大抵は家にあると思うモノを利用して革ベルトを新品みたいにきれいにしてみた。
手元・足元は大切ですって話を前にしたと思う。
時計自体を手垢まみれにせず、きれいに拭いておくのは当たり前だと思いうけど、革ベルトはどうですか?
手入れします?実際しない人が多いのではないかな。
せっかくきれいな時計をしていても、ベルトが古びてくすんでいたら台無しですよね。
着けている自分もときめきが無くなるとか、飽きるとゆうか・・。
そこで、家庭になら大抵はあると思う革靴の手入れ用品を使ってベルトを磨いてみました。
見違えるほどきれいになるよ。(写真ではわかりにくいのが残念ですが・・)
サンプルはこんなベルトです。茶色のカーフ型押し。セイコーの時計に標準で付いていたものです。
この長い方を磨いてみます。使うモノは、左から普通の不織布、使い古しの歯ブラシ、革靴用のクリーム(色の付いていないもの)革靴用のブラシ(靴墨がついていないもの)です。
まず、指でクリームを少量つけます。ほんと少量でOKです。
クリームが革に染みこむまで(指の抵抗を感じるようになるまで)よくこすります。
その後、適当な大きさに切った不織布でひたすら磨きます。上下左右斜めに力を入れず軽く何度も何度も艶がでるまで磨きます。と、こんな感じ(左)。右は処理前の短い方。
最後に仕上げ。靴用のブラシを、これも軽くなんどもかけていきます。細かい所と全体の最後の仕上げに歯ブラシをかけます。
艶が戻ったら仕上がりです。短いのと比較するとこんな感じです。
表面のヒビはどうにもなりませんが、少しましになったような感じです。
所要時間は10分〜15分位(布とブラシの磨きに時間をかければかけるほどいいようですが)かな。
革ベルトは、時間と共に潤い・しなやかさ・艶を失っていきます。使っていなくても放置していると同じことです。新品のベルトでも、最初に、そして定期的に今のような処理をしてやると長持ちします。
今着けてる革ベルトが古びていたら、是非試してみて。たまには日頃の働きに「ご苦労さん」って感じで。きっと見違えるから。