5分でできるベゼルインサート交換!

SNZF17J1 / SeaUchin、
ルミ・セラミックベゼルインサート投入!

若々しくハンサムな SEA-UCHIN をセラミックベゼルで一気に大人の雰囲気に!

平成30年 あけましておめでとうございます。
とは言っても、もう8日。今日は成人式です。
全国的にあいにくの天候で、特に成人式を迎える娘さんは大変やろうね。
カレンダーの関係でいつもより長くゆっくりした感じの年末年始の休暇も今日でいよいよ終わり。
明日からは忘れかけていた音をたてて、慣れ親しんだ日常が始まります。
それにしても、こんな長い正月休暇いるやろか?明日からの学校や仕事のことを思うとブルーになる子供たちや大人たちが増えるだけとちゃうかな?と、休みが今ほど多くなかった時代を過ごした僕は思います。
ま、今の仕事が365日休み、365日仕事、みたいな感じの僕にはどっちでもいいんやけど。

さて、今日は大好きな時計のひとつ、

セイコーファイブ SNZF17J1 SEAUCHIN のモディファイ追加です。

とてもハンサムだと紹介していた SNZF17J1 SEAUCHIN ではありますが、正直なところオリジナルのままでは高校生・大学生向きな印象が強くあります。大胆で太くくっきりとしたインデックス・針・ベゼルのデザインで若々しくハンサムな印象がそう思わせます。
エネルギッシュな若い人には本当によく似合う時計だと思うのですが、大人・・または中高年?が使うには少し気恥ずかしさみたいなものを感じるのも否めません。(もともと中高年は使わんやろう、って?そんなことはないやろ)
そこで、一回目のモディファイで標準のミネラルの風防をサファイヤのダブルドームに変えたら、なんとなくキレイさと落ち着きみたいなものが出て、年齢的にもいい感じになったので、ここは一気に大人の時計にしよう!ということで、特にエネルギッシュで若い印象を出していたベゼルインサートを落ち着きのある光沢のセラミックベゼルに交換してみます。
結果はこれ

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自分では目論見どおり。と思いますが・・。
落ち着きのある大人の時計になったのではないかと。成人式やからちょうどいいかな。
ハンサムで活発な学生が、落ち着きのある大人のビジネスマンになったような、僕はそんな印象にとらえています。

セラミックベゼルインサートの落ち着きのある独特な光沢は、プラスチックやアルミまたスチールの素材にはない独特の光沢です。高級感も増し、硬度も高いのでキズの心配もありません。加えて今回購入のインサートはインデックスに蓄光が施されたもので、暗所でキレイに発光します。
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日光や懐中電灯などで蓄光させた後、暗所に持ち込むと感動的なくらいキレイなグリーンの光を発します。(僕はこれが大好きで、特にセイコーの時計を好むのもこの性能が他社製に比べ優れているからです。)
ただし、インサートの蓄光は時計本体の針やインデックスの蓄光よりは継続時間が短く、ほんの数分で減衰してしまうものなので、実用性は感じられません。
蓄光性能はそんなものですから、ま、どうでもいいと言えばどうでもいいので蓄光の無い、SNZF17J1のサイズに合う、より安いセラミックインサートがあれば、選択としてはベストかも。

では、ベゼルインサート交換の顛末を。
HOW TO EXCHANGE

動画を見てね!

購入のベゼルは ebay で購入
”SEIKO SNZF17 SEA URCHIN “TP STYLE” FULLY LUMED CERAMIC BEZEL INSERT-BLACK”
https://www.ebay.com/usr/lumedceramicbezelinserts?_trksid=p2047675.l2559
US $ 45、加えて送料 US $ 15.5

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円形のプラスチックケースに入った商品の他、サイズに型抜きされた貼付用の両面タック紙が附属します。

以下、動画の補足です。

まずベゼルを外します。

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SNZF17J1のベゼルは同レベルのセイコー200mダイバーなどと比べ緩く嵌まっているので、比較的簡単に外れます。
が、鋭利な刃物でこじ開けるので充分に注意しなければなりません。指を切ったらアホらしいどころですまんもんね。
ベゼルが外れると、ベゼル内縁の溝にセットされているゴムの輪(ガスケット)と本体にセットされているラチェットの爪の出たリングを確認しておきます。(最終的にベゼルを戻す時に、両者のセットに不備があると、正常な動作にならないので)

ベゼルインサートを剥がし取ります。

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ベゼル内側のベゼルとインサートの隙間に精密ドライバーを差し込んで、インサートを浮かせていきます。
写真の様に当て布などで養生しながら丁寧に作業すると、現インサートを痛めずに外すことができます。
そこそこ浮いたら外縁から薄い工具を差し込んで剥ぎ取ってききます。写真はカッターを使っていますが、竹べらなんかがベストかも。
インサートが外れたら、ベゼルに残った接着剤をキレイに剥ぎ取ります。写真は爪楊枝を使っています。仕上げは接着剤はがしの溶剤などを綿棒に浸ませて拭き取るのも有効です。

両面タック紙を貼り付けます。

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両面タック紙は、上面の剥離紙を外さないままで、ベゼル表面に貼ります。サイズに合わせて型抜きされているので簡単に貼れます。
(!! この段階で新しいインサートを貼りたくなりますが、貼ってはいけません。インデックスの位置が決まらないので)
後は、本体への装着に続くので、ここで、先ほどのガスケットとラチェットリングのセットがキチンと出来ているか確認します。
出来ていないままベゼルを装着すると、ベゼルの回転不良とガスケット・ラチェットリングの毀損・破損に繋がるのでしっかり確認します。

ベゼルを本体に、インサートをベゼルに装着します。

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ベゼルを本体にセットし、指で圧入します。パチン!と入ればOKです。圧入器具がなくても比較的はめ込みが緩い設定なので指で十分だと思います。
また、標準のフラットな風防のままなら、漫画雑誌などの上に裏向きに時計を置いて、手のひらを当てて体重をかければ簡単に装着出来ます。
装着したらベゼルの回転をチェックします。以前より抵抗が増していたり、スカスカ・ギクシャクなど感じたら無理に回さずに、もう一度ベゼルを外してガスケット・ラチェットリングを確認するところからやり直します。
両面タック紙の上面剥離紙を剥がして、最後にインサートを貼り付けます。
インサートのインデックス0分の三角マーカーの頂点が文字盤の12時キッチリになるように合わせて位置決めし、静かにインサートをセット。位置が確かなら指で圧着します。

これで完成。手順を守れば順調にいって作業時間5〜10分くらい?

以前のブログ(SEIKO SKX007 ”もっと”モディファイ!)で紹介している(今回のインサートと同じものの色違い)ルミ・セラミックでブルーのアイテムと比べると、今回の黒のほうがキッパリとメリハリのきいたキレイさがあります。
今回は ”TP STYLE” と言うインデックスデザインですが、デザインは他にも選択肢があります。
SNZF17J1 にセラミックインサート、ちょっと大人びた雰囲気にモディファイするには絶好のアイテムだと思います。

ところで、写真の時計のバンドはハドリーローマ MS-910 Black 22mm。
大きく重い時計に似合う厚くしっかりとしたバンドです。

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遊革のみ同型の Brown のものに交換しています。ちょっとオシャレ?
バンドの購入はとちらでね!

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あ〜・・のんびりするのも今日まで。さ、明日から仕事がんばろ!

 

SEIKO SEIKO SNK805, 809 ”もっと”モディファイ! 針交換 再挑戦!

少し小さく細いSNKのアルファ針を太くて大きいソード針に!
SNKはこれで小さなパイロット!?

秋も深まり冬の気配がただようこの頃、風邪には気をつけましょう!
さて、今までのブログに書いてますが、ホント大好きな SEIKO SNK シリーズ。実売8千円位のオートマチック、37mmケース、小ぶりなミリタリー風。売ってるままだと、仕事も含めた普段使いにはチョット?っと思うサンドブラスト風のつや消し処理を一皮剥いて磨いてやると、印象一転、普段使いOKの感じに! 加えて風防をサファイヤクリスタルに変えれば、もう、これは結構ナイスウォッチに!
小ぶりな大きさも手首回り17cm強の僕にはちょうど良くて、いろいろ手を加えただけに愛着もあって、ほんといい時計だと思うのです。
が、ちょっと気に入らないのは針の小ささと細さ。もうチョット長くて太ければきっと存在感が増すのに・・・残念なところ。

以前の記事や動画にもあるとおり、カーキ色ダイヤルのSNK805の針を少し長いベンツ針に変えたら自分なりには大成功。バランスの取れたいい感じになったのですが、素人の初めての作業だったので、ダイヤルも針の穴付近もキズだらけの結果でした。(ま、肉眼の一瞥では見えないようなキズですが・・)
今回、ベンツ針を買った「raffles-time(eBayの出品者)」さんのサイトにあった、同じく7S26用のソード針を購入し、キズなくきれいに付け変えできるようリベンジです。

結果はこれ

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ベージュの SNK803と、黒の SNK805。針は色違いの同型です。
秒針は、理由を後述しますがSNKオリジナルです。
針の存在感が控えめなオリジナルに比べ、時計全体の押し出しみたいなものが出たように思いませんか?上品さは少し失ったかもしれないけど、増した視認性に比べれば目論見どおりです。
僕は腕時計の針は長いほうがカッコいいと常々思っています。特に秒針・分針は秒のインデックスを指すのが基本的に優れたバランスだと思っています。ちょうど、この写真のようにね。(秒針が残念だけど・・・)

eBayで買った針はこちら

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raffles-time(http://stores.ebay.com/Raffles-Time?_trksid=p2047675.l2563)
中国から郵送されたものです。
以前のベンツ針もそうでしたが、蓄光もセイコーのオリジナルにひけを取らないものです。
針自体の品質はわかりませんが、すんなり収まるので、たぶんいいんかな・・?

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Aはお馴染みの裏蓋外し、Bは安物の工具セットに入っていた剣抜き、Cは新たに買った明工舎の剣押さえ、
Dは薄いプラスチック板をカッターで切った針を抜く際の文字盤保護膜、Eは同じ目的で使うラップ。
Fが今回買ったソード針。

さて、気合い入れて交換作業!

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ケースから外した中身にリューズだけ取り付けて、午後0時に合わせます。午前0時だと新しい針を装着した時に針同士が干渉しないかクルクルリューズを回すので、その際逆回転でカレンダーを痛めることが心配なので。

 

 

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自作の保護膜やラップを使って、文字盤にキズが就かないように慎重に剣抜きで針を取り外します。

 

 

 

 

hands04ラップを使う時は、ラップを針の上に被せて、ラップ越しに工具を使います。
緑の805の時は、安物の工具にいらだってゴチャゴチャしている内に文字盤を傷つけてしまった。文字盤は以外とチョットのことで傷つきます。デリケートなので取り扱い注意です。

 

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さて、新しい時針を取り付けます。細かい部品を扱う時の粘土みたいなものがあるようですが、持たないので、セロテープで針の先をチョンっとくっつけて作業しています。12時にピッタリ合うように剣押さえで装着します。

 

 

hands06重ねて分針も同様に装着します。この時時分針がピッタリ重ならないと、分針が12時に来た時に時針がズレてしまうので慎重に。

装着したら、時分針が文字盤に平行に装着出来ているか目視で確認した後、リューズを12時間回して、時分針同士が干渉しないか、時針が文字盤のロゴなど突起物に干渉しないか確認します。干渉するようだったら針を抜くところからからやり直し。

hands07最後は秒針です。秒針の取付けは時分針がどの位置にあってもかまわないで、慎重にセンターをあわせて、チョンチョンとつついてやれば入るはずです。
ところが、この新しい針、何度やっても入りません。なんで?なんで入らん?チョンチョン・・あかん・・、入らん。
hands08結局あきらめて、オリジナルの秒針を装着するはめに。オリジナルは一発で決まりました。

なんでかなぁ? で、秒針の袴をマクロで撮ってみたら、明らかに袴とその穴の大きさが違うよね。

 

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左が新しいもの、右がオリジナル。左の方が小さいよね。こら入らんわ。
多様にある針の穴(ムーブメントの軸の太さ)の規格のことはよく分からないので、7S26用であれば大丈夫って思ってたけれど・・。あかんのもあるんかな。難しいね。

ま、秒針は残念だけど針を変えたムーブメントをケースにもどして完成です。

いろいろあったけれど、とりあえず完成。

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グリーンの805も加えて記念写真。
以前より増した視認性に大満足であります。
小さいSNKが本格的なミリタリー?パイロット?になったようで。うん。なかなかのものです。(「おんなじようなもんいっぱいこうて、なにしてんのん。おかしいんちゃう?」って言われてます。冷静に考えれば僕も同感です。)

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特に、ベージュの803、眼にやさしいベージュのダイヤルにルミを施された黒の時分針が際だって。クラシカルな雰囲気が最高です。明るいブラウンのバンドも似合うね。

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完成写真のバンドは、ハドリーローマ MS-906 (白スティッチ・シャークグレイン)と MS-784 (オイルタンレザー・フラット)。粋でオシャレ!っと思います。

HRwb

針交換の顛末、動画はこちらで!

最後に、言い忘れた注意点

針の穴の規格はムーブメントによって異なります。多数のムーブメントが採用するサイズはあるようですが、多様なようです。純正品でなく外品を手に入れる時は注意がいります。今回もSEIKO 7S26 用を確認しての購入ですが、SNK には秒針は違ったようです。
同じメーカーの同じムーブメントを搭載した異なる時計の純正品か、ジャンク品の部品取りで手に入れるのが、ホントは失敗のない方法なんでしょうか。
難しいね。

セイコー SNZF17J1 『ウニ』 風防・ストラップ交換!

人気のダイバー(風?)セイコー5スポーツ SNZF17J1、海外でも”SeaUrchin(雲丹)”ってニックネームで人気のある時計。
一度、このブログでとてもハンサム・クリーンなフェイスの時計と紹介していますが、より男前にするべく風防を変えます。
今回はシングルドームのサファイヤクリスタル・ブルーARコーティング。Crystaltimes CT020。

男前になった?

うん、なった。

しかも、なんかクラシックダイバーの貫禄みたいなんも少しだけやけど醸し出しているような・・・感じ。
むちゃくちゃエエんちゃう?と満足度の高い出来上がりになったと自賛です。

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それにしても、セイコー5

それにしてもセイコー5、正直たったの一万円前後で、しっかりして磨きも上々のケース、シンプルながら手抜きのない文字盤と針、そして、(手巻きも秒針停止もできないベーシックラインではあるけれど)精度も信頼性も高く巻き上げ効率も良好の自社製の機械式自動巻きムーブメント。驚きのコストパフォーマンスです。しかし、価格は価格、悲しいかなストラップと風防はチープに見えます。それでも最近のスポーツラインの金属バンドはなかなかの出来なので、チープさの残りはミネラルガラスの風防だけ。これをサファイヤクリスタルに変えれば一気に3〜5万円クラス(いや、それ以上かな?)の時計のできばえに匹敵すると確信を持って言えます。

安くて、土台がしっかりしているのでモディファイも手軽で楽しいものになります。

シングルドームとダブルドーム

シングルドームはレンズの下面はフラットで上面がドーム状になっています。要するに凸レンズやね。
ダブルドームはレンズの上面・下面とも一律に湾曲しています。まさに風防・ドームやね。
正面から見ている限り違いはないのですが、斜めから見る眺めは大きく違います。ま、当然やけど。

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左:ダブルドーム装着のSKX009、右シングルドームのSNZF17

シングルドームは斜めから見るとレンズ効果で文字盤は見えなくなります。ダブルドームは歪みは出ますがかなりの角度まで視認性が確保されます。
但し、あらゆる角度からの視認性ではフラットな風防に勝るものはないのですが・・・。
雰囲気のシングルドーム、実用性のダブルドームと言えると思います。どちらがいいかは好み次第かな。

出来の詳細は動画を見てね!

最近目が悪くて、小さなホコリなんか肉眼では見えなくなった。動画を撮って初めてケースの中にホコリが入っているのがわかるようなもので、今回も動画編集時にケース内にホコリを、一部風防表面なんかにホコリや汚れを発見。気をつけてるつもりやのに、アカンね。他のビデオ同様少々の見苦しさは我慢ください。
今回、2作目の歌入りです。フリー音源の「魔王魂」さんから。
テンポがいいので、初めて曲のリズムに動画の切り替えをできるだけ合わせてみました。
動画作ってるのもなかなか楽しいのです。仕事上の勉強にもなるしね。

今回のモディファイ素材は・・・

クリスタルは=Crystaltimes Horology https://crystaltimes.net/
型番 CT020 $34.95
バンドは=HADLEY ROMA http://www.ngart.gr.jp/watchband/
型番 MS-910 ¥6,640 (← いいバンドです。なにより分厚いのに装着感がいいんです。)

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2017年9月17日午前11時・大阪、今日は台風18号襲来の予想です。今、鹿児島・宮﨑あたりの様子。
昨日の夜は強風と雨が激しかったのに、今日は朝からおだやかな天候で、今になって少し風が強くなってきています。
“大型で強い”台風が西寄り北側を通る最悪のコースのようです。大丈夫かな?
子供の頃なら台風が接近した今頃、僕の仕事はおじいちゃんと一緒に屋根に登って二階の窓の雨戸に板を打ち付けること。(台風被害に遭われた方には不謹慎ですが)ワクワクするような高揚感を覚えた記憶があります。
僕がまだそんな手伝いを出来ない幼い頃、台風(当時台風には名前が付いていましたが覚えていません)の直撃で大阪湾から生駒山に吹き上げる西風が強く、二階の西側の雨戸が飛び、木枠のサッシの薄いガラスは見事に割れ、吹き込んだ風が屋根を押し上げ・・。祖父はとっさに部屋の畳をはずし窓にあてがい、小学高学年になったばかりの兄貴に東側の窓と雨戸を開けるように指示し、なんとか大きな被害を避けたことがありました。台風一過の街は、屋根が飛んだ家もあり、半分以上の家の瓦が飛び、倒れた板塀が道や家々の境界を塞ぎ、そのパワーの大きさは子供心に大きく刻み込まれました。
そのことがあって、雨戸に補強の板を打ち付けることが台風接近時の我が家の台風準備の作業になりました。
でも、台風で被害を受けた記憶はそれくらいで、現在にいたるまで大きな被害を受けたことのない地域に住んでいることを本当に感謝しています。
今はマンション住まいで、台風準備といえばベランダのものを片付けるくらい。
あの時のパワーの怖さを忘れてしまって、”どうせ今回も大したことないやろ”と安全を過信している自分を少し戒めないとと思っています。

北の国の度重なるミサイル発射の報に接しながら、子供の頃の台風の体験を思い出してしまった今日の朝です。

SEIKO PROSPEX SRP789 MODIFY HOW TO SWAP CRYSTAL. +CRYSTALTIME CT057 +HADLEYROMA MS-851 TAN

やっと夏が去ったと思える過ごしやすさになってきました。気がつくと、近年多く見られる巨大な入道雲に覆い尽くされていた空はいつしか糸を引くような絹雲にかわっています。
しかし、夏から続いている強力な台風の襲来は絶えることなく、気が置けない秋になりそう。
いつからこんなに気候の変化の大きな国になってしまったんやろ?
そういえば今年はツクツクボウシの鳴き声をほとんど聞かなかった。夏場のアブラゼミも少なくほとんどクマゼミやしね。
ま、今からの季節は光熱費も少なくてすむし、部屋に爽やかな風を入れながらの仕事もなかなかいいもんです。

季節の話はそれくらいにして、今回は SRP789 Turtle の風防をいつものサファイヤクリスタル・ダブルドームに交換します。ベルトは HadleyRoma の MS-851 サドルレザーの僕が大好きなベルトに交換です。
いかにもダイバー!って感じの大柄で無骨な Turtle がすこし柔らかく優しく変身します。

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今回初めて作業の手順を YOUTUBE にアップしました。ぜひ、ご参考までにご覧ください。

手順は動画のとおりなので説明は省きますが、動画では不足している注意点だけ示しておきたいと思います。

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まず、道具

写真の❶=圧入器具とそのパーツ(時計の受けや押さえに使うコマ)
❷=ねじ込み式の裏蓋のオープナー
❸=ピンセット(ガスケット・ラチェットのバネなどの脱着に使います。動画では使っていません)
❹=バンドのバネ棒外しの工具
❺=圧入式の裏蓋こじ開けの工具(ベゼルのこじ開けに使いましたがナイフがあればいりません)
❻=ナイフ(ベゼルのこじ開けに使います)
❼=CRYSTALTIME からのサファイヤクリスタル・ダブルドーム・ブルーARコーティングの新しい風防、CT057。
写真にはありませんが、ホコリを吹き飛ばすブロアー、種々確認用のルーペなんかは必需品です。

新しい風防以外はほとんど amazon などの通販で買った1,000〜2,000円程度のものです。
風防は、$44.95 送料もかかるので5,000円ちょっと。
結構かかるようですが、風防交換後の見た目の変化を思えば価値があると思っています。

特に注意する2点は・・

1. ベゼル外しは、たぶん専用の工具があるのだと思いますが、動画では鋭利で硬いナイフを使っています。SEIKOの200mダイバーのベゼルはとてもしっかりとケースにハマっています。安いSKXも同様です。オリエントのMAKOや、SEIKOでも100m防水のファイブなどは比較的簡単に軽い力で簡単に外せますが、これらは力がいります。つまり、とても危険な方法です。指を深く切ってからでは遅いので、自信のある方以外は絶対に真似しないでください。
また、力を入れすぎてベゼルを飛ばしてしまったりすると、内部のラチェットのバネを破損する可能性もあります。
「力をいれすぎているな」と感じたら作業はやめるべきです。
小さなジャッキのような工具があればいいやけど・・。(今度探してみよう)
ベゼルをつけたままでも風防の交換はできます。繰り返しますが、危険な方法です。
2. 風防の厚みは、3mm あります。分厚いのと使う圧入器具の精度があまりよくないので、ケースに水平を保って装着するのはなかなか難しいのです。しかも今回の風防はドーム型なので圧入器具の上部のパーツをガラス面に均等に当てることは難しく、なおさら気の抜けない作業になります。
むりやり斜めに押し込んでしまうと、ガラスパッキンが毀損する可能性が高くなります。パッキンを潰してしまったり伸ばしてしまったりすると再利用できませんから十分な注意と慎重さが必要です。

(難しそうなこと書いてますが、そもそも自動車やバイクやないんやから、力が必要なことは、裏蓋やベゼルの圧入以外ないはずで、繰り返しになりるけど「力をいれすぎているな」と感じたら何か間違っている可能性があると思って作業をやり直すか別の方法を考えるかして、なにより慎重に行えばできるはず。と思う。)

なんか、「簡単やから、みなさんもやってみて」って言うつもりやったのに、注意書きしとこうと思ったら不安あおるようなことばっかりで・・。ごめんなさい。ただ怪我だけはしてほしくないので。
でも、上記の 1. 以外は怪我の心配はありません!ベゼル外しをスキップして、後の作業を慎重に丁寧にやれば必ずできます!

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パーツの調達は以下で。

クリスタルは=Crystaltimes Horology https://crystaltimes.net/
型番 CT057 $44.95
バンドは=HADLEY ROMA http://www.ngart.gr.jp/watchband/
型番 MS-851 ¥6,640

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完成のイメージ動画もみてね!

SEIKO SKX007 ”もっと”モディファイ!

セラミックのベゼルインサートでドレスアップ!
しかもベゼルインサートもルミで光るひかる!

今回の”もっと”モディファイは、

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“プラネットオーシャンスタイル”の LUMED CERAMIC Bezel Insert in Blue Ceramic の追加。
● 落ち着いたブルーのきれいなセラミックベゼルの数字が夜光で光ります。
このベゼルインサートは、LCBI (lumedceramicbezelinserts)さんから。
http://www.ebay.com/usr/lumedceramicbezelinserts/

これまでのモディファイは、

● ベゼルと風防:CRYSTALTIMESさんの
CT202 coin edge bezel
CT037 Sapphire crystal / Double Dome/Blue AR-coating
https://crystaltimes.net/

● ベゼルインサート:kontrolsports!さんから
プラネットオーシャンタイプ

● 時計バンド:HADLEY ROMAの
MS-851 Black Saddle-Leather band
http://www.ngart.gr.jp/watchband/
▲▲ 僕はこのサドルレザーのバンドがとても気に入っています。適度に分厚い存在感とハッキリとしたスティッチ、それになにより厚さを感じさせないしなやかな付け心地の良さ。ぜひ、上記リンクからお試しを!

今までのモディファイの変遷はこんなかんじ。

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上から、オリジナル ➡ 風防とベゼル・ベゼルインサートの変更 ➡ 今回のベゼルインサートの再変更

LUMED CERAMIC Bezel Insert in Blue Ceramic

セラミックの美しさ

アルミベースのベゼルインサートもきれいだと思いますが、セラミックはよりきれいで高級感を増してくれます。
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本格的なダイバーさんではない僕の様な丘ダイバーが、お気に入りのダイバーウォッチをドレスアップするには最適のアイテムです。
今回はブルーの「プラネットオーシャン」タイプを選んでいますが、黒も締まっていい感じだろうと思います。(プラネットオーシャンではなく「オリジナル」タイプ、色はブルーの他ブラックを選ぶことができます)
ブルーと言ってもとても深いブルーなので、光線の加減ではブルーがかった黒にも見えます。落ち着いたいい色です。
表面はセラミックらしくガラスのように平滑で、アルミよりは高級感を感じさせるものです。
数字・インデックスは極めて薄く彫られていて、そこに蓄光か施されています。
蓄光を感じない明るい場所にあっても、セラミックの存在感はアルミのオリジナルに比べ格段に増したと思います。

ルミの美しさ

光を与えたあと、暗闇に移すとこんな風にベゼル一体で時計が光ります。
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ダイヤルのインデックスや針の定評あるセイコーの蓄光に比べれば、若干暗く、また効果は長続きしません。
しかし、全体で光る様子は、幻想的・・未来的・・宇宙を彷彿・・とかいろいろな魅力的な言葉で表せそうなほど美しいと思います。
光るインデックスとベゼルの中を秒針のマーカーがスムーズに円を描き亘る様は、言い過ぎかもしれませんが飽きることなく見入ってしまいそうになります。
とにかく、暗闇で眺めるのが楽しみになるのは確かです。
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今回のモディファイの費用は、約5,000円。安くはないけれど、とても満足のいく改造だったと感じています。
ベゼルまで光るって、なんかうれしいよね。

動画はこちらで!

ORIENT MAKO-XL / RAY-II “MOD”

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う〜・・・・っ、あつい・・。
子供の頃、暑いあついといっても、最高気温はせいぜい32℃位だったと記憶しているけど、最近は36℃とか37℃とか・・。ほんと殺人的な暑さですね。あれほど夏が好きだったのに、この頃は少々苦痛に感じます。
これでは夏休みの子供も表では遊べませんね。孫達を見ていても、せっかくの思い出作りの夏休みなのにかわいそうに思います。
それにしても、毎日必ずと言っていいほど日本のどこかで「記録的短時間大雨情報」が出されるのは異常な事態だと心配しています。
被害に遭われた地域の皆様には心からおだやかな天候への回復と一刻も早い復旧を祈っています。
異常な暑さと雨には、今できることは僕にはありませんが、健康にだけは気を付けて異常事態に対処できる体力と気力だけでも持っていたいと思います。

さて、
6月の初めだったと思いますが、このブログを読んでくださっている長野県のKさんから「風防の交換をやってくれないか?」とのメッセージをいただき、「素人細工でよければ・・」と返したところ、何通かのメールのやりとりの末7月中旬に、オリエントのダイバー2種の風防の交換をさせていただくことに。
交換と同時に会社が「WatchStrap Selection」で売っているハドリーローマの革バンドのご注文もいただきました。ありがとうございました。

時計はオリエントのダイバー、MAKO-XLとRAY-II、共にアメリカで人気のダイバーです。
人様の時計、それも買ったばかりのキズ一つない新品なので「おまえ、大丈夫か?つぶしたらどおすんねん。責任とれるん?」と心の声も聞こえてきそうですが、オリエントはRAYと同型のMAKOの風防交換をやったこともあるし、ま、できるやろう・・と、(いつもの悪い癖で)楽観的にお引き受けしてしまったところです。
交換する風防は、このブログでも何度も紹介している「Crystaltime」のサファイヤクリスタルのドーム形状のものです。
これはKさんが買われて時計と一緒に僕の手元に送って頂きました。

届いた時計がこれ、左がXL、右がRAY。
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左のXL、名前どおり大きな時計です。幅44.5mm、ラグからラグは約50mmあります。
僕もネットでこの時計の写真を見て欲しいと思ったのですが、大きさの仕様を見て「大きすぎる」と諦めていた物です。
実物を見ると確かに大きいのですが、ベゼルの内周が太く縁取られているせいか実際の寸法ほど大きくは見えません。とにかくとても存在感のある時計です。
いかつい感じの時分針をロリポップの秒針が和らげているような不思議な調和感があります。
ムーブメントは「46943」、手巻き・ハッキングの機能はありません。セイコーのSKXなんかの「7S26」と同等でしょうか。

右はRAY-II、このブログでも紹介しているMAKOと文字盤・ハンド違いの同型です。
僕の細腕にはこちら、幅41.5mmはちょうどよく収まるように感じます。とてもまとまった破綻のない形が僕も大好きです。
こちらのムーブメントは「F6922」、手巻き・ハッキングの機能がついています。

それでは早速作業にかかります。

ケースから中身を取り出したところ。

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文字盤と、チャプターリングは一体です。同クラスのセイコーのダイバーとの違いです。
ちなみに、RAYのF6922ムーブメントの「オシドリ」はリューズから巻真の通る道筋のすぐ脇にある穴の中にあり、すぐに分かるのですが、XLのムーブメント46943の「オシドリ」は、普段隠れていて、リューズを2段引き出すとムーブメントの側面にちょっと顔を出すという僕にとっては初めてのタイプのもので、最初わからず少し焦りました。

こちらはケース。風防を取り外しました。

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標準の風防は厚さ3mm位のミネラルクリスタルの表面がフラットなものです。
ちなみに100m防水の時計の風防の厚みはこの半分くらいしかありません。200m防水となるとこんな厚さ。水圧ってすごいんやね。
今回は出来るだけケースにキズを付けたくなかったのでベゼルは付けたまま作業しています。
写真の矢印が示す白い部分はガスケットです。しっかりはまっていることを確認します。

ここからは新しい風防の装着。

圧入器具での作業は、いままで何度も紹介しているので省略します。
(実は写真の撮り忘れでして・・、すみません)

しっかり装着出来たし、水に浸けてみます。

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風防を本当にしっかり装着出来たか不安なものですが、僕はケースを組み上げた状態の厚さで判断しています。新旧の風防の厚さの差を確認しておいて、風防装着前後のケース厚さの差が一致すればOKとしています。
水が浸入しないか確認のため、ケースに共にねじ込み式のケースバックとリューズのみ組み上げ、20cm位の深さの水に沈めています。今回は、途中ケースの向きを変えながら2時間くらい沈めたままにしました。
気圧をかけることができないので本当の防水検査にはなりませんが、少なくとも日常生活での水の侵入の有り無しは判断出来ると思っています。

水から引き上げ、冷やします。

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引き上げたケースの上にしばらく氷を乗せて冷やします。
ケース内に水が入っていたら、風防内側などが結露するはずです。
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結果、OKですね。

ムーブメントを戻し、バンドを装着。

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ケースをしっかり乾かした後、外していたムーブメントをケース内に戻し、バンドを装着。共に幅は22mm。
左、XLにはハドリーローマ MS-910、black、
右、RAYにはハドリーローマ MS-851、black。共にKさんのご注文。
※  -WatchStrap Selection- で売っています。ぜひご覧ください。
どちらも縁を絞っていないタイプでダイバーウォッチには最適の革バンドだと思います。

風貌を光にかざしてみると・・。

xr09
部屋に照明の下に置くとこんな感じになります。
左、RAYにはシングルドームのサファイヤクリスタル。シングルドーム、要は凸レンズやね。
右、XLにはダブルドームのサファイヤクリスタル、こちらは表裏ともカーブしているので斜めからの視認性も良好です。
共にARコーティング、ブルー着色のものです。ブルーの着色は風防の裏面に行われていることが青い光と白い光の分かれ方でわかりますね。XLのダブルドームは表裏ほぼ同じ反射なので青と白の光が重なります。

ビフォー・アフターはこんな感じ。

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上が標準のフラットなミネラルクリスタル。下が交換後。
RAYもXLもベゼルがベベル状に傾斜のあるタイプなので、風貌のドームと一体感が出てとてもいい感じになります。
僕自身MAKOの風防を今回のRAY同様の風防に交換した時、イメージの変化に驚きました。
(冒頭の写真も参照してね)
ちょっと大袈裟かもしれませんが、作業着を着て汗を流していた作業員がシャワーを浴びてアフターファイブのスーツに着替えたようなイメージの変化です。
今回は特に、大きなXLに程よい「絞まり」が出たように感じます。

ま、とりあえず、うまくいってよかった。
オリエントの人気ダイバー2つを見比べる機会を与えてくれたKさんに感謝します。

動画も2本作らせていただきました。見てね。

時計いじり三昧の日々:安いクロノグラフ改造編〜その2〜

子供の頃から機械をいじるのが好きで、最初は自転車、ヘッドライトやバックミラーをごちゃごちゃ付けるのから始まって、それに飽きたら今まで付けたものや、泥よけ、荷台なんか無駄なものを外すようになって、次はハンドルを変えたり、ワインマンやカンパニョーロのパーツに変えたり、自分の好みに改造するおもしろさを覚えて、二十歳ちょっと前の頃にはクルマいじりにはまってしまって、フロントグリルを外したり、メッキパーツを黒塗装したり、マフラーを交換したり・・。石原裕次郎の「栄光のサファリ」でラリーにあこがれていた僕は当時兄貴から譲り受けた510型ブルーバード3Sのサスペンションを、親しかった修理屋さんの工場と道具を借りて日産純正のラリー仕様に改造した(もちろん整備士の指導の下でね)。たまたま叔父が住友ダンロップに勤めていて、実際にサファリで使用したタイヤまで付けてね。ちなみにそのタイヤは今では普通のラジアルではなく、クロスプライやった。当時の技術の側面の弱いラジアルではサファリの悪路でバーストするのが常やったみたい。グリルにシビエのランプ付けて、マッドフラップ付けて、今では田舎の暴走族しか着けない四連トランペットのフォーンまで付けて、自称完全装備。ロールバーやレカロのシートまでは経済的に手が届かなかったけど、見た目完璧。自分の手で改造した車を初めて走らせた時のロール感のない固い安定感と感動は今でも鮮明に覚えています。たのしかったよなぁ〜あの頃は・・。
働き出した頃からは時間的にも経済的にもクルマをいじることは出来なくなったけど、印刷会社に勤めだして数年で軽オフセットの印刷機くらいなら分解整備が出来るくらいになってた。
機械いじりはやめられへんかったんやね。
そんなに好きな機械いじりやのに、子供が出来てからは子供の成長の方が面白くて、好きだったことすら忘れてしまって数十年。忘れていたおもしろさを思い出させてくれたのが腕時計かな。大きな機械が、手の平に乗るこんな小さな機械になったけど、やっぱり面白いね、機械いじりは。

いつもどおり前振りがだらだら長くなってしまったけど(昔話するようになったら終わりかな)、再び安いクロノグラフを楽しみます。

SEIKO SND367。スピードマスター似のセイコー海外版です。

一年くらい前かな、「安いクロノグラフ改造編(under ¥10k)」で同型白ダイヤルのSND363をいじったのが時計いじりの始まり。これが失敗だったので、リベンジの意味も込めて今度は同型黒ダイヤルのSND367をいじってみようと思います。

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まずは、概要

詳しいデータは省きます。多機能なクォーツクロノグラフムーブメント 7T92 を搭載した1/20秒高速クロノグラフです。なにより特徴的だと思うのは、小ぶりな幅38.5mm(リューズ除く)のケースです。ケースは小ぶりですがラグからラグの全長は46mmとちょうどいい長さがあります。厚さは11mmとこれも薄めです。いつも言ってますが170mmの僕の細腕にはこれくらいのサイズがちょうどいいんです。クロノグラフによくある43mm超えのケースなんか、僕が着けると腕に金魚鉢をくくりつけたようになってしまいます。ダンディな僕(自称:だれも言ってくれないので)としてはこれは許せません。ただ、もう少し厚くてもいいのかなとは思います。裏蓋が薄くてなんとなくチープに感じるからです。
サイズはいいのですが、他にもチープに感じる部分は多々あります。ベーシックラインだから仕方ないとは思いますが。
例えば、ダイヤル外周の分厚いチャプターリングです。今回のSND367は黒なので少しマシですが、前回の白のSND363は、隠れて目に付かない機械部分に使用するスペーサーのように見えて実際興ざめしてしまいます。これ、写真ではなかなかわかりません。実物を手にして初めてわかるチープさです。
つぎに、針の細さです。たしかにバランス的にはこれでもいいのでしょうが、白も黒も(特に白)老眼でなくても指し示す時刻が目に入りません。それでなくてもゴチャゴチャしたクロノグラフのダイヤルの中で針は見えないのです。ピッカピカのクロムメッキされた針は周囲の光を受けてダイヤルに溶け込んでしまいます。白く見えるルミの塗料だけがたよりです。
また、ケースですが、これもピッカピカ。ピッカピカでもいいんですが、正直言って高級感のないピッカピカです。
もちろん、このクラスに高級感を求めるのは間違っていると思いますが、無理にチープに見せることはないと思うのです。
全体的にもほんのり薄っぺらいチープ感があるのは否めません。仕上げのまとまりがいいだけに、なおさらそう思います。
ベルトは腕に装着してしまえば、さすがセイコー。見た目はいいのですが、着け外しするとバックルも部材も感触も音もチープ感満載です。
ま、いろいろ文句言ってますが、SND367君の名誉の為に言えば、この値段内でこの仕上がりはさすがではあるのです。実際すばらしいと思います。
スピードマスターと比べてみたって、ほらそんなに違いはないやんか!?

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そこでほんのり薄っぺらいチープ感をなんとかしてみよう!と思ったが・・

計画は、

1. まずピッカピカのケースをつや消し(自称ヘアライン加工)にして、装飾感より機械感を出す。
2. 次ぎにベルトを手持ちの少しいいものに替える。
3. そして、少しお金はかかりますが、いつものようにミネラルガラスをサファイヤに。
4. 最後に、手間はかかりますが、一年くらい前に紹介した同じムーブメントのパイロットSND255と時分針を交換する。(実は、SND255、いろいろいじったのだけど、花紺のダイヤル色と朱色の計測針の相性がどうも気になって使っていなかったもの)
SND255の針は形は違いますがSND367よりも一回り太いものがついています。これに替えれば視認性が良くなるかなと。
以上の4段階。

1. ケースのつや消し

標題に・・・と思ったが・・と書きましたが、このつや消しが・・失敗やったかな?と思った由縁です。原因はやり過ぎたこと。過ぎたるは及ばざるの典型かな。
見た目はそんなに気にならないのですが、写真にしてみると、「ただキズつけただけやんか」みたいになってます。
ま、ゆっくり時間かけて磨きなおそかな。とは思っています。・・・取り返しはつきませんが。
いつものように風防をマスキングしてケースのみ「3M のスコッチブライト・さび取り用工業用パッド」を当てたのですが、力を入れすぎたかな。
自己責任という言葉をかみしめています。
(この工程の写真とビデオをホンマ苦労して撮影してたんやけど、ほんの不注意から消してしもた。残念。)

2. ベルトの交換

NATOタイプもいいけど、今回はタイコノートのステンレスブレスとハドリーローマのMS881を選びました。
ハドリーローマの革バンドはこちら➡ WatchStrap-Selection 一度見てね!
正直ここまでの段階で一気に雰囲気は変わります。
もともとこのクラスのセイコーの時計はベルトを替えるだけでも一気に雰囲気が変わります。
加えてケースの無駄な艶を消したことで機能的な機械感が出て一層「虚飾を排した男の時計」感が出たと思います。

3. サファイヤクリスタル

腕時計の風防ってガラスをいいものに替えるとこんなにイメージが変わるのかと思うくらい見た目の雰囲気が「きれい」系に変化します。
今回も、クリスタルタイムさんからARコーティング青着色、フラットなサファイヤクリスタルです。標準のミネラルガラスよりも少し厚めでベベル状にカットされたものを選びました。(実は他に選択肢がなかったから・・)
ベベル状のカットで厚み感とチープだと指摘したチャプターリングを目立たなくさせるのが目的です。
ここまでの結果がこれ、

SDN367_03SDN367_04
作業前と比べてみると・・・
SDN367_02
さて、腕に着けるとこんな感じ。SDN367_05

4. 最後は針の交換

前回悪戦苦闘した針の交換ですが、今回は新しい剣抜きと明工舎の剣押さえを買ったので万全だ!と思いきや、やはり悪戦苦闘の時間が待っていました。針を水平にキチンと入れるのはほんと難しい。特に老眼の目と震える指ではなおさらやね。少しコツはつかんだ感じはするけど。(実は新たに買った剣抜きが失敗でした。やっぱり工具は安物はアカンね。この件、腹が立つので後日詳しく書いてみたいと思っています。)
さて、とりあえず今回の最終形です。時分針がはっきり見えるようになりました。なかなかいいね、いや、かなりいいね!と満悦です。

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動画はこちらで

こちらは針を交換したパイロットSND255の現在の姿。

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こちら、オリジナル

オリジナルの計算尺ベゼルをいじっている内に色落ちはさせるは、キズは付けるは、あげくへこませてしまうはで、結果つぶしてしまったようなもので。しかたなく、ダイバー用のペプシ色のベゼルインサートを付けてあります。
今回の針交換のついでにセンタークロノ針を朱色から黄色に塗り替えました。おもちゃっぽいけどなかなかいいでしょ。
こうして見ると交換した時分針はやっぱり細いね。
今度、針とベゼルを替えて、原型がわからないほど違う物にしてやろう!と思っています。

あ〜今回も目が疲れた。目が疲れると肩が凝る、肩が凝ると歯が痛くなる、歯が痛くなると頭が痛くなる、頭が痛くなると目がしんどい・・・。悪循環やな。しばらく続きそうやな。ちょっと休もかな。(ぐちゃぐちゃ言い訳せんと早よ仕事せい!仕事せんと遊ばれへんぞ。さっ、気合い入れて仕事、仕事。)

SEIKO SNK805K2 モディファイ 針交換!

いつもの手順で(今回は)半分程度磨いて、サファイヤクリスタル投入!
そして針の交換に挑戦するぞ!

過ごしやすい、いい季節になりました。僕は梅雨前のさわやかな今の季節が大好きです。電気代もかからんしね。
ただ、黄砂とPMがいけません。酷い日には喉と鼻と目がつらくて頭までボ〜っとしてしまう。これはアカン。ホンマしんどい。
さて、
805_xx僕の腕にはちょうどいい37mmケースにミリタリー調のON・OFF問わず使える見栄えのいいダイヤル、誤差も気にならない程度の高性能で信頼できる7S26オートマチックムーブメント、防水もちゃんと生活防水で普段起きうる水濡れなら充分安心、しかも比べようもなく低価格。ちょっと磨けばきっと大好きになるSNK。黒ダイヤルの809・ベージュの803に続いて緑の805のモディファイです。( https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000LTAY1U/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

ケースは磨き半分に!

今回はダイヤルが緑(カーキ)なのでピカピカにはしないで、ケースの磨きは半分程度、サンドブラストみたいな処理のケース全体をステンレス磨きクロスで軽く磨いて綺麗なつや消しに、ベゼルとラグ部分のみコンパウンドでもっと磨いてグロスに近い感じにしてみました。これなら手作業でできます。

風防はサファイヤクリスタル・グリーンコーティング

風防はいつものように「Crystaltime」さんから、ダブルドームARコーティング。今回はグリーン着色を選択。( https://crystaltimes.net/
実際、標準装着のフラットなミネラルクリスタルの風防を、ダブルドームのサファイヤクリスタルに交換するだけでこの時計は見違えるようによりいい時計になります。

今回はもう一段階、針の交換に挑戦!

選んだ針はシンガポールの「raffles-time」さんから7S26ムーブメント用の「Custom Merc Hands for 7S26 Diver Citizen Seiko Submariner Watch」ロレックスサブマリーナなんかがつけているようなベンツ針です。ちゃんと夜光が施してあります。
http://www.ebay.com/itm/152106598650?_trksid=p2057872.m2749.l2649&ssPageName=STRK%3AMEBIDX%3AIT

届いた針はこちら。

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分針が裏向いています。夜光はこんな風に塗ってあるんやね。

で、ケース磨き・風防/針 交換後はこちら。

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ベンツ針の存在感と、分針・秒針がオリジナルのアルファ針より長く、それぞれがちょうど秒のインデックスに届き少し高級な時計に見えるようになったと思います。

黒ダイヤルの809と比べるとこんな感じ。

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針だけでちょっと大人っぽい雰囲気・・出たかなぁ?

805のカーキダイヤルは、809の黒ダイヤルに白針のはっきりとしたコントラストより、どうしてもコントラストが弱くなるのでメリハリに欠けるところですが、針が大きく、長くなったことでいい感じのメリハリを持てたかなと思います。老眼にはこの上なくありがたい仕上がりです。
バンドはSEIKO-5 にピッタリ!ハドリーローマMS906の黒。シャークグレインの控えめなエンボスが施された白スティッチのおしゃれなバンドです。(4,050円WatchStrap-Selection を見てね!)

屋外ではこんな感じ。

805_04

それにしても針の交換がこんなに難しいとは思わんかったよ

針を抜く道具は持っていたけど、安い中国製の時計修理セットに入っていたもので、肝心の針の根元に潜り込ませる爪が分厚くしかも鋭さのない代物で、まず針を外すのに一苦労。
新しい針を付ける剣押さえって道具があるけど、作業を舐めてた僕は他のもので代用できると高を括り購入せず。
これが失敗やったのか、なかなか針を水平に着けることができず、結果針の根元は傷だらけ。ま、ルーペで見ない限り見えんと言えば見えんようなものやけどね。
一見水平に着けたつもりの針も、少しでもゆがんでいたりすると、それぞれの針が交差する時に干渉したり、時針がダイヤルのマークに当たったり。
これでできた!って一応リューズで12時間くるくる回してテストして、よっしゃ完成!と思っていたところが、数時間すると秒針が止まっていて、原因は、しっかり装着出来ていない、あるいは上下左右いずれかにゆがんで水平が出ていないこと。
やっとしっかり装着出来たと思ったら、あらぬ時間に日付が変わる・・。そうか、長引く作業時間のせいで12時位置がくるったんや・・。またやり直しやんかぁ・・。(おかげで、偶然やけど、なんと0時ちょうどに日付がパチンと変わるデイジャストになった。幸運は巡ってくるもんやね!)
なんと、4回やり直して、知らん間に文字盤にキズまでつけて、やっと24時間順調に動いてくれたという始末。やり直せばやり直すほど部品が傷み、精度が出なくなるジレンマも乗り越えて、まる二日もかかってしもた。(作業自体は延べ2時間くらいかな)
いやいやまだ安心はできん。なにしろずぶの素人作業、しかもろくな道具も使ってない、いつ、衝撃で針が外れるかわからん。
まぁ一週間もったら大丈夫かな?と、今お試し中です。

しかし、道具は大切やね。腕時計のサイトによく「悪い工具は愛用の時計にキズをつけるよ」って注意があるけど、その通りやね。道具はそこそこエエもん使わんとあかん、としみじみ感じた次第です。
今度は剣抜きと剣押さえ、よく選んで、きっちり道具揃えて再度挑戦したいと思っています。
そのとき、道具の違いについても書き置くつもりです。

805_01

いろいろあったけど、一応もくろみ通りの仕上がりではありまして。ね、いい感じって思いませんか?
あ〜、こまかいもん見過ぎて目疲れた。

動画はこちらで

P.S.
実は掲載の写真はやり直し二度目の時点のもので、よく見ると、ベンツ針(時針)がゆがんでいるのがわかります。写真は正直やね。この後、分針と時針が干渉し秒針が止まりました。
ホント難しいもんやね。
それと、「raffles-time」(e-bay)から買った針、到着まで3週間かかった。かかりすぎやろ!っと問い合わせしようと思ったその日に届き、なんとその翌日に同品が再び届いた。海外で返品手続きも邪魔くさいし、しゃーないからお金払ったけどね。相手の答えは「thank you!」だけやったわ。なんか、日本とちゃいますな。

37mmケース、細腕にピッタリ! SEIKO SNK803 ケースを磨いて風防を交換する! MODIFY 計画 その5

週間天気予報では今日が今週の寒さの底ということだったけど、さほど寒くもなく過ごし易いいい天気。日も徐々に長くなって梅も咲き春めいて、なんとなく気分も上向きになる季節ですね。ただし何の花粉かはたまた黄砂などの微粉かわからないけどアレルギーの僕は少し憂鬱。でもやっぱり春はいいね。

ここ数ヶ月時計を少しいじる(大きくはいじれないのでこちょこちょ小さな)モディファイに凝ってしまってるのですが、以前「セイコー5/SNK809K2 一番安い機械式時計。最良のエントリーモデル!」で紹介したSNK809の兄弟、ベージュの文字盤を持つSNK803のモディファイです。
なにしろこのセイコー5、実売価格8,000円くらいととてもお値打ちな時計です。実際商品はケースにも入れてもらえずビニールの袋に入って納品されます。これが少なくとも3万前後の時計の見栄えになればしめたものですよね。

SNK803、上品でカジュアル、小ぶりなドレスウオッチにするぞ!

機械自体の詳しいことはSNK809の記事を見ていただくとして、モデイファイはSNK809同様風防の交換とサンドブロストのようなつや消しケースを磨いてピッカピカにすることです。SNK809もそうでしたが803も上質な革バンドと合わせると見違えるほどいい感じになるはずです。しかもベージュの文字盤なので上品さもでそう。
それに、大きな時計ばかりが目立つ最近の腕時計の中でこ37mmケースはセンスの良さが光ります。細腕の人には貴重な存在だしね。
ON/OFFいつでも使える少しカジュアルなドレスウオッチのようにすることを目論んでいます。さて、成功するかな。

パーツは

風防はおなじみのクリスタルタイムのサファイアクリスタルダブルドーム、色は緑を選びました。
バンドはハドリーローマMS906のブラウン。

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このバンド、とてもいいのでバンド販売サイトWatchStrap Selectionで扱い予定です。★
僕がしばらく付けてみて、なおイイと思ったら扱います。興味のある方は見てね!

総費用はほぼ8,000円! ええっ?時計と同じくらいか!(遊びにしたらちょっと高いんちゃう?)
でも思い通りの仕上がりになれば絶対お金に換え難い満足感があるはず、です。

作業開始!

ざっと作業の工程を紹介します。
まず裏蓋を専用の工具で外します。

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ねじ込み式の裏蓋なので工具の爪を裏蓋の溝の幅に合わせて噛み込ませ左回しで外れます。

次にリューズを外します。

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オシドリを押さえて引き抜くと簡単に外せます。

ムーブメントを取り出します。

mod05ムーブメントはプラスチックのスペーサーを介して結構しっかりと収まっているので、ピンセットや針で慎重に浮かせてやってから、裏返すと、ポトンっと外れます。ただし時分針・秒針に触れないように注意してね。

風防を外します。

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圧入器具を使って風防を外します。(過去のMODIFY計画を見てね)
新しいサファイアクリスタルの風防(左)と外した風防(右)の比較。サファイアはARコーティングされているので色が違いますね。また、標準の風防はフラットなミネラルクリスタル。新しい風防はダブルドームで少し膨らんでいます。ちょっと高級感があります。

ケースをひたすら磨きます。

mod08僕はリューターを使って、今回はゴム砥石と荒キズ・小キズ取りのコンパウンドを使いました。
磨き始めは2000番くらいかな?ペーパーを使ってもいいと思いますが、仕上げにはコンパウンドがいいです。
リューターで適当なツヤを出したら、やはり最後は手磨きで。こつこつひたすら磨きます。
ただし、完全な鏡面仕上げには僕の素人の道具とスキルでは無理があるようで、若干ツヤ消しの感じが限界です。
「あ〜、もう限界、これ以上できん」と思ったら終了。新しい布でケースを綺麗にし、洗剤や水で洗い、最後に自然乾燥させます。

組み立ては分解と逆の手順。今回説明は省略します。(過去のMODIFY計画を見てね)

さてバンドもつけて出来上がり!

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磨きに若干?のムラがあるものの、パッと見にはわかりません。
全体の印象とすれば”大成功!”かな。いい感じです。
僕がなによりありがたいのはこの時計(黒のSNK809も含めて)、視認性がとてもいいことです。老眼の裸眼でも小さなダイヤルなのに時間を読み違えることはありません。ほんとうに素晴らしい視認性です。
加えて周囲17cmの僕の細腕にはちょうどいいのです。
上質なサファイアクリスタルの風防の輝き・透明感もあって、使ったお金以上の価値にはなったと思っています。

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先日、もう仕事をリタイアした友人が遊びに来て僕の事務所の幾つかの時計を見て、一番気に入った、欲しいと言ったのが実は黒のSNK809でした。自身も舶来を含めていい時計を幾つか持っていて、僕の時計の20万円クラスのものも含めた中での選択です。パッと見では値段はわかりません。いいものはいいんですよね。

’’若くて安サラリーマンで結婚したて、嫁のお腹には赤ちゃんがいて、しかも東京勤務で高家賃、最悪の経済状態のなかで肉好きの父親を招いて焼き肉をした。金がないので当時安くて旨い肉のあるダイエーへ行ってグラム800円のロースとカルビを各150gくらい、あとはグラム250円のハラミ800gくらいを買って、その時「播重」の肉しか食べない父親が「これは旨い」とハラミばかり食べていたことを思い出した。当時ダイエーは肉を目玉にしていたのでいい肉安く売ってました。最近イオンで肉買うと失敗多いよね。ま、どうでもいい話やけど、値段にかかわらずいいものはいいということです。(「播重」は大阪道頓堀にある有名な肉屋です)’’・・ああ、分厚い肉食べたい・・・

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ともあれ、今回のMODIFY、当初の目論見は大成功ということにします。

完成動画はこちら

今度は SKX009 ベゼルを交換するよ! MODIFY 計画 その4

一昨日北のある国が我が国のEEZに4発のミサイルを撃ち込んだ。由々しき事態やね。どこやらの小学校の用地払い下げ問題なんかより国民生活に大きな危険が迫ってるかもしれんのに、国会、野党、なにしてんのかな。
トランプ、慰安婦、正男、北の某国、わがままな西の強大国、なにやらまとまりのない隣国、トクアだけでなく東アジア全体がなにやらおかしくなってきてるのに、のんきなことです。
という僕ものんきに時計いじってます。

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前回のSKX007のベゼル交換がオリジナルとは別物みたいになったもののオリジナルとは違う良さが出て、自分なりに満足したものだから(MODIFY 計画 その3)今度はSKX009のやってしまおう!ということなのですが、前回のSKX007はブラックでどちらかといえばシックな感じなので、今回は少し派手にしようと思います。

少し不安があるけど・・

ペプシ色のネイビーボーイ・SKX009。本当は僕の一番のお気に入りなので、オリジナリティをそこなうのは少々不安。また、今回つけようとしているオレンジのベゼルインサートもつけてみないと、いいか悪いかわからないのも不安。と、不安だらけの出発です。
ま、あかんかったら元にもどそう。という気持ちで始めます。

早速作業

対象のSKX009、「MODIFY 計画 その1」で風防をサファイアクリスタル・ダブルドーム・ARコーティング(青)に変えているので、今回はベゼルの交換だけです。
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SKX007同様ベゼルは「クリスタルタイム」さんのコインエッジベゼル(エッジはシングル)、インサートは「kontrolsports!」さんのオレンジのプラネットオーシャン風インサート。
バンドは絶対お勧めのハドリーローマMS851サドルレザー、色は明るくライトブラウンのTAN。

このバンド、こちらで売ってます! 国内の他より安いよ!興味があればご覧ください
なんと言っても、モディファイの第一歩はバンドの交換やからね!

まずベゼルを外します。

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ベゼルとケースの隙間にナイフをこじ入れて外しますが、とても危険です!! 滑っても手を切らないようナイフの刃の位置関係を吟味して、念のため(気休めかもしれないけど)作業用の手袋をして作業します。自身がなかったら絶対にここでやめることが大切です。
ベゼルと本体の間にラチェットのリングが挟み込まれています。弱いものなので取り扱いに注意!

ベゼルパッキンを外します。

skx009mod03交換用のベゼルにはパッキンが附属していません。なので、今のものを流用するために慎重にはずします。
ベゼル内側の溝にゴムの輪[パッキン]がはめ込まれています。これをはずして、新たなベゼルの同じ位置の溝にはめ込みます。これをキチンとやっておかないと、ベゼルの回転がうまくいかず、また、ベゼルパッキンを破損する恐れもあります。
注意深く作業。

ラチェットリングを本体の元の位置にセットします。

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写真矢印の2カ所に位置決めと固定を兼ねた穴がありますので、リングの突起をこの穴に合わせてセットします。

ベゼルを装着します。

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ベゼルは本体に置いて、強く押さえると「バチン!」とはまりますが、指の力では無理なので、圧入器具を使っています。
ベゼルの大きさに合わせたコマを圧入器具の上部にセットして、あとは「バチン!」。
(床か机に雑誌などを置いて、その上にベゼルを仮置きした本体を逆さまに置き、体重をかけて押すと「バチン」と入りますが、今回の時計は風防をドーム状のものに変えているので、これが邪魔をして体重ではめ込むことはできません。)
ベゼルの回転を確認したらほぼ完成です。

あとは、ベゼルインサートを両面テープで貼り付けます。

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ベゼルに附属している両面テープを貼って、ベゼルを貼ります。この時、12時位置と、インサートのマーカーがピッタリ合うようにしなければなりません。
今回はオレンジのインサートに不安があったこともあって、後で外すことも考えて附属の両面テープは使わず、市販の薄手の両面テープを3カ所に貼って止めています。

ハイ!これで出来上がり。

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不安も解消!

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できあがってみると、どうかな? 僕はとてもイイと自賛しています。
オレンジのインサートはアルミベースですが、環境の明暗に影響されて綺麗な濃淡を演出するし、危惧していた深いネイビーの文字盤との相性も悪くありません。ハドリーローマのバンドの色も明るく、「遊びに行く時には絶好やな」と感じています。
でも、ここまでやると、今度は針をオレンジに変えたいね。それも時針か分針どちらかだけ。ヨボキース(セイコーのモディファイパーツの専門店?SEIKOBOYの逆読み?)とかで売ってるとか。探してみよ。安かったら針の交換に挑戦してみます。

完成動画はこちらで!

HADLEY ROMA WATCHBAND 販売始めました。

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販売用サイト作りました!
ぜひ一度ご訪問ください。お待ちしています。