SKXの裏蓋に見る、「日本はいいなぁ」

これは北斎ですか?

SKXの裏蓋には大波がデザインされています。
”津波”だとか”葛飾北斎”の絵だとか言われているようです。
SKXが人気の米国のレビューを見ると、ほとんどが津波って言っていますが、少数のサイトは葛飾北斎の神奈川沖浪裏がモチーフだと言っています。神奈川沖浪裏は世界的に大変有名な絵*だからか、結構よく知っている外国人が多いようです。

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セイコーが本当のところ何を意図したのかは知りません(どなたか教えていただければと思います)。でも、もし北斎なら、本当に日本に生まれてよかったと思うのです。
ほとんどのダイバーウォッチの裏蓋には「海」をテーマにした独自のデザインが施されていますが、海にまつわる生物やダイビングを連想させる道具、擬人化された動物なんかがほとんどで、古の画家が描いた「名画」がモチーフになっているのはこれだけではないでしょうか。
これだけで文化のにおいはしませんか?
1831年頃描かれたひとつの絵である芸術作品が、2世紀ほどの時を経てなお現代の精密機械のイメージをになっているのです。
現代の新しいものに古い伝統の文化が連綿と受け継がれる。
これだけで日本はいい国だと思いませんか?

世界的に有名な日本の古い庶民の絵が、世界的に人気の日本の新しい庶民の製品に活かされている。
日本文化のすばらしい歴史を感じれば、この時計を腕にすることにも誇りを感じることができます。

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神奈川沖浪裏 葛飾北斎

*葛飾北斎は1900年代多くの海外の芸術家に影響を与えました。ロートレック、ドガ、マネ、エックマン・・・、画家だけでなく、バカラ社やアヴィランド社の器・食器などにも影響があり、交響楽の「海」はドビュッシーが神奈川沖浪裏から発想を得て作曲したとも言われています。最初のレコードジャケットにはこの絵がそのまま使われています。

※この絵をアドビ:イラストレータで再現したベクターデータや高画質なJPEG画像を以下のURLからダウンロードできます(有料です)。興味のあるかたは是非。
http://www.ngart.gr.jp/illustmaterials/illust/fugaku36.html

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