンダーの関係でいつもより長くゆっくりした感じの年末年始の休暇も今日でいよいよ終わり。
明日からは忘れかけていた音をたてて、慣れ親しんだ日常が始まります。
それにしても、こんな長い正月休暇いるやろか?明日からの学校や仕事のことを思うとブルーになる子供たちや大人たちが増えるだけとちゃうかな?と、休みが今ほど多くなかった時代を過ごした僕は思います。
ま、今の仕事が365日休み、365日仕事、みたいな感じの僕にはどっちでもいいんやけど。

さて、今日は大好きな時計のひとつ、

セイコーファイブ SNZF17J1 SEAUCHIN のモディファイ追加です。

とてもハンサムだと紹介していた SNZF17J1 SEAUCHIN ではありますが、正直なところオリジナルのままでは高校生・大学生向きな印象が強くあります。大胆で太くくっきりとしたインデックス・針・ベゼルのデザインで若々しくハンサムな印象がそう思わせます。
エネルギッシュな若い人には本当によく似合う時計だと思うのですが、大人・・または中高年?が使うには少し気恥ずかしさみたいなものを感じるのも否めません。(もともと中高年は使わんやろう、って?そんなことはないやろ)
そこで、一回目のモディファイで標準のミネラルの風防をサファイヤのダブルドームに変えたら、なんとなくキレイさと落ち着きみたいなものが出て、年齢的にもいい感じになったので、ここは一気に大人の時計にしよう!ということで、特にエネルギッシュで若い印象を出していたベゼルインサートを落ち着きのある光沢のセラミックベゼルに交換してみます。
結果はこれ

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自分では目論見どおり。と思いますが・・。
落ち着きのある大人の時計になったのではないかと。成人式やからちょうどいいかな。
ハンサムで活発な学生が、落ち着きのある大人のビジネスマンになったような、僕はそんな印象にとらえています。

セラミックベゼルインサートの落ち着きのある独特な光沢は、プラスチックやアルミまたスチールの素材にはない独特の光沢です。高級感も増し、硬度も高いのでキズの心配もありません。加えて今回購入のインサートはインデックスに蓄光が施されたもので、暗所でキレイに発光します。
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日光や懐中電灯などで蓄光させた後、暗所に持ち込むと感動的なくらいキレイなグリーンの光を発します。(僕はこれが大好きで、特にセイコーの時計を好むのもこの性能が他社製に比べ優れているからです。)
ただし、インサートの蓄光は時計本体の針やインデックスの蓄光よりは継続時間が短く、ほんの数分で減衰してしまうものなので、実用性は感じられません。
蓄光性能はそんなものですから、ま、どうでもいいと言えばどうでもいいので蓄光の無い、SNZF17J1のサイズに合う、より安いセラミックインサートがあれば、選択としてはベストかも。

では、ベゼルインサート交換の顛末を。
HOW TO EXCHANGE

動画を見てね!

購入のベゼルは ebay で購入
”SEIKO SNZF17 SEA URCHIN “TP STYLE” FULLY LUMED CERAMIC BEZEL INSERT-BLACK”
https://www.ebay.com/usr/lumedceramicbezelinserts?_trksid=p2047675.l2559
US $ 45、加えて送料 US $ 15.5

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円形のプラスチックケースに入った商品の他、サイズに型抜きされた貼付用の両面タック紙が附属します。

以下、動画の補足です。

まずベゼルを外します。

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SNZF17J1のベゼルは同レベルのセイコー200mダイバーなどと比べ緩く嵌まっているので、比較的簡単に外れます。
が、鋭利な刃物でこじ開けるので充分に注意しなければなりません。指を切ったらアホらしいどころですまんもんね。
ベゼルが外れると、ベゼル内縁の溝にセットされているゴムの輪(ガスケット)と本体にセットされているラチェットの爪の出たリングを確認しておきます。(最終的にベゼルを戻す時に、両者のセットに不備があると、正常な動作にならないので)

ベゼルインサートを剥がし取ります。

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ベゼル内側のベゼルとインサートの隙間に精密ドライバーを差し込んで、インサートを浮かせていきます。
写真の様に当て布などで養生しながら丁寧に作業すると、現インサートを痛めずに外すことができます。
そこそこ浮いたら外縁から薄い工具を差し込んで剥ぎ取ってききます。写真はカッターを使っていますが、竹べらなんかがベストかも。
インサートが外れたら、ベゼルに残った接着剤をキレイに剥ぎ取ります。写真は爪楊枝を使っています。仕上げは接着剤はがしの溶剤などを綿棒に浸ませて拭き取るのも有効です。

両面タック紙を貼り付けます。

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両面タック紙は、上面の剥離紙を外さないままで、ベゼル表面に貼ります。サイズに合わせて型抜きされているので簡単に貼れます。
(!! この段階で新しいインサートを貼りたくなりますが、貼ってはいけません。インデックスの位置が決まらないので)
後は、本体への装着に続くので、ここで、先ほどのガスケットとラチェットリングのセットがキチンと出来ているか確認します。
出来ていないままベゼルを装着すると、ベゼルの回転不良とガスケット・ラチェットリングの毀損・破損に繋がるのでしっかり確認します。

ベゼルを本体に、インサートをベゼルに装着します。

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ベゼルを本体にセットし、指で圧入します。パチン!と入ればOKです。圧入器具がなくても比較的はめ込みが緩い設定なので指で十分だと思います。
また、標準のフラットな風防のままなら、漫画雑誌などの上に裏向きに時計を置いて、手のひらを当てて体重をかければ簡単に装着出来ます。
装着したらベゼルの回転をチェックします。以前より抵抗が増していたり、スカスカ・ギクシャクなど感じたら無理に回さずに、もう一度ベゼルを外してガスケット・ラチェットリングを確認するところからやり直します。
両面タック紙の上面剥離紙を剥がして、最後にインサートを貼り付けます。
インサートのインデックス0分の三角マーカーの頂点が文字盤の12時キッチリになるように合わせて位置決めし、静かにインサートをセット。位置が確かなら指で圧着します。

これで完成。手順を守れば順調にいって作業時間5〜10分くらい?

以前のブログ(SEIKO SKX007 ”もっと”モディファイ!)で紹介している(今回のインサートと同じものの色違い)ルミ・セラミックでブルーのアイテムと比べると、今回の黒のほうがキッパリとメリハリのきいたキレイさがあります。
今回は ”TP STYLE” と言うインデックスデザインですが、デザインは他にも選択肢があります。
SNZF17J1 にセラミックインサート、ちょっと大人びた雰囲気にモディファイするには絶好のアイテムだと思います。

ところで、写真の時計のバンドはハドリーローマ MS-910 Black 22mm。
大きく重い時計に似合う厚くしっかりとしたバンドです。

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遊革のみ同型の Brown のものに交換しています。ちょっとオシャレ?
バンドの購入はとちらでね!

HRwb

あ〜・・のんびりするのも今日まで。さ、明日から仕事がんばろ!

 

SEIKO SEIKO SNK805, 809 ”もっと”モディファイ! 針交換 再挑戦!

少し小さく細いSNKのアルファ針を太くて大きいソード針に!
SNKはこれで小さなパイロット!?

秋も深まり冬の気配がただようこの頃、風邪には気をつけましょう!
さて、今までのブログに書いてますが、ホント大好きな SEIKO SNK シリーズ。実売8千円位のオートマチック、37mmケース、小ぶりなミリタリー風。売ってるままだと、仕事も含めた普段使いにはチョット?っと思うサンドブラスト風のつや消し処理を一皮剥いて磨いてやると、印象一転、普段使いOKの感じに! 加えて風防をサファイヤクリスタルに変えれば、もう、これは結構ナイスウォッチに!
小ぶりな大きさも手首回り17cm強の僕にはちょうど良くて、いろいろ手を加えただけに愛着もあって、ほんといい時計だと思うのです。
が、ちょっと気に入らないのは針の小ささと細さ。もうチョット長くて太ければきっと存在感が増すのに・・・残念なところ。

以前の記事や動画にもあるとおり、カーキ色ダイヤルのSNK805の針を少し長いベンツ針に変えたら自分なりには大成功。バランスの取れたいい感じになったのですが、素人の初めての作業だったので、ダイヤルも針の穴付近もキズだらけの結果でした。(ま、肉眼の一瞥では見えないようなキズですが・・)
今回、ベンツ針を買った「raffles-time(eBayの出品者)」さんのサイトにあった、同じく7S26用のソード針を購入し、キズなくきれいに付け変えできるようリベンジです。

結果はこれ

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ベージュの SNK803と、黒の SNK805。針は色違いの同型です。
秒針は、理由を後述しますがSNKオリジナルです。
針の存在感が控えめなオリジナルに比べ、時計全体の押し出しみたいなものが出たように思いませんか?上品さは少し失ったかもしれないけど、増した視認性に比べれば目論見どおりです。
僕は腕時計の針は長いほうがカッコいいと常々思っています。特に秒針・分針は秒のインデックスを指すのが基本的に優れたバランスだと思っています。ちょうど、この写真のようにね。(秒針が残念だけど・・・)

eBayで買った針はこちら

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raffles-time(http://stores.ebay.com/Raffles-Time?_trksid=p2047675.l2563)
中国から郵送されたものです。
以前のベンツ針もそうでしたが、蓄光もセイコーのオリジナルにひけを取らないものです。
針自体の品質はわかりませんが、すんなり収まるので、たぶんいいんかな・・?

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Aはお馴染みの裏蓋外し、Bは安物の工具セットに入っていた剣抜き、Cは新たに買った明工舎の剣押さえ、
Dは薄いプラスチック板をカッターで切った針を抜く際の文字盤保護膜、Eは同じ目的で使うラップ。
Fが今回買ったソード針。

さて、気合い入れて交換作業!

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ケースから外した中身にリューズだけ取り付けて、午後0時に合わせます。午前0時だと新しい針を装着した時に針同士が干渉しないかクルクルリューズを回すので、その際逆回転でカレンダーを痛めることが心配なので。

 

 

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自作の保護膜やラップを使って、文字盤にキズが就かないように慎重に剣抜きで針を取り外します。

 

 

 

 

hands04ラップを使う時は、ラップを針の上に被せて、ラップ越しに工具を使います。
緑の805の時は、安物の工具にいらだってゴチャゴチャしている内に文字盤を傷つけてしまった。文字盤は以外とチョットのことで傷つきます。デリケートなので取り扱い注意です。

 

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さて、新しい時針を取り付けます。細かい部品を扱う時の粘土みたいなものがあるようですが、持たないので、セロテープで針の先をチョンっとくっつけて作業しています。12時にピッタリ合うように剣押さえで装着します。

 

 

hands06重ねて分針も同様に装着します。この時時分針がピッタリ重ならないと、分針が12時に来た時に時針がズレてしまうので慎重に。

装着したら、時分針が文字盤に平行に装着出来ているか目視で確認した後、リューズを12時間回して、時分針同士が干渉しないか、時針が文字盤のロゴなど突起物に干渉しないか確認します。干渉するようだったら針を抜くところからからやり直し。

hands07最後は秒針です。秒針の取付けは時分針がどの位置にあってもかまわないで、慎重にセンターをあわせて、チョンチョンとつついてやれば入るはずです。
ところが、この新しい針、何度やっても入りません。なんで?なんで入らん?チョンチョン・・あかん・・、入らん。
hands08結局あきらめて、オリジナルの秒針を装着するはめに。オリジナルは一発で決まりました。

なんでかなぁ? で、秒針の袴をマクロで撮ってみたら、明らかに袴とその穴の大きさが違うよね。

 

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左が新しいもの、右がオリジナル。左の方が小さいよね。こら入らんわ。
多様にある針の穴(ムーブメントの軸の太さ)の規格のことはよく分からないので、7S26用であれば大丈夫って思ってたけれど・・。あかんのもあるんかな。難しいね。

ま、秒針は残念だけど針を変えたムーブメントをケースにもどして完成です。

いろいろあったけれど、とりあえず完成。

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グリーンの805も加えて記念写真。
以前より増した視認性に大満足であります。
小さいSNKが本格的なミリタリー?パイロット?になったようで。うん。なかなかのものです。(「おんなじようなもんいっぱいこうて、なにしてんのん。おかしいんちゃう?」って言われてます。冷静に考えれば僕も同感です。)

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特に、ベージュの803、眼にやさしいベージュのダイヤルにルミを施された黒の時分針が際だって。クラシカルな雰囲気が最高です。明るいブラウンのバンドも似合うね。

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完成写真のバンドは、ハドリーローマ MS-906 (白スティッチ・シャークグレイン)と MS-784 (オイルタンレザー・フラット)。粋でオシャレ!っと思います。

HRwb

針交換の顛末、動画はこちらで!

最後に、言い忘れた注意点

針の穴の規格はムーブメントによって異なります。多数のムーブメントが採用するサイズはあるようですが、多様なようです。純正品でなく外品を手に入れる時は注意がいります。今回もSEIKO 7S26 用を確認しての購入ですが、SNK には秒針は違ったようです。
同じメーカーの同じムーブメントを搭載した異なる時計の純正品か、ジャンク品の部品取りで手に入れるのが、ホントは失敗のない方法なんでしょうか。
難しいね。

ALBA・Q&Q・CheapCasio ¥2,000〜¥3,000!チープウォッチ比較

セイコー・シチズン・カシオ、比べてみました。

先回のALBAでちょっと感動したので、
¥2,500〜¥3,000でよく似たタイプの セイコーALBA・シチズンQ&Q・CheapCasio を比べて見ようと思います。・・では早速。

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左から、Q&Q(H30-001)、ALBA(ABPS137)、CheapCasio(MRW-200H-1BV)。
価格(購入価格)は、Q&Q-6,000円(2,370円)、ALBA-4,000円+税(3,013円)、CheapCasio-逆輸入のため不明(2.430円)。
2千円〜3千円の回転ベゼル付き3針のクオーツ時計です。
どれもケースや風防がプラスチックなのでそれなりの見栄えではあります。
クオーツムーブメントには詳しくありませんが、価格帯からどれも最底辺の国産ムーブメントだと推測します。経験上充分に正確に動くと思います。
一秒ごとにステップする秒針の動き方も数万円で売られている国産機種のものと比べ明らかに硬く安っぽく見えます。
また、針も薄板を型抜きしただけのチープな感じはありますが、ALBA・CheapCasioは白で塗色されているのでうまくごまかされているかな。

届いた姿はこのとおり。

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ALBAは厚紙のケースに一応スポンジの枕に巻かれて入っています。Q&Qは吊し用の塩ビのケースに、CheapCasioはビニール袋にグチャグチャっと入っています。

主な仕様と特徴を表にしました。

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大きさは、CheapCasioが一番大きく重く、ALBA、Q&Qと続きます。Q&Qは一番小さいのですが、ラグからラグの全長が一番長いので見た目にはそれほどの小ささは感じません。
ALBAは電池式のクオーツで機能は最もシンプル
これに、Q&Qはソーラー充電機能が、CheapCasioはDAY/DATEカレンダーが付加価値として加わります。

回転ベゼルはALBA、Q&Qが共に逆回転防止60クリックで動作の節度・強度も良好です。
CheapCasioは両方向に回転しラッチはありません。ぬめっと適度な抵抗をもって回ります。少し物足りませんが、別にこれらの時計で本格的なダイビングをするわけではなく、ただ経過時間を計りたいという目的だけならCheapCasioの設定がむしろ便利でいいのかもしれません。
ALBA、Q&Qは粗めのコインエッジ、CheapCasioは歯数の少ない歯車状の彫刻です。僕はフラットでオーソドックスなALBAのベゼルを好ましく思います。
防水は全て100mmです。チョットした水没や、軽い水泳くらいには耐えるのかな?ま、豪雨の中でも安心でしょう。

側面はこんな感じ

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厚さの違いが少しわかります。風防以外に最もプラスチック感を感じる部分ではないでしょうか?ALBA、Q&Qはケースの中央にはっきり成形の筋がありますが
CheapCasioにそれはなく比較的高品質な感じがあります。

腕につけるとこんな感じ

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左からALBA、Q&Q、CheapCasio。
付属のバンドは、ALBAがナイロンのNATOタイプ。12時側が短すぎて大人の手に尾錠があらぬ位置に来て使うには辛抱がいります。
Q&QとCheapCasioはPVCかな?工業用ゴムの加工品。Q&Qは適度な長さを持ちますが、CheapCasioは12時側6時側ともびっくりするほど長すぎてよほど腕が太いか、服の袖の上に巻く以外は普通に使用するにはかなり恥ずかしい、かな。
大きさは、腕回り17cm強の僕が付けて、ALBAはちょうど良く、Q&Qは少し小ぶりに見え、CheapCasioは少し大きめ(普通のダイバーをつけた感じ)。

ダイヤルは、インデックスが数字で内側に小さな活字で24時間表示があるALBA、CheapCasioに対してQ&Qは楔状の大きめの略字です。好みの問題ですが、数字の方がアウトドアっぽい感じがしますね。ただ気になるのはCheapCasioの数字の書体です。メインの大きな12時間表示・ベゼルの15分間隔表示の数字とその他の小さな数字の書体がちがいます。数字自体の大きさの違いと相まって若干の違和感を覚えます。せめてベゼルだけでも書体と大きさをそろえればいいのに・・。

3機とも蓄光が施されています。

ALBAは時分針と1〜12時にドットのマーカー。
Q&Qは時分秒針とインデックスの略字。
CheapCasioは時分秒針とインデックスの数字。但しCheapCasioのインデックスの数字の蓄光はほとんど役に立ちません。
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LED懐中電灯で蓄光した後の経過観察です。2分後にはQ&QとCheapCasioは蓄光を失います。ALBAは10分強継続します。
Q&QとCheapCasioは2分ですが、照明を落として数秒で明らかに光度が減少するのがわかります。ま、たった数分のことですが、実用性ではALBAかな。

だいたい違いが分かったところで少し装ってみよう!

どれもそれなりにカッコよく、気楽に遊びに使うならこれで充分!ということが分かったので、ベルトを変えて少し装ってみます。
ALBAとCheapCasioは程よい遊び心を持つ感じなので、ステッチの効いたOFFに最適の革バンドに。Q&Qは時計の形もベゼルの色や一見した時の印象もおとなしいので上品でシックなクロコ押しの革バンドにしてみました。
問題はCheapCasioのバンド幅。ラグの幅は18mmで43mmあるケース幅に対して細すぎて見た目にアンバランスです。
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そこで、22mm幅のバンドの付け根をカッターで細工して18mmにして装着。これで見た目のバランスが改善しました。
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ちなみに、ALBA、Q&Qはケースとバンドを装着するバネ棒の中心の隙間が十分にありますが、CheapCasioは構造上非常に狭くなっています。たぶんこの価格帯の時計だからか標準のバンド以外のものに付け替えることは考慮していないのだろうと思います。
従って、厚めのNATOタイプや他の外品バンドへの付け替えの選択肢は非常に小さいです。
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さて、全部変えたところ

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見栄えが変わったでしょう? 素材の安っぽさも和らいで、より使える時計になったと思います。子供使いの印象が大人でも使える印象に近づいたと思いませんか?
ま、全て時計本体より高いバンドで、本末転倒ではありますが、これだけ変われば楽しく嬉しく思います。
(自分の周りは老眼ばかりなので、どうせ細かいところは皆見えません。「どや!実は安い時計やねん。」と自慢したくなります)

HRwb

最後に、各特徴を簡単に。

ALBA(ABPS137)は引き締まったデザインと24時間表示のインデックスの赤の差し色が魅力的。自分的には一番カッコよく好きな時計。

Q&Q(H30-001)は少し小ぶりなオーソドックスなスタイルとデザイン的なまとまりが素敵。ソーラーで電池交換不要。文字盤に貼られたソーラーセルも上品なアクセントになっています。この中では一番オールマイティに近い時計だと思う。
また、特筆したいのは風防の美しさ。皆アクリルの風防だけれど、他に比べ密度が違うのか透過率がよく拡散反射率が少ないように見え、クリア感が際立っている。歪みも少ない。ベベルカットのエッジもあって、ミネラルクリスタルにも引けを取らない美しさ。定価が一番高いだけのことはあると思う。

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中央がQ&Q、他の2機と比べ風防がダントツにキレイ!

CheapCasio(MRW-200H-1BV)は他に比べ無骨でタフな見栄えがいい。若い人にはこれかな。唯一DAY/DATEカレンダーもついて付加価値は高いと思う。

さてさて、皆さんはどれにしますか?「どれもいらん」って人の方が多いかもしれませんが、
僕は好きやなぁ、こういうの。

動画もね!

P.S.
先週 ALBA を買って思ったこと

安いからと言って子供のための腕時計を論ずるつもりはありません。
あくまで、大人として、社会人としてアプローチしてみたいと思います。今までに書いたことの繰り返しになるかもしれませんが。
僕は社会人として、常々手元と足元は大切だと思っています。どんなに上品でいいスーツを着ても靴が奇をてらったものなら台無しに感じます。
手元も袖口から覗く腕時計がハデハデだったり押し出しが強すぎたりすると人格さえ疑われると思うからです。某放送局の夜の人気報道番組のフレッシュで爽やかで好感が持てたキャスターが、いつのまにかちょっと売れた芸人も驚くようなデカハデ腕時計を巻いているのを見ると、「おお、頑張ってエエのん買おてんな。えらいえらい」とは思わず、「あほちゃうか」「こいつ、ちょっとおかしなったんちゃうか」という人格的評価に変わってしまします。どんなものを身につけようが本人の勝手と言えば勝手なのですが、手元は大切だと思うのです。

社会人としてはビジネスのどんなシーンにでも対応できる品があってきれいで、見た目自己主張の大きすぎない靴と時計は必ず持っていなければならない必須アイテムだと思います。
そういう条件のなかでも、自分が持っていて、人に見られて、恥ずかしくなく、自信を持って楽しめて、気分を高揚してくれる靴や腕時計を、背伸びせず自分の甲斐性の中で選んで身につけることが、自身の品格を磨くコツだと思っています。

自分が自分のビジネスと背丈に合った恥ずかしくない時計を持つことは必須です。

その上で、趣味や遊びでビジネスシーンから解放された自分を楽しみたい時、そのOFFの気分を高揚してくれるアイテムも必要です。
今回チープウォッチを取り上げていますが、これらの腕時計は腕時計として素材にしてもムーブメントにしても組み上げ精度にしても、どれをとっても底辺のレベルのもので、決して前述したような”まともな腕時計”に太刀打ち出来るようなではありません。(でも、決してオモチャでもありません。時計として立派に役目を果たしてくれます。)
だから、これらをビジネスにも常用する時計として扱ってはいけません。(但し、ファッション性重視や現場仕事の多いビジネスに就かれている方は別ですが。)あくまで自分を楽しませてくれるアイテムとして扱うべきだと思います。

ビジネスを離れて、たまに海へ山へのレジャーや旅行と言ったアウトドアを楽しむ時、それなりのラフな格好に着替え、家族・気の合った仲間と出かける時、安くて気楽で使えるチープウォッチは、持っていて損のないアイテムだと思うようになりました。
ダイビングでもフィールドでも、それなりの雰囲気を持った充分以上に”使える”ものがたくさんあります。
普通のサラリーマン、ビジネスマンがOFFを楽しむ時、決して高級なものは必要ではありません。高級なものはそういう職業のプロか、OFFでもステータスが気になる人がつければいいのです。
とにかく楽しめばエエ!安くて気楽に買えるチープウォッチ、おもしろいやん。
余った予算でバンドを変えたりして雰囲気を変えればなおさら楽しめるしね!

 

 

 

 

 

 

 

驚いた!¥3,000のALBA!

夏以来、今まで経験したこともないような乱れた天候が続いていたように思うけど、やっと落ち着いた秋の気配もただよい、ここ二日ほどは透けるように高い空と山が色づき馬も肥える気持ちのいい季節になったようやね。朝夕ちょっと寒いけど。
一昨日は月も未練な十三夜の月が澄み渡った夜空にとてもきれいでした。
北の国のミサイル連発、2週連続の大型台風と希に見るへんちょこりんな総選挙(ほんま、誰がこんなへんちょこりんな状況つくったんやろね?)なんかでなにかと大騒ぎでしたが、とりあえず身の周りには何事もなく、このまま落ち着いた秋から冬、正月を過ごせればええんやけどね。
総選挙といえば、自民圧勝で安定政権継続。それはいいけど、チョットでも早く好景気の実感をいただきたいものやと、零細企業の経営者として思うわけです。耐えてしのいで、これ以上の底はいらんで、と悲鳴をあげた時期は確かに過ぎたようには思うけど、最盛期ほどの好況感にはほど遠く、今でも耐えてしのんでる状況ではありますので、経済政策なんとかしてください。

話は長くなりましたが、時計の話です。

チープウォッチ、買ってみました。
とりあえず結果を見て! どぉ?

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バンドは、ハドリーローマMS851/black に付け替えています。

HRwbブログを遡ってみますと、欧州もんに負けない50千円クラスの時計探しが目的やったようやのに、どんどん下がっていって、最近は10千円クラスの時計探しになってる。いろんなシーンでも恥ずかしくなく、視認性良く実用目的を100%満たしてくれて、着けていてうれしい時計を探しているわけですから、値段が下がるというのはいいことで、10千円クラスでも不都合を感じないような時計があるということはすばらしいことやと思うのです。
未だに耐えしのんでいる自分としては安いことは好都合でもあります。
そこで、一度試してみようと、10千円よりずっと下クラスに挑戦です。

以前、孫にと思ってシチズンのQ&Qを買ったり、自転車に付けようと思ってチープカシオを買ったりしたことはありますが、特に印象は残っていません。
シチズン、カシオときたので今回はセイコーのアルバを試してみようと思い、ちょっと気になっていた「チタン製・200m防水」のミリタリーを買おうと思ったのですが(前からハミルトンのカーキフィールドと比べてみたくて)、アマゾンでアルバたちを見ていて見つけたのがこの時計です。
レビューの評価も結構高く、3千円でポイントも若干つくし、なによりなんとなくトレーサーやルミノックスを彷彿とさせる感じが目に止まって、衝動的にこっちを買ってしまったという次第です。
前者のアルバは7千円くらい。こっちのアルバは3千円。小遣いへらずにすむしね。

正直、値段が値段なので、以前のQ&Qやシープカシオ同様期待はしていなかったのです。どうせチープやろって。

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3千円でもちゃんと箱に入っています。右下は通常のNATOストラップとの長さの比較。

驚いたよ。ビックリした。なかなかエエやん。

確かにそらチープですわ。全部プラスチックやし、秒針も短いし一秒単位の運針動作も底辺のクオーツそのものやし、リューズも取って付けたような感じやし、NATOタイプのバンドも短いし、エトセトラ。
高級感なんてかけらもありません。当たり前ですが資産にもステータスにもなりません。
でも、カッコいい。大きさもちょっと小ぶりで僕にはちょうどいいし。ボディも回転ベゼルの太さでプラスチックの風防ガラスの縁がほぼ隠れていてプラスチック独特の安っぽい光り方が目立たないし、なにより視覚的にキュッと締まったデザインにとても好感が持てます。
ほんと、マイナーな予想を覆す驚きやったので、ちょっと詳しくコメントしたくなりました。

おおよその仕様は?

● リューズを除くケース幅は、41.4mm
● ラグからラグの全長は、45.6mm
● ベゼルの径は、39.5mm
● ダイヤルの径は、27.5mm
(アマゾンの仕様にはケース44mm×44mmとありますが、どこにも44mmは出てきません。
アマゾンの仕様を見て買う人がいれば注意してね。大きな時計ではありません。どちらかというと小ぶりです)
● 厚みは、11mm
● バンド幅は、20mm
● 重さは、本体22g!(軽い!)ナイロンベルトを入れても、34g(軽い!)
回転ベゼルは?
ちゃんと逆回転防止で、60クリックで実にカッチリしっかりしています。これも驚きです。
(以前買ったダイバー風Q&Qのベゼルは同じく逆回転防止やけど、おもちゃのように軽く頼りないものだったので。)
ただ、5分ごとに印字されているインデックスはプリントなので、たぶん使っている内に消えると思うし、回転のクリック音も安っぽいのは仕方ありません。
ルミは?
しっかり光ります。30千円クラス以上のセイコーダイバーと比べると少し継続時間が少ないくらいです。
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精度は?
安いとは言えセイコーのクオーツなので1ヶ月くらい時刻合わせしなくても大丈夫だと思います。しばらく試さないとわかりませんが。
秒針もダイヤルの秒インデックスを全周に渡ってきっちりと指しています。組立の精度がいいことを示していると思われます。
視認性は?
はい。文句ありません。老眼の僕でも裸眼できっちり時刻が読めます。
裏蓋は?
四隅をネジ止めするタイプです。電池交換は楽にできますね。ついでに、バネ棒とケースの隙間はこんなかんじ。普通に狭いものです。厚めのワンピースバンドは通らないかもしれません。
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そのほかは?
リューズの時刻合わせの回り方が軽すぎてたよりないし、強度的にも頻繁に操作しない方がいいかも、と思わせる頼りなさがあります。
風防のプラスチックは見た目は分かりませんが、うねっています。

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ブラインドの映り込みを撮ってみたらこんなふうになります。

バンドはしっかりとしたNATOタイプのものですが、短く、特に12時側が短いので腕に装着した時に美錠の位置が腕の中心に来ず、不快。これはいけません。

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上段がオリジナル。右上:美錠が腕の側面にきています。下段は通常のNATOの変えた場合。

外品のバンドに変更するのは必須かな?
NATOタイプなのでバンドの交換が簡単だろうと思ったら、ベルトの穴回りの補強の革が邪魔をしてバンドだけを抜き取ることはできません。結局バネ棒を外すことになります。ま、外品に交換してしまえば大丈夫ですが。
バネ棒は、ケースのラグに穴のあるタイプですから、針状のものを穴に押し込めば簡単にはずせます。

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NATOタイプ様々。よく似合うね。特に黒とカーキがいいかな。

革バンドで一気にレベルアップ

本来、NATOタイプやウレタンストラップが似合うし、この時計の本来の姿だと思いますが、チョット奢って、いい革バンドを装着すると一気に雰囲気が変わります。
いつものハドリーローマMS851の黒を付けてみました。
安物とは言わせません!といえるレベルになったと思います。(バンドの値段でこの時計が2本買えるという本末転倒状態ではありますが・・・・)
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HRwb

結論は?

 

チープだと思ってしまえばそれまでですが、ぱっと見た目や遠目にはルミノックスやトレーサーと変わらんのやないかな。よっぽど目の肥えた人か目のいい人やないと。
それなりに装ってやればなおさらです。
充分楽しくうれしく遊びに、時には仕事に使える時計だと思います。
日付もないし、クオーツやから頻繁な時刻合わせもゼンマイ巻きもないし、なんの負担もなく、ほったらかしで、100m防水やし雨だあろうが嵐であろうが気を遣わず結構ハードに使ってもこわれそうにはないし。よしんばこわれてもあきらめのつく値段やし。
ほんと、見た目は立派なミリタリーで時計としての基本性能は十分以上やし。
僕は、エエんちゃうかなと思っています。
もう一個、色違いを買ってみよかな、と気楽に思える時計です。

動画もみてね!

 

 

SEIKO SKX007 ”もっと”モディファイ!

セラミックのベゼルインサートでドレスアップ!
しかもベゼルインサートもルミで光るひかる!

今回の”もっと”モディファイは、

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“プラネットオーシャンスタイル”の LUMED CERAMIC Bezel Insert in Blue Ceramic の追加。
● 落ち着いたブルーのきれいなセラミックベゼルの数字が夜光で光ります。
このベゼルインサートは、LCBI (lumedceramicbezelinserts)さんから。
http://www.ebay.com/usr/lumedceramicbezelinserts/

これまでのモディファイは、

● ベゼルと風防:CRYSTALTIMESさんの
CT202 coin edge bezel
CT037 Sapphire crystal / Double Dome/Blue AR-coating
https://crystaltimes.net/

● ベゼルインサート:kontrolsports!さんから
プラネットオーシャンタイプ

● 時計バンド:HADLEY ROMAの
MS-851 Black Saddle-Leather band
http://www.ngart.gr.jp/watchband/
▲▲ 僕はこのサドルレザーのバンドがとても気に入っています。適度に分厚い存在感とハッキリとしたスティッチ、それになにより厚さを感じさせないしなやかな付け心地の良さ。ぜひ、上記リンクからお試しを!

今までのモディファイの変遷はこんなかんじ。

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上から、オリジナル ➡ 風防とベゼル・ベゼルインサートの変更 ➡ 今回のベゼルインサートの再変更

LUMED CERAMIC Bezel Insert in Blue Ceramic

セラミックの美しさ

アルミベースのベゼルインサートもきれいだと思いますが、セラミックはよりきれいで高級感を増してくれます。
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本格的なダイバーさんではない僕の様な丘ダイバーが、お気に入りのダイバーウォッチをドレスアップするには最適のアイテムです。
今回はブルーの「プラネットオーシャン」タイプを選んでいますが、黒も締まっていい感じだろうと思います。(プラネットオーシャンではなく「オリジナル」タイプ、色はブルーの他ブラックを選ぶことができます)
ブルーと言ってもとても深いブルーなので、光線の加減ではブルーがかった黒にも見えます。落ち着いたいい色です。
表面はセラミックらしくガラスのように平滑で、アルミよりは高級感を感じさせるものです。
数字・インデックスは極めて薄く彫られていて、そこに蓄光か施されています。
蓄光を感じない明るい場所にあっても、セラミックの存在感はアルミのオリジナルに比べ格段に増したと思います。

ルミの美しさ

光を与えたあと、暗闇に移すとこんな風にベゼル一体で時計が光ります。
lumi03
ダイヤルのインデックスや針の定評あるセイコーの蓄光に比べれば、若干暗く、また効果は長続きしません。
しかし、全体で光る様子は、幻想的・・未来的・・宇宙を彷彿・・とかいろいろな魅力的な言葉で表せそうなほど美しいと思います。
光るインデックスとベゼルの中を秒針のマーカーがスムーズに円を描き亘る様は、言い過ぎかもしれませんが飽きることなく見入ってしまいそうになります。
とにかく、暗闇で眺めるのが楽しみになるのは確かです。
lumi02

今回のモディファイの費用は、約5,000円。安くはないけれど、とても満足のいく改造だったと感じています。
ベゼルまで光るって、なんかうれしいよね。

動画はこちらで!

ORIENT MAKO-XL / RAY-II “MOD”

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う〜・・・・っ、あつい・・。
子供の頃、暑いあついといっても、最高気温はせいぜい32℃位だったと記憶しているけど、最近は36℃とか37℃とか・・。ほんと殺人的な暑さですね。あれほど夏が好きだったのに、この頃は少々苦痛に感じます。
これでは夏休みの子供も表では遊べませんね。孫達を見ていても、せっかくの思い出作りの夏休みなのにかわいそうに思います。
それにしても、毎日必ずと言っていいほど日本のどこかで「記録的短時間大雨情報」が出されるのは異常な事態だと心配しています。
被害に遭われた地域の皆様には心からおだやかな天候への回復と一刻も早い復旧を祈っています。
異常な暑さと雨には、今できることは僕にはありませんが、健康にだけは気を付けて異常事態に対処できる体力と気力だけでも持っていたいと思います。

さて、
6月の初めだったと思いますが、このブログを読んでくださっている長野県のKさんから「風防の交換をやってくれないか?」とのメッセージをいただき、「素人細工でよければ・・」と返したところ、何通かのメールのやりとりの末7月中旬に、オリエントのダイバー2種の風防の交換をさせていただくことに。
交換と同時に会社が「WatchStrap Selection」で売っているハドリーローマの革バンドのご注文もいただきました。ありがとうございました。

時計はオリエントのダイバー、MAKO-XLとRAY-II、共にアメリカで人気のダイバーです。
人様の時計、それも買ったばかりのキズ一つない新品なので「おまえ、大丈夫か?つぶしたらどおすんねん。責任とれるん?」と心の声も聞こえてきそうですが、オリエントはRAYと同型のMAKOの風防交換をやったこともあるし、ま、できるやろう・・と、(いつもの悪い癖で)楽観的にお引き受けしてしまったところです。
交換する風防は、このブログでも何度も紹介している「Crystaltime」のサファイヤクリスタルのドーム形状のものです。
これはKさんが買われて時計と一緒に僕の手元に送って頂きました。

届いた時計がこれ、左がXL、右がRAY。
xr01
左のXL、名前どおり大きな時計です。幅44.5mm、ラグからラグは約50mmあります。
僕もネットでこの時計の写真を見て欲しいと思ったのですが、大きさの仕様を見て「大きすぎる」と諦めていた物です。
実物を見ると確かに大きいのですが、ベゼルの内周が太く縁取られているせいか実際の寸法ほど大きくは見えません。とにかくとても存在感のある時計です。
いかつい感じの時分針をロリポップの秒針が和らげているような不思議な調和感があります。
ムーブメントは「46943」、手巻き・ハッキングの機能はありません。セイコーのSKXなんかの「7S26」と同等でしょうか。

右はRAY-II、このブログでも紹介しているMAKOと文字盤・ハンド違いの同型です。
僕の細腕にはこちら、幅41.5mmはちょうどよく収まるように感じます。とてもまとまった破綻のない形が僕も大好きです。
こちらのムーブメントは「F6922」、手巻き・ハッキングの機能がついています。

それでは早速作業にかかります。

ケースから中身を取り出したところ。

xr02
文字盤と、チャプターリングは一体です。同クラスのセイコーのダイバーとの違いです。
ちなみに、RAYのF6922ムーブメントの「オシドリ」はリューズから巻真の通る道筋のすぐ脇にある穴の中にあり、すぐに分かるのですが、XLのムーブメント46943の「オシドリ」は、普段隠れていて、リューズを2段引き出すとムーブメントの側面にちょっと顔を出すという僕にとっては初めてのタイプのもので、最初わからず少し焦りました。

こちらはケース。風防を取り外しました。

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標準の風防は厚さ3mm位のミネラルクリスタルの表面がフラットなものです。
ちなみに100m防水の時計の風防の厚みはこの半分くらいしかありません。200m防水となるとこんな厚さ。水圧ってすごいんやね。
今回は出来るだけケースにキズを付けたくなかったのでベゼルは付けたまま作業しています。
写真の矢印が示す白い部分はガスケットです。しっかりはまっていることを確認します。

ここからは新しい風防の装着。

圧入器具での作業は、いままで何度も紹介しているので省略します。
(実は写真の撮り忘れでして・・、すみません)

しっかり装着出来たし、水に浸けてみます。

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風防を本当にしっかり装着出来たか不安なものですが、僕はケースを組み上げた状態の厚さで判断しています。新旧の風防の厚さの差を確認しておいて、風防装着前後のケース厚さの差が一致すればOKとしています。
水が浸入しないか確認のため、ケースに共にねじ込み式のケースバックとリューズのみ組み上げ、20cm位の深さの水に沈めています。今回は、途中ケースの向きを変えながら2時間くらい沈めたままにしました。
気圧をかけることができないので本当の防水検査にはなりませんが、少なくとも日常生活での水の侵入の有り無しは判断出来ると思っています。

水から引き上げ、冷やします。

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引き上げたケースの上にしばらく氷を乗せて冷やします。
ケース内に水が入っていたら、風防内側などが結露するはずです。
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結果、OKですね。

ムーブメントを戻し、バンドを装着。

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ケースをしっかり乾かした後、外していたムーブメントをケース内に戻し、バンドを装着。共に幅は22mm。
左、XLにはハドリーローマ MS-910、black、
右、RAYにはハドリーローマ MS-851、black。共にKさんのご注文。
※  -WatchStrap Selection- で売っています。ぜひご覧ください。
どちらも縁を絞っていないタイプでダイバーウォッチには最適の革バンドだと思います。

風貌を光にかざしてみると・・。

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部屋に照明の下に置くとこんな感じになります。
左、RAYにはシングルドームのサファイヤクリスタル。シングルドーム、要は凸レンズやね。
右、XLにはダブルドームのサファイヤクリスタル、こちらは表裏ともカーブしているので斜めからの視認性も良好です。
共にARコーティング、ブルー着色のものです。ブルーの着色は風防の裏面に行われていることが青い光と白い光の分かれ方でわかりますね。XLのダブルドームは表裏ほぼ同じ反射なので青と白の光が重なります。

ビフォー・アフターはこんな感じ。

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上が標準のフラットなミネラルクリスタル。下が交換後。
RAYもXLもベゼルがベベル状に傾斜のあるタイプなので、風貌のドームと一体感が出てとてもいい感じになります。
僕自身MAKOの風防を今回のRAY同様の風防に交換した時、イメージの変化に驚きました。
(冒頭の写真も参照してね)
ちょっと大袈裟かもしれませんが、作業着を着て汗を流していた作業員がシャワーを浴びてアフターファイブのスーツに着替えたようなイメージの変化です。
今回は特に、大きなXLに程よい「絞まり」が出たように感じます。

ま、とりあえず、うまくいってよかった。
オリエントの人気ダイバー2つを見比べる機会を与えてくれたKさんに感謝します。

動画も2本作らせていただきました。見てね。

SEIKO PROSPEX SRP789

TURTLE / Coke!!

大きな時計だけど大きさを感じさせない不思議

70年代に短期間生産され人気を博した3RDダイバー復刻版 SRP777 のコークカラー版、SRP789。
ケース幅45mmのビッグフェイス、腕周りを調整済みの段階で176gもある重量級ながら、独特な形状のクッションケースと47mmに抑えられた全長のおかげで、非常に良い素着感と、過度に大きさと重さを感じさせないところが特徴的なダイバーです。

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弟分のSKX009と比べると二回りは大きい印象があります。

conpare

ところが、腕にはめてみると、計算された形状のクッションケースが不思議に腕に張り付くようにフィットし、重さも大きさも実際のスペックほどには感じません。とても心地よく腕に収まります。
何度も言っているように僕の腕周りは170mmしかありません。ケース幅40mm以上の時計はなかなか似合わないのです。
しかし、その細腕でも過度に大きな物を着けている感覚は視覚的にも、感触的にもありません。

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その原因は、幅は45mmもありますが、ラグからラグの全長は47mmと抑え気味だということと、腕方向に落とし込まれたラグの曲面やケースの上面より下の部分(側面から腕に接する面)がゆるやかな曲面で絞り込まれている独特のケースデザインにあると思います。
感触的には角がなく、実に自然に腕のカーブに馴染みます。
視覚的には底面まで絞り込まれた形状から、実際の厚さ(13mm)より薄く見えます。
SKXのケースも同様のよく計算された三次元曲面のケースを持ちますが、こちらは大きいだけに、それをより発展させた感じがあります。
200m防水に気分的にも安心感の増す大きさ。ズングリしてはいるけれど、どこぞの超有名ダイバーの形状を阿ない独特のデザイン。よく見て装着してみれば得心する繊細な形状。
とてもよくできたケースだと感じます。

SKXと比べると

ダイヤルは?

ソリッドな黒ダイヤルに白く丸い夜光の効いたインデックス、アロー針の分針、逆ロリポップの秒針、視認性は抜群です。
また、ベゼルの20分までの時間帯と分針に施された差し色の赤も視認性の向上に役立っています。
黒白のみのSRP777よりほどよい色気を感じます。
SKXと比べると、ダイヤルの見た目の印象はほとんど同じです。12・6・9時のインデックスの形状の違い位でしょうか。
ただ大きさはSKXよりベゼル・ダイヤルとも直径で1mm大きくなっています。

ムーブメントは4R36

SKXの7S26に比べ、手巻き、ハッキングが可能となり、非常に便利です(当たり前かもしれませんが・・)。
スクリュー式のケースバックも神奈川浪裏マークと外縁がグロス、それらに挟まれた部分はヘアラインとツートーンに処理されており、全面グロスのSKXより凝った処理がなされています。

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また、スクリュー式のクラウンのねじ込み時の感触やピッチもSKXよりは明確に高級感があります。
4Rxxは7Sxxの発展形らしいのですが、精度にばらつきがある、とか、パワーリザーブが少ないとか、いろいろ言う人もいます。でも僕の7Sxxは腕に着けていればどれも日差±10秒くらいに充分収まっているし、朝充分に振ってパワーを貯めれば放っておいても翌日の夜でも元気に動いています。実質パワーリザーブ40時間くらいはあると思っています。4Rxxは初めてですが7Sxxの発展形なら4Rxxも充分に信頼できるものと期待しています。

SRPとSKX、どちらを選ぶ?

と、問われたら、迷います。値段はSRPの方がほぼ倍になるわけです。SRPの実売価格は30千円強、SKXは15千円強。
SRPは値段と比較してもコストパフォーマンスに非常に優れる品質があると断言できます。
しかし、SKXはコストパフォーマンスで比べるとそれ以上に優れているとも感じます。
正直優劣つけがたいという感じでしょうか。
但し、ステンレスブレスの品質は明らかにSRPの方が上です。(この件は次の項で)
腕が細い人はSKX、たくましい人はSRP。
手巻き・ハック機能を最優先する人は文句なくSRP。
コスパを優先する人は文句なくSKX。みたいな感じではないでしょうか。

バンドを変えてみる

いつものように革バンドを試してみます。腕時計の雰囲気を変える一番簡単な方法です。
ステンレスブレスもいいですが、革バンドはおしゃれ度を一気に引き上げてくれます。
今回試したのは、ハドリーローマのMS851とMS910。共にダイバーの存在感に負けない厚めのバンドです。

0405もともとフィット感のいい時計ですが、柔軟性に富むいい革バンドを着けるとより腕にフィットする装着感が得られます。しかも他の人と差別化できるおしゃれ感もあるしね。
特にオンタイムには押し出しを抑えた控えめな上品さを演出できます。
お薦めは上の2本。興味ある方は以下のリンクで!
WatchbandSelection」で販売してます。(国内最安?)

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ステンレスブレスのこととコマの調整

標準のステンレスブレスは巻き板ではなく、とても良く出来ていますが、振ると、完全に無垢のステンレスにはないシャラシャラ音がします。
見た目には分かりませんが、中空なのでしょうか?(←不確かな想像です)
また、同じくらいの幅と厚さを持つ無垢のステンレスブレスト比べると若干軽めです。
ただ、元々時計本体が大きく重いので、軽めのブレスは歓迎できます。シャラシャラ音がしても、見た目が良ければいいかな?と思っています。
シャラシャラ音も、ブレスの長さを腕にピッタリに調整すると気になりませんし、そもそもこの手の大きく重い時計のブレスを余裕のある長さに調整したら、腕を激しく動かした時や自転車・バイクなんかに乗った時に手首に打撲を負ってしまいます。
だからこれはこれで良い、と思っています。

そうそう、ちゃんとダイバーエクステンションの機能も付いています。バックル部分裏側のヒンジを持ち上げて、フックをはずせば2cmほど伸張します。(たぶん本当にダイビングする人以外は使わないと思うけど)

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ブレスのコマの繋ぎは、Cリングとピンによるもので、Cリングが中央でなく端にはまり固定するタイプのものです。
しかも、ピンの長さがコマの幅より2〜3mm短いので、コマの調整はなかなか難しいことになります。
外してしまうと、小さなCリングを失ってしまったり、普通の工具だけでは着け戻すことが出来なくなったりするので注意が必要です。構造を知って慎重に作業するのもいいですが、時計屋さんに頼むのが無難かなと思います。
僕も「こうやるのが本当のやり方」というのは知りませんが、僕のやった方法を書いておきます。参考までに。

band

ブレスのコマの穴に、図左のようなピン(黒い棒)が収まって、コマを連結しています。
ピンはコマの穴を通り抜けるくらいの細さです。このままでは固定しないので、片方の端にCリング(赤い部品)をかしめて穴に固定しています。
A: ピンの長さはコマの幅より短く、穴の両端に約1.5mmくらいずつ隙間が空いています。(これが厄介の元で、ちょうどの長さだといいのにと思います)
B: ピンを抜き取ります。ピン抜きの工具を矢印方向に押し込むと、
C: 簡単にピンは抜けます。この時、Cリングも取れてしまうのでなくさないように注意!
D: 連結します。コマの矢印の反対方向からピンを挿入しコマとコマを連結します。ここで、Cリングをコマの矢印方向に挿入してピンをかしめたいのですが、ピンの長さがコマの幅より短いのでかしめることができません。
E: そこで、図下のように穴に仮の詰め物(オレンジの物体)をします。詰め物をした側を下に、机や作業台に立てて、矢印方向にCリングを挿入し、工作用のハンマーでかしめ込みます。さらに時計修理用のピンをCリングに当てて深い位置までハンマーではめ込みます。ハンマーは軽く軽く使います。
未調整のブレスの穴に作業用のピンを入れて、その深さと同じくらいまでCリングが挿入されたことを確認出来たら完成です。
仮の詰め物はポロッと出てきます。
詰め物ですが、僕はゼムクリップのNo5、ジャンボサイズを2mm弱切って使いました。このクリップ、ブレスの穴にちょうど合います。

この方法が正しいかどうかはわかりません。(知っている方がいらっしゃったら教えてね)が、とにかく固定はできました。

大きな時計はきらいです。でも・・

(何回も言うなよ!お前の細腕は知ってる!)
でも、これは許せます。いやいや存在感と言い、仕上げのよさと言い、なかなかのものだと思っています。

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今年も始まってしまった暑く長い夏に活躍してくれるかな?

動画はこちらで! 初めての歌入りBGMです。

時計いじり三昧の日々:安いクロノグラフ改造編〜その2〜

子供の頃から機械をいじるのが好きで、最初は自転車、ヘッドライトやバックミラーをごちゃごちゃ付けるのから始まって、それに飽きたら今まで付けたものや、泥よけ、荷台なんか無駄なものを外すようになって、次はハンドルを変えたり、ワインマンやカンパニョーロのパーツに変えたり、自分の好みに改造するおもしろさを覚えて、二十歳ちょっと前の頃にはクルマいじりにはまってしまって、フロントグリルを外したり、メッキパーツを黒塗装したり、マフラーを交換したり・・。石原裕次郎の「栄光のサファリ」でラリーにあこがれていた僕は当時兄貴から譲り受けた510型ブルーバード3Sのサスペンションを、親しかった修理屋さんの工場と道具を借りて日産純正のラリー仕様に改造した(もちろん整備士の指導の下でね)。たまたま叔父が住友ダンロップに勤めていて、実際にサファリで使用したタイヤまで付けてね。ちなみにそのタイヤは今では普通のラジアルではなく、クロスプライやった。当時の技術の側面の弱いラジアルではサファリの悪路でバーストするのが常やったみたい。グリルにシビエのランプ付けて、マッドフラップ付けて、今では田舎の暴走族しか着けない四連トランペットのフォーンまで付けて、自称完全装備。ロールバーやレカロのシートまでは経済的に手が届かなかったけど、見た目完璧。自分の手で改造した車を初めて走らせた時のロール感のない固い安定感と感動は今でも鮮明に覚えています。たのしかったよなぁ〜あの頃は・・。
働き出した頃からは時間的にも経済的にもクルマをいじることは出来なくなったけど、印刷会社に勤めだして数年で軽オフセットの印刷機くらいなら分解整備が出来るくらいになってた。
機械いじりはやめられへんかったんやね。
そんなに好きな機械いじりやのに、子供が出来てからは子供の成長の方が面白くて、好きだったことすら忘れてしまって数十年。忘れていたおもしろさを思い出させてくれたのが腕時計かな。大きな機械が、手の平に乗るこんな小さな機械になったけど、やっぱり面白いね、機械いじりは。

いつもどおり前振りがだらだら長くなってしまったけど(昔話するようになったら終わりかな)、再び安いクロノグラフを楽しみます。

SEIKO SND367。スピードマスター似のセイコー海外版です。

一年くらい前かな、「安いクロノグラフ改造編(under ¥10k)」で同型白ダイヤルのSND363をいじったのが時計いじりの始まり。これが失敗だったので、リベンジの意味も込めて今度は同型黒ダイヤルのSND367をいじってみようと思います。

SDN367_01

まずは、概要

詳しいデータは省きます。多機能なクォーツクロノグラフムーブメント 7T92 を搭載した1/20秒高速クロノグラフです。なにより特徴的だと思うのは、小ぶりな幅38.5mm(リューズ除く)のケースです。ケースは小ぶりですがラグからラグの全長は46mmとちょうどいい長さがあります。厚さは11mmとこれも薄めです。いつも言ってますが170mmの僕の細腕にはこれくらいのサイズがちょうどいいんです。クロノグラフによくある43mm超えのケースなんか、僕が着けると腕に金魚鉢をくくりつけたようになってしまいます。ダンディな僕(自称:だれも言ってくれないので)としてはこれは許せません。ただ、もう少し厚くてもいいのかなとは思います。裏蓋が薄くてなんとなくチープに感じるからです。
サイズはいいのですが、他にもチープに感じる部分は多々あります。ベーシックラインだから仕方ないとは思いますが。
例えば、ダイヤル外周の分厚いチャプターリングです。今回のSND367は黒なので少しマシですが、前回の白のSND363は、隠れて目に付かない機械部分に使用するスペーサーのように見えて実際興ざめしてしまいます。これ、写真ではなかなかわかりません。実物を手にして初めてわかるチープさです。
つぎに、針の細さです。たしかにバランス的にはこれでもいいのでしょうが、白も黒も(特に白)老眼でなくても指し示す時刻が目に入りません。それでなくてもゴチャゴチャしたクロノグラフのダイヤルの中で針は見えないのです。ピッカピカのクロムメッキされた針は周囲の光を受けてダイヤルに溶け込んでしまいます。白く見えるルミの塗料だけがたよりです。
また、ケースですが、これもピッカピカ。ピッカピカでもいいんですが、正直言って高級感のないピッカピカです。
もちろん、このクラスに高級感を求めるのは間違っていると思いますが、無理にチープに見せることはないと思うのです。
全体的にもほんのり薄っぺらいチープ感があるのは否めません。仕上げのまとまりがいいだけに、なおさらそう思います。
ベルトは腕に装着してしまえば、さすがセイコー。見た目はいいのですが、着け外しするとバックルも部材も感触も音もチープ感満載です。
ま、いろいろ文句言ってますが、SND367君の名誉の為に言えば、この値段内でこの仕上がりはさすがではあるのです。実際すばらしいと思います。
スピードマスターと比べてみたって、ほらそんなに違いはないやんか!?

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そこでほんのり薄っぺらいチープ感をなんとかしてみよう!と思ったが・・

計画は、

1. まずピッカピカのケースをつや消し(自称ヘアライン加工)にして、装飾感より機械感を出す。
2. 次ぎにベルトを手持ちの少しいいものに替える。
3. そして、少しお金はかかりますが、いつものようにミネラルガラスをサファイヤに。
4. 最後に、手間はかかりますが、一年くらい前に紹介した同じムーブメントのパイロットSND255と時分針を交換する。(実は、SND255、いろいろいじったのだけど、花紺のダイヤル色と朱色の計測針の相性がどうも気になって使っていなかったもの)
SND255の針は形は違いますがSND367よりも一回り太いものがついています。これに替えれば視認性が良くなるかなと。
以上の4段階。

1. ケースのつや消し

標題に・・・と思ったが・・と書きましたが、このつや消しが・・失敗やったかな?と思った由縁です。原因はやり過ぎたこと。過ぎたるは及ばざるの典型かな。
見た目はそんなに気にならないのですが、写真にしてみると、「ただキズつけただけやんか」みたいになってます。
ま、ゆっくり時間かけて磨きなおそかな。とは思っています。・・・取り返しはつきませんが。
いつものように風防をマスキングしてケースのみ「3M のスコッチブライト・さび取り用工業用パッド」を当てたのですが、力を入れすぎたかな。
自己責任という言葉をかみしめています。
(この工程の写真とビデオをホンマ苦労して撮影してたんやけど、ほんの不注意から消してしもた。残念。)

2. ベルトの交換

NATOタイプもいいけど、今回はタイコノートのステンレスブレスとハドリーローマのMS881を選びました。
ハドリーローマの革バンドはこちら➡ WatchStrap-Selection 一度見てね!
正直ここまでの段階で一気に雰囲気は変わります。
もともとこのクラスのセイコーの時計はベルトを替えるだけでも一気に雰囲気が変わります。
加えてケースの無駄な艶を消したことで機能的な機械感が出て一層「虚飾を排した男の時計」感が出たと思います。

3. サファイヤクリスタル

腕時計の風防ってガラスをいいものに替えるとこんなにイメージが変わるのかと思うくらい見た目の雰囲気が「きれい」系に変化します。
今回も、クリスタルタイムさんからARコーティング青着色、フラットなサファイヤクリスタルです。標準のミネラルガラスよりも少し厚めでベベル状にカットされたものを選びました。(実は他に選択肢がなかったから・・)
ベベル状のカットで厚み感とチープだと指摘したチャプターリングを目立たなくさせるのが目的です。
ここまでの結果がこれ、

SDN367_03SDN367_04
作業前と比べてみると・・・
SDN367_02
さて、腕に着けるとこんな感じ。SDN367_05

4. 最後は針の交換

前回悪戦苦闘した針の交換ですが、今回は新しい剣抜きと明工舎の剣押さえを買ったので万全だ!と思いきや、やはり悪戦苦闘の時間が待っていました。針を水平にキチンと入れるのはほんと難しい。特に老眼の目と震える指ではなおさらやね。少しコツはつかんだ感じはするけど。(実は新たに買った剣抜きが失敗でした。やっぱり工具は安物はアカンね。この件、腹が立つので後日詳しく書いてみたいと思っています。)
さて、とりあえず今回の最終形です。時分針がはっきり見えるようになりました。なかなかいいね、いや、かなりいいね!と満悦です。

SDN367_10SDN367_07

動画はこちらで

こちらは針を交換したパイロットSND255の現在の姿。

SDN367_06

SDN367_06_2
こちら、オリジナル

オリジナルの計算尺ベゼルをいじっている内に色落ちはさせるは、キズは付けるは、あげくへこませてしまうはで、結果つぶしてしまったようなもので。しかたなく、ダイバー用のペプシ色のベゼルインサートを付けてあります。
今回の針交換のついでにセンタークロノ針を朱色から黄色に塗り替えました。おもちゃっぽいけどなかなかいいでしょ。
こうして見ると交換した時分針はやっぱり細いね。
今度、針とベゼルを替えて、原型がわからないほど違う物にしてやろう!と思っています。

あ〜今回も目が疲れた。目が疲れると肩が凝る、肩が凝ると歯が痛くなる、歯が痛くなると頭が痛くなる、頭が痛くなると目がしんどい・・・。悪循環やな。しばらく続きそうやな。ちょっと休もかな。(ぐちゃぐちゃ言い訳せんと早よ仕事せい!仕事せんと遊ばれへんぞ。さっ、気合い入れて仕事、仕事。)

SEIKO SNK805K2 モディファイ 針交換!

いつもの手順で(今回は)半分程度磨いて、サファイヤクリスタル投入!
そして針の交換に挑戦するぞ!

過ごしやすい、いい季節になりました。僕は梅雨前のさわやかな今の季節が大好きです。電気代もかからんしね。
ただ、黄砂とPMがいけません。酷い日には喉と鼻と目がつらくて頭までボ〜っとしてしまう。これはアカン。ホンマしんどい。
さて、
805_xx僕の腕にはちょうどいい37mmケースにミリタリー調のON・OFF問わず使える見栄えのいいダイヤル、誤差も気にならない程度の高性能で信頼できる7S26オートマチックムーブメント、防水もちゃんと生活防水で普段起きうる水濡れなら充分安心、しかも比べようもなく低価格。ちょっと磨けばきっと大好きになるSNK。黒ダイヤルの809・ベージュの803に続いて緑の805のモディファイです。( https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000LTAY1U/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

ケースは磨き半分に!

今回はダイヤルが緑(カーキ)なのでピカピカにはしないで、ケースの磨きは半分程度、サンドブラストみたいな処理のケース全体をステンレス磨きクロスで軽く磨いて綺麗なつや消しに、ベゼルとラグ部分のみコンパウンドでもっと磨いてグロスに近い感じにしてみました。これなら手作業でできます。

風防はサファイヤクリスタル・グリーンコーティング

風防はいつものように「Crystaltime」さんから、ダブルドームARコーティング。今回はグリーン着色を選択。( https://crystaltimes.net/
実際、標準装着のフラットなミネラルクリスタルの風防を、ダブルドームのサファイヤクリスタルに交換するだけでこの時計は見違えるようによりいい時計になります。

今回はもう一段階、針の交換に挑戦!

選んだ針はシンガポールの「raffles-time」さんから7S26ムーブメント用の「Custom Merc Hands for 7S26 Diver Citizen Seiko Submariner Watch」ロレックスサブマリーナなんかがつけているようなベンツ針です。ちゃんと夜光が施してあります。
http://www.ebay.com/itm/152106598650?_trksid=p2057872.m2749.l2649&ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT

届いた針はこちら。

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分針が裏向いています。夜光はこんな風に塗ってあるんやね。

で、ケース磨き・風防/針 交換後はこちら。

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ベンツ針の存在感と、分針・秒針がオリジナルのアルファ針より長く、それぞれがちょうど秒のインデックスに届き少し高級な時計に見えるようになったと思います。

黒ダイヤルの809と比べるとこんな感じ。

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針だけでちょっと大人っぽい雰囲気・・出たかなぁ?

805のカーキダイヤルは、809の黒ダイヤルに白針のはっきりとしたコントラストより、どうしてもコントラストが弱くなるのでメリハリに欠けるところですが、針が大きく、長くなったことでいい感じのメリハリを持てたかなと思います。老眼にはこの上なくありがたい仕上がりです。
バンドはSEIKO-5 にピッタリ!ハドリーローマMS906の黒。シャークグレインの控えめなエンボスが施された白スティッチのおしゃれなバンドです。(4,050円WatchStrap-Selection を見てね!)

屋外ではこんな感じ。

805_04

それにしても針の交換がこんなに難しいとは思わんかったよ

針を抜く道具は持っていたけど、安い中国製の時計修理セットに入っていたもので、肝心の針の根元に潜り込ませる爪が分厚くしかも鋭さのない代物で、まず針を外すのに一苦労。
新しい針を付ける剣押さえって道具があるけど、作業を舐めてた僕は他のもので代用できると高を括り購入せず。
これが失敗やったのか、なかなか針を水平に着けることができず、結果針の根元は傷だらけ。ま、ルーペで見ない限り見えんと言えば見えんようなものやけどね。
一見水平に着けたつもりの針も、少しでもゆがんでいたりすると、それぞれの針が交差する時に干渉したり、時針がダイヤルのマークに当たったり。
これでできた!って一応リューズで12時間くるくる回してテストして、よっしゃ完成!と思っていたところが、数時間すると秒針が止まっていて、原因は、しっかり装着出来ていない、あるいは上下左右いずれかにゆがんで水平が出ていないこと。
やっとしっかり装着出来たと思ったら、あらぬ時間に日付が変わる・・。そうか、長引く作業時間のせいで12時位置がくるったんや・・。またやり直しやんかぁ・・。(おかげで、偶然やけど、なんと0時ちょうどに日付がパチンと変わるデイジャストになった。幸運は巡ってくるもんやね!)
なんと、4回やり直して、知らん間に文字盤にキズまでつけて、やっと24時間順調に動いてくれたという始末。やり直せばやり直すほど部品が傷み、精度が出なくなるジレンマも乗り越えて、まる二日もかかってしもた。(作業自体は延べ2時間くらいかな)
いやいやまだ安心はできん。なにしろずぶの素人作業、しかもろくな道具も使ってない、いつ、衝撃で針が外れるかわからん。
まぁ一週間もったら大丈夫かな?と、今お試し中です。

しかし、道具は大切やね。腕時計のサイトによく「悪い工具は愛用の時計にキズをつけるよ」って注意があるけど、その通りやね。道具はそこそこエエもん使わんとあかん、としみじみ感じた次第です。
今度は剣抜きと剣押さえ、よく選んで、きっちり道具揃えて再度挑戦したいと思っています。
そのとき、道具の違いについても書き置くつもりです。

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いろいろあったけど、一応もくろみ通りの仕上がりではありまして。ね、いい感じって思いませんか?
あ〜、こまかいもん見過ぎて目疲れた。

動画はこちらで

P.S.
実は掲載の写真はやり直し二度目の時点のもので、よく見ると、ベンツ針(時針)がゆがんでいるのがわかります。写真は正直やね。この後、分針と時針が干渉し秒針が止まりました。
ホント難しいもんやね。
それと、「raffles-time」(e-bay)から買った針、到着まで3週間かかった。かかりすぎやろ!っと問い合わせしようと思ったその日に届き、なんとその翌日に同品が再び届いた。海外で返品手続きも邪魔くさいし、しゃーないからお金払ったけどね。相手の答えは「thank you!」だけやったわ。なんか、日本とちゃいますな。

SEIKO SNZF17J1。スマートでハンサム。クリーンなフェイスが魅力の丘ダイバー!

届いたケースを開けた瞬間、極めてクリーンなフェイスに魅せられました。
そういえば、SKX009を買った時も、印象は違うけれど同じような感覚になったことを思い出します。
値段が安い(amazonで14千円)から、よりそう感じるのかもしれないけど、値段にかかわらずいい物はいい!の典型だと思います。
「セイコー5なんてはずかしいやろ」などと思うなかれ!いい物はいいのです。

と、呑気に時計を愛でていますが、世間はなにやら騒がしいね。ミサイルが飛んでくるとか、打撃群が集結するとか、国同士で激しく威嚇しあったり、言葉だけならいいけど、これ、ホンマに武力の争いになったらえらいこっちゃ。遠く中東なんかの話やなくて、ほん近所の話やからね。
戦争はあかん。絶対にあかん。みんなそう思っていると思うよ。今の日本で戦争したいと思っている人はいないと。
じゃ、どうすれば避けられるのかが問題やね。
他国から武力で干渉された、あるいは干渉されそうになった場合、奇然と立ち向かえる準備が必要やと僕は思う。国民の意識にしろ、防御の武力にしろ、十分に準備してから覚悟を決めて相手に対峙することしか戦いを避ける道はないと思う。
普通、喧嘩売られるのは「俺に限ってそんな目にはあわん」って思ってるようなチョット不意をついて脅したらビビりよる何の準備もできてないひ弱な人間や。弱くても覚悟を決めた目をした人間や、いかつくてゴッツイ奴やナイフもっとる輩に喧嘩売らんもんね。国と国も同じようなもんやと思う。
あまり政治には興味がないけど、今の日本の政治・外交では自民党が与党でよかったと思う。頑張ってほしいと切に思う。他の野党が情けなすぎるもんね。せめて邪魔だけはせんといてほしいと思う。
子供や孫がしかたなく軍服を着るような世の中にはなってほしくない。
いつまでも、孫に「じいちゃん時計ばっかり買ってアホちゃうか、手2本しかないのに」って笑われているような平和な日が続くことを願ってる。「軍靴の響き」なんて小説が再び世に出ないように・・。

長すぎたね。ごめん。

さて、SNZF17、スペックから

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【スペック(寸法は実測)】
a:49mm / b:41mm / c:31mm / d:26mm / e:45mm / f:約3mm* / g:5.5mm / 厚さ:13mm
バネ棒込み本体のみ重量 :75g(*ベルト含まず)
写真の手首幅 : 55mm
*d はインナーベゼルを除いた文字盤の直径 *f はバネ棒通しの穴の中心からボディまでの隙間
●ムーブメント :7S36
●ケース :ステンレス、側面=2次元曲面、ラグ上面=つや消し、側面=グロス、ベゼルエッジ=グロス
●風防 :ハードレックスクリスタル(フラット)
●防水 :100m / ●リューズ :ねじ込みなし / ●裏蓋 :ねじ込み・シースルー
●カレンダー :3時位置DAY/DATE
●蓄光 :略字・時・分針と秒針マーカー
●ダイアル色 :ブラック
●ベゼル :逆回転防止、色=ブブラック、120クリック
●ベルト :ステンレス、ダブルロック付き三つ折れクラスプ、バンド調整=ピン式、バンド幅=22mm(ダイバーエクステンションはありません)

動画はこちら!

スマートでハンサム・クリーンなフェイス

スペックにもあるように、100m防水、ねじ込みリューズもなしの仕様なので、本格ダイバーとは言えません。その分、厚みは12mmに抑えられ、ダイバー風としては比較的小ぶりな41mmのケースもあって無用なゴツさや押し出し感はなく、ON / OFF 問わず使えそうな万能感があります。

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特徴は何と言ってもクリーンなフェイスの表情にあると感じます。
ベゼルの幅は標準的な3.5mmですが風防内側のチャプターリング(秒刻み)の幅がたっぷりとられ、文字盤自体は26mmと小ぶりで、ちょどいい大きで縁取りされた円と長方形の略字、文字盤外縁まで届き視認性をこの上なくよくするスマートなペンシル針が、キュっと締まった破綻のない機能的な美しさを演出しています。

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クリーンでハンサムって表現がぴったりだと思います。ただ難は、ラグ先端の厚みが結構あること。もう少し薄ければこの印象はもっと確たるものになったと思います。

そのラグの形について

前述のとおりケースの幅は41mmですが、全長(ラグからラグ)は49mmあります。僕の持っている時計の中で2番目の大きさです。
大きいのに、細腕の僕がはめても違和感がないのは、キュっと締まったデザインのおかげで本来のサイズより小ぶりに見えることと、実はラグの形も無駄に大きく見せない効果に貢献しています。

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写真は僕の持つ一番大きなオーシャンワン(写真下)との比較です。オーシャンワンは全長が1mm長い50mm。幅が55mmしかない僕の腕には限界の長さです。
ご覧のようにラグの形が随分違います。
SNZF17はラグが下方向にカーブした形になっています。オーシャンワンは軽い傾斜で横方向に張り出しています。この形の違いが2つの効果を生んでいます。
一つ目は、写真左、ラグ先端の赤い点はバネ棒のほぼ中心の位置です。ベルトはここにはまります。下の赤い線は時計の底面。バネ棒の中心位置と時計の底面の差がSNZFの方が小さいことがわかります。この差が大きいほど時計は腕から盛り上がって見え、且つ張り出して見えます。つまり、腕に対するフィット感が悪くなるということです。細腕ならなおさらです。SNZFはこの差が小さいので、盛り上がり感・張り出し感が少なく、フィット感に優れます。
つまり無駄に大きく見えないということです。
二つ目は、写真右、自然に光が当たったところを真上から見ています。SNZFは下方向にカーブした形状のため、ラグ先端に影ができ全長が実際より短く見えます。オーシャンワンは傾斜はあるものの直線的に張り出しているので影はできず長い全長を強調しています。
腕幅65mm以上、腕周り190mm以上あれば気にならないことでしょうが、一般的にはよく考えられた形状だと感じます。

やっぱりいけないステンレスベルト

付属のステンレスベルトは、見た目無垢のステンレスかと思うくらいよく出来たベルトで、22mmの太さもあって大きな存在感があります。この時計を目立たせたい場合は最適でしょう。でも材質はたぶん無垢ではないと思います。きっちり腕に合わせて駒をおとしても、例の鈴のようなシャラシャラ音がします。実は不思議にこのシャラシャラ音、今までのセイコーの同様のものに比べ結構耳に心地よい音なのですが、やはり、腕を動かすたびに鳴るのは気になります。
そこでいつものようにストラップの着せ替えをします。

と、その前に、ステンレスベルトの駒のおとし方について。

付属の状態では随分長く、170mmの僕の腕では、バックルを留めた状態ではめたりはずしたりできるくらいです。
よほど腕の太い人でない限り駒をおとして調整する必要があります。問題はどの部分の駒をどれだけ外すのか、です。
このベルトの場合、駒の数は全部で13。これでは長すぎて、僕の場合は5駒おとさなければなりません。残り8駒を12時側と6時側にどう配置するかです。時計屋さんで買って調整してもらうと大抵4駒・4駒に調整されます。
しかし、これではバックルの羽が12時側に偏ってしまい、良い装着感が生まれません。
僕は6時側に3駒、12時側に5駒の配置にしています。こうするとバックルは手首の裏のちょうど真ん中にきて、良い装着感が生まれます。・・・・ご参考までに。

ストラップの交換・どんなベルトでも対応できる許容範囲の大きさ

NATOタイプもよく似合います。

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特筆すべきは、スペックの「f」の寸法。ケースとばね棒の隙間の寸法です。この時計は3mmもあります。これだけあればどんなベルトでも交換できます。下の写真のような分厚い本革のNATOタイプ。厚み3mm近くあって僕の持つほとんどの時計には装着できません。これでも太いばね棒を使ってしっかり装着できます。(こういうの結構少ないんですよ)

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今回の僕の一番のお気に入りは、黒ダイヤルに黒バンド。ハドリーローマのMS851サドルレザー。白スティッチのコントラストがハンサムなフェイスの印象にぴったりはまります。

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時計自体、妙な押し出しのないスマートな表情なので、革ベルトは上品に似合います。・・と、思います。

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(このバンド、WatchStrap Selection で売ってます。ぜひ覗いてください。)

セイコー5のコスパ

通販サイトのレビューなんかを読んでいると、多くは絶賛なんだけど、少数、セイコーのプロスペックやなんとロレックスなんかと比較してネガティブな意見を書いている人がいるけど、気にしてはいけません。そもそも比較は野暮でしょう。ブランド価値も値段も違うんやから。
例えば、同じようなニットのセーターでもユニクロで買えば3,000円のものが、有名ブランドのマークを刺繍しただけで30,000円になってしまっても、たしかに素材や耐久性なんかで劣ることはあるにしても、値段の比率ほどの差はないわけで、そこでコスパが出てくるんやけど、コスパで言えばユニクロもセイコー5も極めて優等生に間違いありません。
しかし、ブランド名にステータスを感じる人にはコスパは関係なく、信仰のようなもんやから、比較すること自体無意味ってことになります。
ベゼルや風防、またステンレスの素材、リューズや文字盤の細部の工作、肝心の中身のムーブメントの違い、上げれば多くの差があります。
でも、ロレックス1本で、セイコー5が100本、と考えればそれほどの差はないと断言できます。(アフターマーケットの価値は考えていません。腕時計は投資の対象ではなく趣味の持ち物だと思っているので)

身につけて2週間。コスパは最高だと思いますが、そんなこと関係なく、これは素直にいい時計だと思います。
メンテナンスも気にすることなく、頑丈で丁寧でシンプルな造り、精度も悪くなくむしろ良い。それにハンサムなフェイス。実用には文句なしでしょう。特にOFF-TIMEでは最高やね。
好きなものを自信を持って身に付けた時の高揚感を誘い出してくれる、そんなアイテムだと感じています。

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ほら、ハンサムな時計や!

もともと30千円〜50千円クラスの時計、特に国産の時計で100千円以上のスイス物に負けない時計を探してみようと思って始めた時計集めやけど、今は10千円〜20千円クラスでも十分だと考えるようになった自分に驚いてる。価格帯が上がるどころか下がったんやからね。日本のメーカーに今まで以上の敬意を感じてる次第です。もう少し、セイコー5や、オリエント、シチズンの海外向け製品に注目してみようと思う今日この頃です。