HOMEMADE WATCH その後

関係ないけど桜の開花日のはなし

毎年3月のこの頃、日差しに暖かさを感じる頃になると、気になるのが桜の開花日です。
以前も書きましたが、2月1日からの日ごとの平均気温の和が400℃を超えるたら桜が開花するそうです。
そこで気象庁のページから大阪の平均気温の記録をとって、足りない部分は過去の平均値を入れて計算してみると、

sakura_kaika

大阪では3月17日となりました。
ちょっと早過ぎるかな?これでは入学式には葉桜になってしまってるよね。
ちなみに日本気象協会の予想は3月22日です。
早過ぎるというのは2月の気温が例年より高かったからですね。温暖化?異常気象?・・わかりません。
さて、3月17日。当たるかな?

昨日までは良い天気だったので春の桜の話をするにも気分が乗っていたのですが、今日はあいにくの天気で・・・。この辺でサクラの話はやめといて・・・

この場をお借りしてザ・デストロイヤーさんのはなし

そうそう、ザ・デストロイヤーさんが亡くなったとのニュースがありました。
もう40年以上も前の夏のことですが、フェリーに乗って友人2人と北海道へ2週間の車の旅に出ました。
たぶん網走から紋別へ向かう国道で、昼食に立ち寄ったドライブインの芝生の庭にザ・デストロイヤーがいて、大きな体でソフトクリームを食べていたのです。もちろんマスクのまま。
求めたサインにこころよく応えていただき、一緒にソフトクリームを食べて、しばらく伝わらず、かみ合わない会話をしたのを覚えています。
マスクからのぞくほほえみをたたえ本当にやさしそうな目元が今でも印象に残っています。
いいおじさんでした。
旅の途中、エンジントラブルで二日間をつぶしたり、進路指示不履行で反則切符を切られたり、普段はない台風で足止めをくらったり、さんざんなめにもあった旅の中で、最高の思い出をもらいました。
心からご冥福をお祈りします。

また、前振りが長くなってしまいましたが、

パーツを寄せ集めて作った時計のその後

これまで、歩度調整くらい出来ると思っていたのは大間違い。
あれはビギナーズラックやったんか?
ムーブメントをいじるのはやっぱり難しい。

去年の5月にムーブメントを(ミヨタまがいの中国製?)に替えた「寄せ集め自作ウォッチ」のその後です。

before

ムーブメント交換時の精度計測のとおり、非常に正確(日差+10〜-5秒位)に動いてはいたのだけれど、ある日偶然気付いたことがある。
腕に着けたまま手首を振ってローターを回すと、ほんの1秒ほど秒針が止まってしまう。すぐに再び動き出すんやけど、強めに時計を振ったり、チョットした衝撃を与えたら、必ず1秒ほど停止してしまうことに気付いてしもた。
理由も、原因も分かりません。
普通に生活してたら、多少激しく腕を振ることもあるので、一日に数秒は止まっているってこと、なんかな?
これに気付いてしまうと、これは気持ち悪い。腕を動かした時反射的に時計に目がいってしまう。あかん、気になる。
ということで、MADE IN JAPANのミヨタムーブメントを新たに購入し、改めて付け替えることにしました。

ついでに、文字盤と針も「見やすさ優先」で見栄えの違ったものにすることに。
仕上がりはこちら。

IMGP5636

「兎に角、見やすさ優先」の目標は達成したかな? なかなかエエね・・。と思っていました。
が、しかし、一日たって時刻を見ると、なんと、40分くらい進んでる。「なんや、これ?」ってなことです。

IMGP5631

確かに「MIYOTA」の彫り物があるし、間違いなくミヨタ製やと思うのですが、よく見直すと、「ANAJUSTED」の文字があるではありませんか。これって、未調整ってことやね。そうか。と納得。・・・いやいや、それにしてもすすみすぎやろ・・!

仕方なく、僕にとってはあの微妙で時間のかかる歩度調整をすることにしたんやけど、スマホアプリのタイムグラファーではまともな計測ができないような状態。

IMGP5633

目処になるものがないので、五里霧中にいじっている内に、たぶんイライラしてたんやろうね、ヒゲゼンマイを壊してしもた。しもたぁ・・・・、と思った時は後の祭り。折角買ったムーブメントはもう動いてはくれません。
(バランスホイール自体はパーツで購入できるので、いつの日かヒマと根気のある時に、バランスホイールの交換に挑戦してみようかな。)と、自分を慰めながら、もとの中華ムーブメントに再交換するはめになってしまいました。

ムーブメント自体をいじるのは難しいね。改めて実感した次第です。
と、時間とお金のかかった顛末の末、現在に至っています。

改めてこの寄せ集め時計を眺めてみて・・思いついたこと。

IMGP5641

インデックスが円形のマーカーの文字盤って、サブマリーナのように回転ベゼルのついたダイバーに多いタイプですが、こうやって普通のケースに入れてもなかなかカッコイイですよね。
もともと良好な視認性が求められるダイバーのために設計された文字盤だろうから、見やすいのは当たり前で、これがなにも飾りのないベゼルの中にあるのだから、なおさら視認性はいいし、ん〜カッコもいいし。
そこで、今度、大好きなセイコーファイブ、細腕にピッタリ小ぶりなSNK80xのケースにSKX00xの中身を入れたらカッコいいんじゃなかろうか?と思っています。
現在準備中。やってみたらまた報告しますね。

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